メインの日泰対抗戦はケンスワンが完勝！空位の日本ウェルター級王座決定戦はキック留学生のリカルドが初戴冠！！～新日本キックボクシング協会『WINNERS2018 2nd』

　5月13日東京・後楽園ホールで開催された　新日本キックボクシング協会『WINNERS2018 2nd』ダブルメインのトリは日本フェザー級王者の石原將伍がムエタイの権威あるラジャダムナン、ルンピニースタジアムに次ぐBBTV元ランカーのケンスワンと対戦。石原のパンチもヒットするが、離れてはミドルを蹴られまくり、接近戦では首相撲、膝で動きを封じられ判定敗けとなった。
　もう一つのメインは王者・渡辺健司が返上して空位となった日本ウェルター級王座決定戦で、1位・政斗と3位・伊原道場アルゼンチン支部のリカルド・プラボが対戦。1Rからお互いアグレッシブに打ち合う好勝負は3Rリカルドの肘で政斗がカットされ2度のドクターチェックが入る、後がなくなった政斗は打ち合いに出るが4R、3度めのドクターチェックでストップがかかり、リカルドが初戴冠。2017年4月日本の伊原道場本部でプロデビューして７戦無敗で日本王座を獲得した。

■　新日本キックボクシング協会『WINNERS2018 2nd』　
日時：2018年5月13日（日）16:45開場　17:00開始
会場：後楽園ホール
主催：治政館
認定：新日本キックボクシング協会
後援：東京スポーツ／ＮＰＯ法人国際キックボクシング文化振興協会

＜第13試合ダブルメインイベント　日泰国際戦59㎏契約3分5Ｒ＞
●石原將伍（日本フェザー級チャンピオン／ビクトリー）
　判定0-3(二者46-50,46-49)
○ケンスワン・サシプラパー（元ＢＢＴＶスーパーバンタム級４位／タイ　２０歳　７５戦５０勝２５敗）

無名だが最近までＢＢＴＶランキングにはいっていたケンスワンは石原を圧倒して完勝、ムエタイ選手の層の厚さをみせつけた。

＜第12試合ダブルメインイベント　日本ウェルター級王座決定戦3分5Ｒ　※王者渡辺健司選手の王座返上により＞
●政　斗（日本ウェルター級１位／治政館）
　4RTKO 1分41秒 ※肘カットによるレフェリーストップ
○リカルド・ブラボ（日本ウェルター級３位／伊原道場アルゼンチン支部）
※リカルドが新王者

お互い小気味よく攻撃を繰り出しローキックのヒット数で上回った政斗がペースを握りかけていたが、リカルドが肘でカットしてTKO勝ちをおさめた

勝利者インタビューでリカルドは日本語で感謝の弁を述べた

＜第11試合セミファイナル　日本ライト級ランキング戦3分3Ｒ＞
●永澤サムエル聖光（日本ライト級１位／ビクトリー）
　3RTKO 2分40秒 ※バック肘によるカット
○内田雅之（日本ライト級２位・元日本フェザー級王者／藤本）

ランカー対決は永澤やや有利に進んだ展開だったが最終3R内田のバック肘で永澤はカット、そのままドクターストップで内田が逆転勝利をおさめた。

＜第10試合59㎏契約　3分3Ｒ＞
●新　人（ＷＢＣムエタイ日本統一フェザー級チャンピオン／ＮＪＫＦ・Ｅ.Ｓ.Ｇ）※35戦22勝12敗1分(5KO)
　判定0-3(三者28-29）
○皆川裕哉（日本フェザー級４位／藤本）

日本ランカーの皆川は序盤からアグレッシブに攻め、2R左フックでダウンを奪う、3Rは巻き返しにあうがダウンポイントを守り抜き、上位選手であるＷＢＣムエタイ日本統一フェザー級チャンピオン新人を判定で下した

◇ちびっこキック 90秒1R
結城優（治政館）vs. 花澤一成（市原）
谷川奨真（治政館江戸川）vs.柴崎優太（J.S.K.）

＜第9試合日本ミドル級　3分3Ｒ＞
○今野顕彰（日本ミドル級１位／市原）
　判定3-0(三者30-28)※今野は1R右フックでダウンを奪う
●齋藤智宏（覇王初代スーパーウェルター級王者／Ys.kキックボクシング）

＜第8試合日本フライ級ランキング戦　3分3Ｒ＞
●幸　太（日本フライ級２位／ビクトリー）
　判定0-3（29-30,28-30,28-30)
○空　龍（日本フライ級５位／伊原道場新潟支部）

＜第7試合日韓国際戦　55㎏契約　3分3Ｒ＞
○馬渡亮太（日本バンタム級２位／治政館）
　1RTKO 1分10秒 ※首相撲からボディへの膝蹴
●チェ・ジェヨン（韓国）

＜第6試合　日本バンタム級ランキング戦３分３Ｒ＞
△阿部泰彦（日本バンタム級３位／ＪＭＮ）
　引分1-1(30-29,29-29,28-29)
△田中亮平（日本バンタム級６位／市原）

＜第5試合日本フライ級　3分3Ｒ＞
○細田昇吾（日本フライ級３位／ビクトリー）
　判定3-0(二者30-27,30-28)
●山野英慶（日本フライ級／市原）

＜第4試合63㎏契約　3分3Ｒ＞
○興之介（日本ライト級／治政館）
　2RTKO 1分51秒 ※パンチ
●内田将仁（日本ライト級／Ys.kキックボクシング）

＜第3試合　日韓国際戦58.5㎏契約３分２Ｒ＞
○瀬川　琉（日本フェザー級／伊原道場稲城支部）
　判定3-0(二者20-17,20-18)
●イ・サンウ（韓国フェザー級／韓国）

＜第2試合日本ウェルター級　3分2R＞
○モトヤスック（日本ウェルター級／治政館）
　2RKO 1分59秒
●秋山勇太（日本ウェルター級／INNOVATION・真弘館）

＜第1試合日本ライト級　3分2R＞
△又吉淳哉（日本ライト級／市原）
　引分0-1(19-19,19-19,19-20)
△安川侑己（日本ライト級／志村道場）

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2018
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