マット界舞台裏’12年04月05日号新K1総会ノア黒社会+記者脅迫 WWE殿堂

 プロレス界や角界と反社会勢力の繋がりは昔から公然の秘密。ファンでさえ全く交際がないと見ていなかった。
 しかし実際、プロレスリング・ノアが同団体の幹部と暴力団関係者の交際を認めそれを公表するとショックと驚きを隠せなかった。さらに疑惑の目は他団体にも向けられた。
 果たして胸を張って「ウチは一切関係ありません」と言い切れる団体は存在するのか? また、どの程度の繋がりなのか? 業界の裏側まで知り尽くしている井上譲二記者の証言に耳を傾けてみよう。

 ノアにとって団体幹部と暴力団関係者の交際が世間に知れ渡ってしまったことはまさに死活問題。今後、さらに傷口が広がれば日テレG+の放送打ち切りやスポンサー離れも起こり得る。
 しかし、井上記者によると、今回の大スキャンダルは新日プロや全日プロにとっても「対岸の火事」ではないという。それは暴力団絡みの問題ではなく、プロレス不況に関係しているからだ。新日プロだって、全日プロだって、このプロレス不況の状況は苦しい。その苦しい状況を乗り切るために、どうしても避けられないことだってある。だからこそノアの二の舞になりかねないのだ!

 レスラーが暴力団関係者から脅かされたことは過去に何度かあったという。アントニオ猪木絡みではかなり有名な話もいくつかあるが、やはり昔は怖い世界だったようだ。
 では、プロレス界と密接に関わっているプロレス記者が身の危険を感じたことはなかったのか? 
 実は90年代に1度だけあった! 脅迫されたのは『週刊ファイト』編集長時代の井上譲二氏ではなく、プロレス記者としては有名なあの男。これはほとんど知られていない話である!

 2011年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2011』は、メガトン級の独占スクープだ。約1年前の3月6日、両国国技館での『ZERO1・10周年記念大会』でデビューした橋本真也さんの忘れ形見・橋本大地について書かれた記事を振り返る。
 デビュー戦でいきなり蝶野正洋と対戦という破格の待遇を受けた大地。しかも第2戦で早くももう1人の闘魂三銃士・武藤敬司と対戦したことを覚えているファンも多いと思う。このデビューするなり蝶野、武藤と連戦することによって、大地はスター街道を突き進むことを義務付けられたようなものだ。
 この武藤戦、暗礁に乗り上げていた事を知っているのだろうか? それをすっぱ抜いたのが井上記者なのだ。その理由はぜひバックナンバーをご覧あれ! 今も敷かれたスターレスラーというレールを必死に進んでいる大地を見る目が少しは変わるかもしれない。


今年のWWE殿堂者を全員紹介。リック・フレアー、アーン・アンダーソン
伝説ユニット、フォー・ホースメン。井上記者との貴重なショット
ミル・マスカラスと寺内記者。貴重過ぎる写真も抑えているのが舞台裏
R指定スター、エッジのプライベートショット
Y’ZD GYMにも出稽古にきている後藤眞暢
『THE SUPER KICKBOXING T.N.T.1st2012〜真樹日佐夫追悼興行〜』

 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、メガトン級の独占スクープだ。3月29日(木)、なにか突然の朗報ニュースのような恰好でK-1推進チームなる名義のリリースが配信、2012年に7つの大会を開催すること、賞金総額200万ドル(約1億7000万円)の世界大会であることを発表している。
 計画によると、5月27日にK-1 World MAX『2012 K-1 RISING!』を、スペインのマドリード(会場Palacio Vista Aletre)で開催するらしい。なんだか鋼鉄神ジューダス・プリーストの復活降臨劇のような大会名が素晴らしいのだが、果たしてこれでイイのか? 表の情報をわいわい騒ぐだけの連中を後目に、27日に開催された株式会社EMCOMホールディングスの『第38回定時株主総会』を検証するのが取材ジャーナリストの役目であろう。もちろん、この火曜日の総会を表面上は乗り切ったからこそ、木曜日の発表にこぎつけた格好になる。ただし、本当に「やれんのか」となれば、そうは問屋が卸さないのが世の常だ。
 ここからが格闘技ジャーナリスト、タダシ☆タナカの独占取材である。

 それに付随し、3月23日にロシアで行われたゴールデン・グローリーの大会『GLORY WORLD SERIES』の詳細も記事にしている。

 3月25日(日)東京・大森ゴールドジムサウスアネックスにて、昨年末にNKB(日本キックボクシング連盟)から離脱したAPKF(アジア太平洋キックボクシング連盟)の独立後、初興行となる『THE SUPER KICKBOXING T.N.T.1st2012〜真樹日佐夫追悼興行〜』が開催されたが、この貴重な試合レポートも収録。真樹日佐夫先生、追悼興行として行われたこの大会は、メインは日本対アフリカ対抗戦という珍しいもの。格闘技ファンなら垂涎の記事だ。

世界最大のプロレス祭典レッスルマニアに向けいよいよ盛り上がるWWEマット。その前日に行われるWWE殿堂だが、今年、殿堂入りした全選手の紹介も行っている。アメプロに強い『マット界舞台裏』ならではの貴重は資料企画だ。

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼反社会勢力との繋がりが一切ないと言い切れる団体は存在するのか?
▼ノアの大スキャンダルは、新日プロや全日プロにとっても対岸の火事ではない!?
▼あるプロレス記者が○○○から脅迫された!?

<アーカイブス2010>
▼ゼロワンが橋本大地をスター扱いするあまり、夢の対決がご破算寸前に!

<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼3・27K-1グローバルEMCOM株主総会「利益供与じゃないのか」検証
 Text by タダシ☆タナカ
・K-1 2012クライマックスはニューヨーク大会!?
・君はライブドアの崩壊劇を覚えているか?
・利益供与じゃないのか?
・有価証券報告書
・Aオーフレイム「K-1がUFCを破った」とネット上で知られています!?

▼3・23GLORY WORLD SERIES ダイナモ・スポーツ・パレス
・モスクワ発キック&総合リング露出リングガールGLORYロシア爆発
・エロ自慢8連勝、IGF王者ジェロム・レ・バンナ3度ダウンさせ圧勝
・前に出たセーム・シュルト 2度ダウン奪うも手負いギドン根性耐え
・セルゲイ・ハリトーノフ横綱勝負x悲哀と激情の戦士マーク・ミラー

▼3・25THE SUPERKICKBOXING M-147〜TNT1st〜真樹日佐夫追悼
 Photos & Text by 紅闘志也
・試合情報も報道されない謎の団体 実はチャンピオン多数プロキック
・虎宇輝xクイントン・アレンサ 日本アフリカ対抗戦貴重試合
・工藤勇樹x涌井忍 コンビネーションからの肘・膝を上手く判定勝
・土屋忍xヒロ天羽 土屋の完勝も天羽の闘志でダウンは奪えず
・後藤眞暢x小澤 徳明 右ストレートTKOで下し出稽古の成果を見せた
・森山和哉x斉藤輝 森山が出場してくれた心意気は称えたい

▼WWE祭典直前2012年WWE殿堂(WWE Hall of Fame)全選手紹介!
・ミル・マスカラス 説明不要の仮面貴族メキシコ人初快挙
・エッジ R指定のスーパースター 過激大人の恋愛ドラマブレイク
・フォー・ホースメン フレアーを中心とした格好いい大人ユニット
・マイク・タイソン もっとも有名なボクサー 波乱万丈の鉄人
・ロン・シモンズ 黒人初世界王者 黒人レスラー地位向上偉業
・ヨコズナ 巨漢レスラーとして世界王者に 名門サモア人脈
・『レッスルマニア28』迫る!超大物参戦衝撃来年カードも続々!?

▼タブー満載企画【海外情報局.134】
WWE祭典直前 ジェリコやり過ぎ挑発 ホーガン新GM ペドロシアン快勝
・祭典直前『WWE RAW』ロック人気!ジェリコ CMパンク恥部暴露!
・新GM任命!?ハルク・ホーガンTNAバックステージ方針論争渦
・ヘビー級T決勝悪夢の不戦勝『ベラトール 62』ライト級T熱戦続く
・Mビスピンに続け!イングランド新星トム・ワトソン防衛『BAMMA 9』
・『Oktagon 2012』"ザ・ドクター"G・ペトロシアン Aキシェンコに勝利

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K-1地獄、T-1終、殴られ屋、新日xIGF+全日両国
オカダ政権、大阪興行、外人招聘+石井宏樹
全日両国、T1、勝敗予想考、関西、NPW、銭ゲバ
木谷暴走!?、蝶野解任、REINA、武藤限界、K-1王
珍しい武藤の激怒、IGF王座の挑戦者難、SMASH、浜田、HERO
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マット界舞台裏'12年04月05日号新K1総会ノア黒社会+記者脅迫 WWE殿堂

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