マット界舞台裏’12年03月22日号オカダ政権大阪興行外人招聘+石井宏樹

 オーナー交代によって新しく生まれ変わりつつある新日本プロレス。それを機に20年以上に渡って続いている複数スター制から、単独エース制に変えるという情報も飛び交っており、ますます新日マットから目が離せなくなってきた。
 もちろん、新生・新日プロの単独エースの最有力候補は現IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ。1・4東京ドームでの凱旋試合で浴びたブーイングを実力で吹き飛ばしたオカダなら、このままファンを掴みながら防衛記録を伸ばして行けば、その地位はゆるぎないものになりそうだが、最大の難所はやはり○○との防衛戦だ。

 新日本プロレスが2月29日の戦略発表会において明かした、来春の『ワールド・リーグ戦』復活。企画そのものは“時代錯誤”であっても、出場メンバーとカード次第で大人気を博す可能性も秘めている。
 言うまでもなく成否のカギを握るのはリーグ戦に参加する大物外国人だ。新日マットの場合、棚橋弘至やオカダ・カズチカなど日本人選手は、人気・実力が揃った選手がズラリといるだけに、あとはいい外国人がいるかどうかが大事になる。
 そんな時、米マットのある人物が井上記者に超大物・○○○○の日本再上陸を示唆したという。新日マットに上がるとは限らないが、あの男ならファンが高い入場料を支払ってでも見てみたいと思うカードがいくつもある。

 馬場・全日本プロレスと猪木・新日本プロレスがシノギを削っていた昭和時代から「大阪に強い」と言われてきた新日プロ。それは平成になっても変わらず、今では両団体の観客動員数に4対1くらいの開きが出ている。
 第2のプロレス・マーケットである大阪の興行人気を高めたら全日プロの経営はグンと楽になるはずなのに、なぜジャイアント馬場も武藤敬司も大阪大会にテコ入れしなかったのか? そのワケを今、井上譲二記者が明かす。

 2011年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2011』は、ちょうど1年前に起きた東日本大震災の影響で、プロレス界にも深いダメージを残したことについて記した記事。
 「東北地域に甚大な被害をもたらせた大震災の影響により東日本における主要団体の興行が相次いで中止および延期になったのは周知の通り。しかし、スマッシュ3・18後楽園ホール、ドラゴンゲート3・20両国国技館など首都圏の大会まで中止&延期を余儀なくされたことは各団体にとって想定外だった」という様に各プロレス団体は大会中止を余儀なくされたが、特に深刻だったのが、全日本プロレスで、その真相に迫ったのが井上記者なのだ。
 この号には同じ大災害、阪神・淡路大震災時のプロレス界秘話も収録されており、時代に節目である震災一年後の今、改めて読み直すのも悪くないだろう。


石井宏樹が快挙を成し遂げた新日本キック3・11『MAGUNAM28』
新星ジョニー・オリベイラなど他の試合も舞台裏情報たっぷり
3・11パンクラス新旧交代アテナに16歳紫乃ヴァンフース参戦
コスプレ対決手塚基伸x曹竜也を制したら友情が芽生えるの図
TKの弟子ウェルター級鈴木槙吾が勝利のムーンサルト
3・11 ガッツワールド佐藤光留&小川内潤x田村和宏&梁和平
ガッツ石島はインディのレインメーカー?20万円分配の意義と意味

 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、ムエタイ500年の歴史の中でタイ人以外の外国人王者が防衛戦に成功した事がないという。その奇跡を達成したのが、3月11日後楽園ホールで行われた新日本キック「MAGUNAM28」での石井宏樹の防衛戦だ。この試合、そして大会の全容を、なんと石井と2度に渡り激戦を繰り返した紅闘志也が密着レポート。この歴史的快挙を改めて振り返り、石井の偉業を振りかえるのは当然として、次はタイでの防衛戦を口にした石井に今後、夢の対決が待っているかもしれないという秘密情報までしっかり押さえた永久保存版だ。

 現在、日本の総合格闘技界において、DEEP、修斗とならんでビッグ3という感じで充実した大会を連発しているパンクラスをレポート。いまやプロレスリング・ノアだけでなく、パンクラスのディファ有明で、3月11日に行われた3月大会では、ウェルター級、バンタム級の2大タイトルマッチが行われ、王者、挑戦者がそれぞれ死力を振り絞って激戦を展開。勝利の女神はどちらにほほ笑んだのか?そしてタイトルマッチ以上に注目されていたのが、パンクラスアテナのみならず、日本の女子格闘界を引っ張ってきら“最恐姉さん”ことWINDY智美の引退試合も収録。最後の相手としてWINDY自ら希望した石岡沙織を相手に、いかに“最恐”を伝承したのか?最後の雄姿をしっかり確認して欲しい。

 高木三四郎や佐藤光留が参戦して、豪華な大会になった3月11日ガッツワールドの試合レポートも掲載。知名度の高い選手を招聘しただけでなく、彼らとガッツワールド勢が意地と意地のぶつかり合いと相乗効果もあって充実した大会だったのだが、北千住・シアター1010ミニシアターで行われた事もあって、ほとんどのプロレスマスコミが取材していないこの大会を『マット界舞台裏』がほぼ独占で取り上げている。これ以上ない貴重な記事、他では見られないDEEPなものになっている。

 ハッスルの後続団体として、発足当初はいつ活動停止になるかと危ぶまれていたものの、メジャー団体に迫る勢いを見せたSMASHだが、突然の活動停止。3月14日に後楽園ホールで行われた最終興行もしっかりレポート。この2年間で急激に成長した選手達への思い入れたっぷりに未来志向で語るプロレスの全て。そして、TAJIRIの次は?プロレス好きにはたまらない企画となっている。

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼オカダ・カズチカは新生・新日プロの単独エースとなれるのか?
▼米マットの超大物が日本再上陸を示唆!?
▼なぜ全日プロは、馬場も武藤も大阪大会にテコ入れしなかったのか?

<アーカイブス2011>
▼地震の被害が最も大きかった全日本プロレスが再び団体存亡の危機に!?

<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼新日本キック3・11「MAGUNAM28」後楽園ホール大会炎上
石井宏樹ムエタイ王座に就いた外国人としては初のタイトル防衛成功
 Photos & Text by 紅闘志也
・石井宏樹xゲーンファーン・ポー・プアンチョン 積極的に攻める
・ムエタイ王座に就いた外国人としては初のタイトル防衛に成功快挙
・試合後マイクで敵地タイでの防衛を語った石井 統一戦はあるか?
・紅闘志也は1999&2001年に石井宏樹と対戦 活躍は励みになって
・江幡塁xペッダム・チューワッタナ 無敗の連勝を16に伸ばす
・試合前の花束贈呈はウルトラセブン アンヌ隊員役のひし美ゆり子
・喜多村誠xベッカーセーム・ユタギ 3R開始早々戦意喪失気味
・内田雅之x拳士浪 王者としての貫禄を魅せた 振り切り完勝
・松本芳道xジョニー・オリベイラ 上位進出は間違いないだろう
・渡辺健司x竹若佑輝 2Rの衝撃!肘でカットし、TKO勝利

▼3・11パンクラス ディファ有明
・執念・佐藤豪則39彷彿アームバー引照点3度目ウェルター級王座防衛
・起一は勝ってたが。師匠を彷彿、アームバー仕掛けの印象点で佐藤
・石渡伸太郎バンタム級王座防衛、赤井太志朗今回は見切られる
・日本在住ジョン・ショレス、高藤正和下し7 戦全勝F級王座に挑戦か
・コラボ入場日本コスプレ手塚基伸スナイパー、曹竜也ドクターストップ
・川原誠也、沼倉雄太下すもレフェリーが止めた後も殴り川村社長説教
・「幸せです!」WINDY智美引退試合アテナ牽引、"最恐"伝承石岡沙織
・美形伝承は現役女子高生16歳の紫乃ヴァンフース、プロ・デビュー戦

▼3・11ガッツワールド悪魔同盟主催『悪魔ワールド 2012』北千住興奮
〜最強決定トーナメント+CMLL認定KO-Dタッグ選手権試合
 Text & Photos by A-rex
・CHANGOxアミーゴ鈴木 いつもタッグを組んでいる二人がやり合う
・円華x悪魔同盟マシン 8割方攻めのマシン敗北でさらに壊れた(笑)
・松崎和彦&山本SAN&&バンジー高田&梅沢菊次郎 ガッツ若手軍
・吉野達彦&山田太郎&翔太&ばってん多摩川 混成軍は戦力不足
・CHANGOxミクロ 自分よりはるかに小さなミクロ相手はやりにくい
・ガッツ石島x円華 デーモンボムさく裂!ガッツ問答無用の勝利
・佐藤光留&小川内潤x田村和宏&梁和平 やはり最後は体格差か
・ガッツ石島xCHANGO 見事な優勝 GWC挑戦権と20万円を手にした
・高木三四郎&高尾蒼馬xガッツ石島&山田太郎 ハイテンション
・プレミアムな大会 コツコツやってればいつかはいいことがある

▼3・14 SMASH FINAL〜卒業Keep Wrestling Classic謎かけは続く
 Text & Photos by いっせい
・約2年間駆け抜けたSMASH 最後になる後楽園ホール大会に密着
・木藤拓也&紫雷美央x土肥孝司&雫あき 二人は結局仲直りせず
・矢郷良明&中川ともか&オブライエンx田島久丸&真琴&黒潮二郎
・朱里&Mentallox華名&ウルティモ・ドラゴン 最後はアサイDDT
・マイケル・コバックxキム・ナンプン&リン・バイロン 雪辱を果たす
・児玉ユースケxKUSHIDA 新日本でもまれて実力がアップ見せつけた
・TAJIRI&AKIRAxスターバック&大原はじめ 久々の「ムイビエン」
・SMASH終焉の挨拶をして「NEXT」がある TAJIRI 4方に礼をして終了
・酒井代表が挨拶「SMASHは封印します、第二章はやりません」

▼タブー満載企画【海外情報局.132】
WWE音楽対決 TNA孤立王者 ミルコ引退興行衝撃 ブアカーオ失踪秘密
・WWE歌合戦 ロック貫録勝 ワル学博士J・シナ意味があるのか?
・四面楚歌ボビー・ルード TNAダーティ綱渡り 復活Mr.アンダーソン
・独占ブアカ―オ失踪事件の真相 センチャイ会長からの現地報告
・クロアチアの英雄ミルコ・クロコップ引退興行有終の美!判定勝ち
・フェザー級新王者Pカラン ベラトール60 Mサンドロ見事一本勝
・インド新興MMA大会『Super Fight League 01』野獣サップ秒殺負

★一緒にカートに入れて合わせて読めばさらに楽しめる!
全日両国、T1、勝敗予想考、関西、NPW、銭ゲバ
木谷暴走!?、蝶野解任、REINA、武藤限界、K-1王
珍しい武藤の激怒、IGF王座の挑戦者難、SMASH、浜田、HERO
選手稼ぎ、新日値段、SMASH解散、戸井マサル
新日売却徹底検証、秋山と長州の因縁、大日本
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マット界舞台裏'12年03月22日号オカダ政権大阪興行外人招聘+石井宏樹

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