マット界舞台裏’12年05月24日号K1激震ノア黒幕新日戦略渇+kick総浚い

 アントニオ猪木オーナー時代の新日本プロレスに代わって今やスキャンダル王と言われるようになったプロレスリング・ノア。一連のスキャンダルの根元は仲田龍氏(元GM)だが、関係者やファンの大半は、いまだに彼が院政をしいていると見ている。
 それが事実なら治外法権のマット界でも容認できないが、井上記者は「現在の仲田氏は平社員に等しく、ほとんど発言力を持っていない」と言い切った。もちろん、それなりの根拠があっての発言だ。

 スキャンダルが発生したとき、団体は警察沙汰にならない限り隠そうとするし、プロレスマスコミも真実を書かない。しかし今はネットの時代。ヘタに隠しごとをすると何を書き込まれるか、そのほうが怖い。業界内のウワサが独り歩きしてそれが真実と思われてしまうケースもある。
 だから、多少のことなら本当のことを発表すれば良いのだ。その典型が○○の退団理由である。人気急上昇だったあの選手の突然の退団に驚いたファン、関係者は多かったはずだ。

 昔の新日本プロレスはマーケットを独占すべく、いろんな手段を講じてライバル団体を潰しにかかったものだが、時代や会社の体質が変わって今は共存共栄主義。積極的に選手の貸し借りを行うだけでなく全日プロとの合同興行(?)まで決めてしまった。
 しかし、そんな平和的な戦略に異論を唱えるOBが……井上記者も「彼の言っていることは正論」と言った。絶好調の新日プロだが、敢えてOBは「喝」を入れた!

 去年WWEで巻き起こったCMパンク革命のように、アングルではなく現実として団体に強い不満をもっており、離脱する可能性が高かったCMパンクが、その心情を番組中にマイクアピール! これが「本当に団体と喧嘩するのではないか?」という期待感から大きな話題なったのを覚えているファンは多いだろう。  今週の2011年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2011』では、去年そうした現実の不満をリングの抗争とシンクロさせて盛り上げようとして尻つぼみになった、ノア5・8有明コロシアムで起きたKENTAの仲田龍GM(当時)に対する退陣要求という“事件”の裏側に迫った記事を振り返る。
 


新生K-1のEPに就任した魔裟斗だが前途は多難か!?
5・12『BOXFIGHT』第8回大会 本間隼人x西田勇人&大江至x三島勇樹
5・13新日本キック協会『BRAVE HEARTS 19』より
蘇我英樹xルンラウィー・サシプラパー&江幡塁x志朗

 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、巻頭は当然、FEG倒産、K-1 エグゼクティブプロデューサー就任発表記者会見を受けたK-1最新事情をジャーナリスト、タダシ☆タナカが入魂の総力取材。遂に表舞台に姿を現したK-1 グローバル金健一(キム・ゴンイル)会長へ単独突撃インタビュー、そして新生K-1と対立しているゴールデン・グローリー総帥バス・ブーンの独占インタビューと、他では絶対に読む事が出来ない驚愕の記事になっている。

 今週の3大キック大特集も豪華。元国際式日本ウェルター級6位(28戦18勝(9KO)7敗3分 A級トーナメント優勝)その後、主に魔娑斗とのスパーリングを経てシルバーウルフジムからキックボクシングに転向して格闘技イベントIKUSAでデビュー、RISEを中心に参戦していた戸田拳士(リングネームは拳士/本名は憲士)が旗揚げし、統括プロデューサーを務める ボクシングスタイルの新格闘技『BOXFIGHT』(ボックスファイト)の第8回目大会が2012年5月12日 東京・新宿FACEにて開催されたが、この注目大会をしっかり記事にしている。

 続いて19回目となった5月13日の新日本キック協会 治政館ジム主催の「BRAVE HEARTS 19」後楽園ホール大会もレポート。ダブルメインの最終13試合では先月4月8日千葉・市原大会で保持する東洋スーパーフェザー級王座を防衛した蘇我英樹(市原)と2009年5月31日に蘇我を敗っている泰国BBTVフェザー級王者のルンラウィー・サシプラパーの再戦など正統派キックボクシングの試合から国際戦、タイトルマッチ、交流戦と見応えのある大会となった。

 ベルギーでは、IT'S SHOWTIME大会が日本でもJスポーツで中継された。魔裟斗が日本語版の解説なので、真夜中でも見た方は多いのではなかろうか。SHOWTIMEから写真の提供を受けたので、ダニエル・ギタの見えないクロス以下、こちらの大会も誌上再現している。

バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼仲田龍氏は今でもノアを取り仕切っているのか?
▼ウワサが独り歩きしている○○の退団理由
▼新日プロの平和的戦略に、OBから「喝」!

<アーカイブス2011>
▼“本音の部分”を採り入れていたKENTAと仲田GMの場外バトル

<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼K-1 運営会社FEG 破産宣告の波紋
 Text by タダシ☆タナカ
・新生K-1オーナー 上場会社EMCOMホールディングスとは
・東京地裁の被告・谷川貞治FEG破産請求 「K-1決別宣言」矛盾
・訴訟番号、判決の主文、理由 FEGの断末魔

▼バス・ブーン独占インタビュー2弾「EMCOM は国際商標権未取得だ」
 独占インタビュー by タダシ☆タナカ
・未公開部分追加&補足+背景と考察

▼K-1 グローバル金健一(キム・ゴンイル)会長ついに表舞台〜魔裟斗
K-1 エグゼクティブプロデューサー就任記者会見+突撃独占質問敢行
 取材・文 タダシ☆タナカ
・英語にてキム会長を直撃、会見中になかった話を聞き出した内容とは
・笑劇ドキュメントFEG 破産 EMCOM 株ストップ安 K-1 グローバル会見

▼パンチのみの新格闘技『BOXFIGHT』 第8回大会KO狙いの試合連続
 Text by 紅闘志也 試合写真:A.Komatsudaira
・5・12新宿FACE パンチのみ(バックハンドブロー含む)を有効攻撃
・本間隼人x西田勇人 本間の勢いは止まらずダウンを追加でKO勝利
・大江至x三島勇樹 大江が一撃KOで年齢を超越した強さを見せた
・英二x吉田武生 身体も1回り小さい 英二を2回倒し1RでKOした
・平林隼人xMASANORI 先に当たったもの勝ちのようなスリリングな試合
・臼井秀一x戦闘民族克己 今回のKOはダウンも覚えてないと言うくらい
・岡田祐一xクラウド箕輪 4戦4勝連続KOとし、次戦にも期待がもてる

▼5・13新日本キック協会『BRAVE HEARTS 19』江幡塁×志朗がMVP
 
 蘇我英樹はリベンジならず惜敗
 Text by 紅闘志也 試合写真提供:A.Komatsudaira
・蘇我英樹xルンラウィー・サシプラパー チャンピオンを返り討ちに
・江幡塁x志朗 志朗の大応援団によって花束贈呈でも大行列
・宮本武勇志xバアシイル コオスタディノブ 宮本の圧勝となった
・渡辺健司x大塚隼人 右ストレートでダウンを奪い完勝
・翔栄xノンガン・サシプラパー ダメージを与えきれずドローとなった
・ジョニー・オリベイラx福岡直也 偶然のバッティングで左瞼をカット

▼5・12 IT'S SHOWTIMEベルギー 新エース ダニエル・ギタ貫録KO勝利

▼タブー満載企画【海外情報局.141】
Bレスナー訴訟 TNA女社長スキャンダル キング・モープロレスへ
・WWEJシナ離婚 3年連れ添い元妻 ホーガン離婚裁判弁護士契約
・TNA PPV『TNA PPV Sacrice』好評価 B・ルード最長王座保持記録
・キング・モー TNA&ベラトールFCダブル契約 王様二足の草鞋へ
・『UFC on Fuel TV 3』衝撃一本勝ち"コリアン・ゾンビ"J・チャンソン
・北米MMAの雄ベラトールFC 68回大会は日本馴染み選手明暗
・野獣ボブ・サップ連敗記録更新中!5・12ポーランドMMA大会KSW

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仲田龍悪、OBトロント、レスナーWWE復帰の理由、SB持続
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