運命の戦い4・16リアルジャパン初代タイガーマスクx齋藤彰俊「蛇は何度も脱皮して無限大に」

　3日、掣圏真陰流・興義館で行われた記者会見にて、初代タイガーマスクが4月16日（水）、代々木競技場第二体育館で開催されるリアルジャパンプロレス『STRONG STYLE RETURNS PROJECT』の追加カードが発表。
　初代タイガーマスクは開口一番「貴闘力との練習などでかつてなく調子、体調がイイ」と強調した上で、「そのスピードについていける、ストロングスタイルが体現できる選手として齋藤彰俊選手」を指名。初のシングルマッチが実現することになった。

　両者は昨年11月3日、大阪・はびきのコロセアムで開催された『チャクリキファイティングカーニバル 2013“闘宝伝承～青柳政司東久邇宮文化褒賞受賞記念大会～”』にてタッグで激突。初代タイガーマスクは手ごたえを感じたという。「一発一発に魂がこもっていた。もの凄い選手になる、ただ、遠慮していた。今回の目標はふっきってやること。ちゃらちゃらしてない相手なので、最高の試合になる。天命と思って引き揚げていきたい」と太鼓判だ。

　会見のために名古屋から上京した齋藤選手は「指名されて大変光栄。もし遠慮と捉えるなら実力の奥の深さということ。すなわちタイガーの凄さです。それだけ偉大ということでチャンス、リミッターを外して殻を破ります」と力強い。「小林邦昭、維新軍の経緯があるので”虎ハンター”の血を引いている」とも。
　「リアルジャパンはスタイル的に合っている。自分を出せる場所。いつも”外様”なので常に崖っぷち。まずはこの試合」と気を引き締めた。

初代タイガー「思い切り動きたい。齋藤選手はタフで攻撃力強い。裏には小林邦昭がいる」と警戒！

　齋藤選手の囲み会見もあり、質問で猫好きなので「ネコ対トラなのか」との質問が出たが、「同じ猫科」と答えたのが印象的。「寝ていたかと思えば、準備運動いらずにいきなりジャンプできるのが猫。自分も猫キックを使っている。エイリアンと一緒で、口開けたらもう一つ出てくる」と記者たちを笑わせていたが、「常に生きてやろうとするのが動物。死ぬことは考えていない」と述べる。
　初シングルに「ドーンと来た。嬉しい、充実感があるし、冥利に尽きる。蛇は何度も脱皮して無限大になる。がむしゃらに追いかける立場だ」と結んでいた。

会見の詳細完全版は、マット界舞台裏4月10日号WM白石猪木IGF/TNA/DGUSA 夕陽引退 Pancrase横浜 DTブルーザー
に収録されました。

■　初代タイガーマスクリアルジャパンプロレス
『STRONG STYLE RETURNS PROJECT』
日時：4月16日（水）17時30分開場/18時30分試合開始
会場：代々木競技場第二体育館
詳細：チケット申込（パソコン＆携帯）他コンビニ＆プレイガイド

【追加発表カード】
＜ダブルメインイベント　シングルマッチ　60分1本勝負＞
初代タイガーマスク
vs.
齋藤彰俊

＜ダブルメインイベント　タッグマッチ　60分1本勝負＞
貴闘力、鈴木みのる
vs.
大仁田厚、矢口壹琅

＜タッグマッチ　60分1本勝負＞
藤波辰爾、金原弘光（初参戦）
ｖｓ.
維新力（初参戦）、小笠原和彦（初参戦）

＜レジェンド選手権試合　30分１本勝負＞
スーパー・タイガー
vs.
グレート・タイガー

＜6人タッグマッチ　30分１本勝負＞
百田光雄（初参戦）、折原昌夫、力（初参戦）
ｖｓ.
グラン浜田、ウルティモ・ドラゴン、間下隼人

＜シングルマッチ　30分１本勝負＞
タカ・クノウ
vs.
若翔洋

＜タッグマッチ　30分１本勝負＞
我龍真吾、佐藤光留
vs.
アレキサンダー大塚、柴田正人

＜シングルマッチ　30分1本勝負＞
スーパー・ライダー
vs.
Ｘ

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