週刊マット界舞台裏’11年12月01日号平井悲劇激震”荒鷲”賭博 府中pro

 スーパー・ヘイトこと平井伸和選手の母親が兵庫県警に告発状を提出したことで、ついにTARUとMAZADAが逮捕されたというニュースは、プロレスファンにとってあまりにも衝撃的だった。
 判決の結果に関わらず両選手がレスラー廃業に追い込まれるのは確実だが、今回の逮捕騒動でMAZADAが暴行に加わっていたこと以外に発覚した事実があった!
 その事実を知ってしまうと、余計になぜこんな悲劇が起こってしまったのかと忸怩たる思いがしてしまう・・・

 プロレスファンならば「あのレスラーが全盛期のときに、ガチンコで戦ったら相当強かったはず!」という話題で盛り上がったこともあるだろう。その中で恐らく名前が挙がってであろう“世界の荒鷲”坂口征二氏。「元柔道日本一」の肩書きを持つ巨漢の坂口氏は見るからに強そう。
 昔のプロレスラーの凄さを知っている井上譲二記者は、今の選手と比較して「度胸と根性が違う」と言う。その1つの証として、その坂口氏にケンカを売った日本人レスラーが3人もいることを明らかにした。デカくて強い坂口氏にイチャモンをつけたレスラーとは誰なのか? 「なるほど」というレスラーから「えっ!?」と驚いてしまうような意外な名前まで・・・

 大王製紙前会長の井川意高容疑者(47)が複数のグループ企業から無担保で借り入れた巨額のカネをマカオやシンガポールのカジノにつぎ込んで特別背任で逮捕されたという事件が連日、テレビや新聞で報道されている。
 彼の負けっぷりの良さは庶民にはとても理解できないが、かつてプロレス界にもカジノにハマり、メジャー団体を1つ作れるぐらいの大金をスッたと見られる人間がいる。そのカネを団体運営に使っていたら日本マット界の歴史は変わっていた!?

 2010年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2010』では、プロレス界でもっとも猪木アレルギーが強いプロレスリング・ノアが、IGF12・3 両国国技館大会に潮崎豪、モハメド・ヨネ、青木篤志の3選手を派遣し、ノアとIGFが急接近した背景を振り返る。  『マット界舞台裏』にはきちんと取材しているジャーナリストでしか辿りつけない情報が掲載されていることが、バックナンバーを読み返してもらえば分かるはず。その証拠にこれを読めば、今年の大晦日プロレス事情も見えてくるというものだ。

 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは全86ページの特大号仕様であり、既存の媒体や無料のネット検索では拾えない取材情報がギッシリ詰まっている。横浜アリーナ2連戦を控えて注目の集まるWWEは、映画俳優として確固たる地位を築いたロック様のカムバックという目玉、そしてニューヨークMSGへの凱旋となる、4大PPV大会の一角である『サバイバーシリーズ』を取り上げた。大会の詳細だけでなく、翌日のRAW大会もフォローされているので、日本公演の予習編としても揃えておきたいよう構成されている。


ドルフ・ジグラーは日本ツアーの隠し玉になる
(c) WWE, Inc. All rights reserved.
U-SPIRITS大会より中野巽耀x松井大二郎
天山、西村、Gサスケら新日本プロレス学校同窓会も
バイソン・スミス雄姿(c)Mike Lano
アモン代表&カネック〜謎の府中プロレス徹底特集
寺内1/2兵衛記者秘蔵のルチャ資料も大公開

 金原光弘デビュー20周年記念興行に関しては、すでに別冊ミルホンネット パンクラス新宿 金原弘光U-SPIRITS チャリティSRS M-1チャレンジ稀少にてメインのカードを紹介済みなので重複は避け、他カードの詳細や興行面の話題を取り上げている。

 バイソン・スミスこと本名マーク・スミスさんの急死を無視するわけにもいかない。コロラド生まれ、マイク・モデストとドノヴァン・モーガン+ヴィニ―・マサロの始めたカリフォルニア州ヘイワードにあるAPW(All Pro Wrestling)道場の出身だが、自宅のあるプエルトリコにノアの巡業から帰った途端に亡くなった。

 発売日が井上譲二主幹の体調不良によって一日延びたことを受けて、『武道 掣圏』の2つの記者会見(興義館+神楽坂スタジオ)詳細版も追加収録された。佐山総監の金言や、佐藤光留選手のマット界現状批判は興味深い。

 もちろん今号の最大の目玉は、寺内1/2兵衛記者が渾身の労力を賭けてファイルを完成させた『府中プロレス』大特集にトドメを刺す。帝王カネックの昔の写真も一枚ずつ丁寧にスキャンしてデジタル化、ここに一挙公開されているから、単に大会レポートの収録ではない。他の追随を絶対に許さず、ここまで徹底的にやれるのは本誌だけなのだ。

バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼MAZADAが暴行に加わっていたこと以外に発覚した新事実!
▼あの坂口征二氏にケンカを売った日本人レスラーが3人もいた!
▼プロレス界にもカジノにハマり、大金をスッた人間がいた!

<アーカイブス2010>
▼ノアとIGFが急接近! その思惑は?

<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼11・20 WWEサバイバーシリーズ ニューヨークMSG凱旋
・本拠地NYロック様人気爆発 ジョン・シナ悲哀
・ロック様独り舞台という感じでジョン・シナはサポート役
・ガチ革命CMパンクxアルベルト・デル・リオ王座戦の行方
・怪物抗争マーク・ヘンリーxビッグ・ショ―
・シン・カラは、試合中のトペに失敗し膝蓋腱断裂

▼11・21 RAW ペンシルバニア州ハーシー視聴率3.2%
・ビンス激怒!?WWE内タブー用語プロレスファン、クリック派閥続出
・ケビン・ナッシュがまたもスコット・ホールの名前をTVで出す快挙
・1996年5月19日、MSGハウスショーで起こったカーテンコール事件

▼事件簿:11・16金原弘光デビュー20周年記念U-SPIRITS不穏
・リングス復活前田日明とUインターx藤原組(パンクラス)対抗戦帰結
・当時サンボ王者紹介不滅のダン・スバーン、冨宅飛駈をジャーマン葬
・カッキ―「このままでは終われない」肉体xドラゲー望月成晃のU魂
・新日本プロレス学校同窓会マッチ〜天山、石村、サスケ、池田の青春
・ダブルリストロックという象形記号の記憶ビリー・スコットx中村大介
・試合中鼻血を出す先輩後輩カード"初志貫徹"中野巽耀x松井大二郎

▼バイソン・スミス38歳の死を悼む
・カリフォルニア州APW道場練習生から日本常連外国人へ昇格も訃報

▼12・6新生武道『武道 掣圏』第二回武術大会後楽園ホール直前特集
・日本の威信のため、我が国の思想を賭けて闘う@掣圏真陰流興義館
・無頼の輩ではなかったという1000年精神規定再構築@神楽坂スタジオ

▼カネック親子 ヤマト Nナバーロらで大盛況府中プロレス前夜祭@渋谷
・お色直しで何度もカラフルなマスクをお披露目カネック親子晴れ舞台

▼11・20謎の府中プロレス沸騰 新木場1stリング&永久保存資料
 text by 寺内1/2兵衛
・マヤの大王カネックxヤマト来春マスクとUWA王座賭けシングル戦か!?
・1984年2月12日号エル・アルコン誌カネックxATジャイアント
・写真初公開あの有名な敵前逃亡事件1978年3月30日京王プラザ衝撃
・1979年5月16日の新日本プロレス第2回MSGシリーズでの姫路大会
・1992年夏W☆ING後楽園ホールでのマスカラス組と対決の貴重写真
・ブロディ・ギミックもナバーロとのジャベ対決も魅せた、矢野啓太

▼タブー満載満載企画【海外情報局.116】
TUF日本語 TNA好調 Eアルバレス敗北 皇帝復活 懲りないMハーディ
・UFC登竜門番組TUF注目回2階級トーナメントWOWOW放送開始
・BルードxAJスタイルズ JストームxKアングル TNA新抗争勃発
・ベラトール絶対王者Eアルバレス陥落 Hロンバート皇帝狩り宣言
・皇帝エメリヤーエンコ・ヒョードル連敗脱出 大晦日謎の石井慧戦?
・欧州キック『SuperKombat』好調E・ジマーマン躍進 Aクラウス復活
・マット・ハーディ飲酒発覚 リハビリセンター追放 再逮捕拘束哀

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ヘイト暴行事件の背景と、プロレス界にもいたカジノで大金スッた人物に迫る!

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