ノア11・27有明コロシアムの興行人気が日増しに高まっている。ＧＨＣ＆三冠ヘビー級戦のメジャー２大タイトルマッチが組まれたことがその要因だが、井上譲二記者が関心を示しているのはＧＨＣヘビー級戦のほう。
　今回、潮崎豪の保持するＧＨＣヘビー級王座に挑戦するのはジュニアヘビー級のＫＥＮＴＡ。まさかと思うが井上記者はタイトル移動も起こり得ると見ている。現王者の潮崎もまだ３度目の防衛戦で人気もある。“賞味期限”が切れたから王者を早期交代する必要があるとも思えない。では、ＫＥＮＴＡがこのタイミングで、ヘビー級のタイトルを奪取するという予想には一体、どのような根拠があるのか？

　マット界全体の動きを把握すべく毎週欠かさず『週刊プロレス』を購読している井上記者。裏ネタや批判記事が皆無に等しいため物足りなさを感じているようだが、「連載に関して言えば、なかなか読みごたえがある」と一定の評価を与えている。
　ただし読者にとって全く無駄な連載がひとつあるという。井上記者だけでなく、週プロ読者、果ては週プロ編集部内からも「あの連載はやめたほうがいい」という声が聞かれるようだが、果たして佐藤編集長の反応は？　ひとまず井上記者がその連載をボロクソにコキ下ろした！

　近年プロレス界は自主興行ブームといっていいだろう。団体に所属していないフリーのレスラーを中心に、新木場ファーストリングや新宿フェイスあたりで自主興行を打つ選手は多い。
　また、永田裕志（新日本プロレス）、秋山準（ノア）などのように所属団体の協力を得て、興行を手掛けるレスラーが増えているが、実情は厳しい。年俸ダウンの穴埋めのつもりで打った興行でチケットがさっぱり売れず逆に数百万円も赤字になったというケースもある。自主興行を成功させるにはスター選手をたくさん呼ばなければならないが、そうなると経費がかさみなかなか黒字にならない。
　そんな中、あの男だけは「興行１本で食っていける」ほど荒稼ぎしているという。このご時世に信じられない話だが、井上記者がその男を直撃し、真相を確かめた！

　２０１０年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス２０１０』では、ミスターＩＷＧＰと呼ばれ、いまでも会場人気が高い永田裕志が珍しく会社に対して不満をぶちまけた事件を振り返っている。
　永田といえば新日プロの看板を背負って、今年は全日プロの『チャンピオン・カーニバル』に出場。見事優勝を果たし、敗れはしたものの当時諏訪魔が保持していた三冠ヘビー級王座にも挑戦。８月には自身のプロデュース興行も開催。来年にはレスラー生活２０周年を迎えるが、さすがはアンチエイジングを掲げるだけあって元気いっぱい。
　新日プロ内のベテラン勢を引っ張っていきながら、棚橋や中邑らの高い壁となって新日プロを盛り立てている。そんな新日プロ愛に満ちた永田が、会社批判するとはただごとじゃない！　一体永田に何があったのか？

八芳園・初代タイガーマスク基金設立パーティの模様
『ジャパンプロレス2000』にはGカブキまで来た
SBvs.修斗の対抗戦『SHOOT the SHOOTO 2011』
熊本で行われた『激突4』は豪華ゲストも目玉

　今号のファイト！ミルホンネット編集部担当ページは、まず、先週号に掲載され大反響だった大阪のインディ団体『ジャパンプロレス2000』の四天王寺大学大会をレポート。雑誌、ネットどの媒体でも情報があまりなく、ここまで完璧なレポートは無いと各方面から絶賛の嵐だったが、今号では更に詳細に記事にしている。もはや無視出来ない存在になっていると、東京からザ・グレート・カブキ、グラン浜田が挑戦してきており、これを迎え撃つ大阪勢。全試合ばっちり取り上げており、資料性の高さからも保存せざる得ないだろう。

　八芳園で行われた初代タイガーマスク基金設立パーティの模様も完全収録。とにかくパーティは豪華で、民主党から参議院議員の榛葉賀津也元防衛副大臣、衆議院議員の小泉俊明元民主党副幹事長が出席、他にも著名人が招かれており、その中で、初代タイガーマスクが語った、この基金の真実とは？全てがここで明らかになる。

　そして地方に強い『マット界舞台裏』はプロレスを飛び越え、格闘技大会も網羅。熊本で行われた『激突4』も記事にしている。東京の格闘技シーンは冷めていると言われて久しいが、逆に地方は熱い。桜井“マッハ”速人、渡辺一久、菊野克紀、新田明臣らが来熊入りした事でもその注目度の高さを伺える。メインは壮絶なＫＯ決着、紅闘志也によるヒストリー解説もある。

　勿論、東京で行われた大大会も、ページ数制約のない電子書籍としてばっちり長編にて取り上げている。『SHOOT the SHOOTO 2011』は、格闘技専門記者が、詳細な試合記事でアンディ・サワーのリベンジの経緯と戦術、ＳＢ初参戦でエース宍戸に勝利するという業界騒然のリオン武などのドキュメントは当然網羅。また、他媒体とは一味違い華麗な女子カードにも力を入れており、"特攻天女"藤野恵実ｖｓ."美しすぎる豪腕"MINAのビジュアル対決、RENAの妹分、MIOの可愛すぎるショットなど豊富なグラフ点数でバッチリ収録だ！

　バックナンバーも売上急上昇！　この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

＜今週の見出し＞
▼ノア11・27有明で、ジュニアのＫＥＮＴＡがＧＨＣ“ヘビー級”王座を奪取する!?
▼『週プロ』佐藤編集長に物申す！　あの連載はもうやめたほうがいい
▼興行を黒字にするのが難しいこの時代に、興行１本で食っている男がいる！

＜アーカイブス2010＞
▼永田はプロレスを理解していない！

＜ファイト！ミルホンネット編集部＞
▼11・3 ジャパンプロレス2000 ☆四天王寺大学特設リング豪華絢爛
・第一試合から波乱、反則暴走！河邑嘉哉×岩田芳明
・月面宙返り！藤原卓也、安藤雅生×小仲＝ペールワン、風鴉
・王者タッグ ライジングＫＩＤ、浦野裕太×グラン浜田、梶原大輝
・還暦でも衰えず！グラン浜田こそレジェンドである
・大阪最強タッグチーム守屋&岸和田に関東からグレート・カブキ見参
・守屋博昭、M岸和田×ザ・グレート・カブキ、キラー・ミキーヤ
・キャンパス内を渡り歩き場外戦を展開、学園祭全体を巻き込んだ

▼「子どもたちの未来を作る」初代タイガーマスク基金設立11・4 八芳園
・『初代タイガーマスク基金』が正式に設立
・あの「みなしごのバラード」を歌った森本英世　デビュー曲が200万枚
・『自分は伊達直人であるべき』と自覚したあの頃からの誓い！
・パーティの司会は田中ケロ、もちろん真樹日佐夫先生も御機嫌
・新間寿 進軍ラッパ鳴りやまず！遠藤光男会長も元気な姿を！

▼11・3 『激突4』地方大会の熱気と興奮
　主催：ネクストジャパン 会場:熊本市流通情報会館
　Text by 紅闘志也
・九州、沖縄地域の若手の活性化格闘技大会“激突”シリーズ
・桜井“マッハ”速人、渡辺一久、菊野克紀、新田明臣も来た！
・メインは壮絶ＫＯ決着！勇気×DIESEL
・拳心館・山床修一×グレッグは痛恨のドクターストップ
・貴重資料 紅闘志也による激突ヒストリー大公開

▼リオン武が宍戸大樹から金星!11・6『SHOOT the SHOOTO 2011』
　トリはサワーがトビー今田にリベンジ達成〜SBx プロ修斗豪華対抗戦
　TDCホール
　Text by 編集部 Photos by Katsunori Yamada
・見事リベンジ成功アンディ・サワー×トビー・イマダ
・快挙！番狂わせ！対抗戦メイン 宍戸大樹×リオン武
・攻撃を封じ込めた完勝！鈴木博昭×西浦“ウィッキー”聡生
・観客の拍手があふれる ボーウィー･ソーウドムソン×ドラゴ
・王座獲得後の初試合での痛恨 鈴木 悟×クリストフ・プルボー
・勝利をもぎとった ヘンリー・オプスタル×郷野聡寛
・リングで大の字！負傷不運 松花征也×水町
・延長までもつれ込む接戦 菅原悠次×池上孝二
・MINA×藤野恵実 グラビア写真大人の女性の魅力満開
・西村昌平×内藤大樹 第一試合から白熱の熱戦展開
・RENAの妹分 MIO×井上明日香 可愛すぎる連勝娘のド根性

▼タブー満載満載企画【海外情報局.114】
UFC ムニョス王座戦へ 小見川初勝利 ＷＷＥディーバ大手雑誌表紙
・UFC138 伏兵M・ムニョス流血勝壮絶 小見川4 年越しUFC 初勝利
・地上波進出快挙！UFC on FOX 迫る！究極格闘技UFC 世界戦略
・快挙！WWE ディーバ ケリー・ケリー洋人気雑誌MAXIM 表紙飾る
・TNA 新王者B・ルード悪役転向 元WWE ファームOVW 提携快挙
・元UFC ヘビー級王者揃い踏み 新生ProElite 圧巻ヘビー級バトル!
・WOWOW 生中継！マニー・パッキャオvs.ファン・マヌエル・マルケス

★一緒にカートに入れて合わせて読めばさらに楽しめる！
・ノアでの秋山VSケアの三冠戦は凡戦になる！？
・秋山の三冠初戴冠になぜか祝賀ムードがないノア
・猪木のエース級引き抜き予告は不発に終わる？
・今後の新日プロと全日プロにとって大きな影響を与えそうな１０月の両国大会
・出版不況の中でも根強く売れているプロレス・格闘技本のネタが満載
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ノア１１・２７有明でＫＥＮＴＡがＧＨＣヘビー級王座を奪取すると予想する理由に迫る！

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