週刊マット界舞台裏’11年4月14日号 レッスルマニア圧巻 パンクラス

 今年3度目となるIWGPヘビー級戦(棚橋弘至VS永田裕志)は、4・3後楽園ホールで行われ超満員となる2025人(主催者発表)もの観客を動員した。記者席からは「やっぱり新日プロだけは勢いがあるわ」という声が上がったそうだが、果たしてそうだろうか?
 本当に勢いがあれば恒例化していた2月の両国国技館大会はなくならなかったはず。全日本プロレスが3・21に続いて、早くも6・19に今年2度目の両国国技館大会を開催すると発表したのに、新日プロは今年まで1度も両国大会を開催しておらず、何と8月のG1まで両国大会は行わない模様。
 しかも、両国大会の減少だけでなく、何と1・4東京ドームが消滅するというウワサも飛び交っている。そんな折、ある関係者の口から1・4継続について“仰天発言”が飛び出した! 1・4のプロレス初めは思わぬ形で来年も続く……?

 3・20新日プロ兵庫大会で棚橋弘至とタッグを組んで、小島聡&MVPと対戦したものの試合中に誤爆したのを機に、棚橋一人を残して試合を放棄してしまった後藤洋央紀。すわ、ヒールターンへの布石か? と思われた矢先にに無期限のメキシコ遠征に出された。
 そのため、ある新日ファンが「前回(06〜07年)は武者修行だったが、今回は島流し。あんな大事ことを漏らすからこうなるんだ」としたり顔で言ったという。それが事実なら後藤の再浮上は永久的になさそうだが、井上譲二記者は「そんなバカな…」とこの見方を一蹴した。通常の専門誌媒体では絶対に不可能な究極のタブーを、徹底的に検証した問題作を解禁!

 「オンナ(社長夫人)が団体経営に口出しすると必ずもめ事が起こる」と言われるマット界。その典型が旧・全日本プロレスの分裂騒動だったが、あるベテラン記者は最近、井上記者との長話(電話)の中で「三沢選手と元子さんは本当に憎しみ合ってタモトを分かったわけじゃない。もっと単純な問題」との見解を示した。
 もしあの時、三沢選手と元子さんがケンカ別れせずに三沢選手が全日プロの社長のままだったら、当然ノアが誕生することはなかったし、武藤敬司が新日プロから全日プロに移籍してくることもなかった。マット界の図式は現在と大きく違っていたのは間違いない。「もっと単純な問題」とは一体、どういうことなのか? ベテラン記者の話を再録してみた。

 2010年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2010』では、マスコミ事情と団体との関係について、他の媒体では絶対に触れない部分をズバリ指摘している。ファイト、ゴング、内外タイムスに続いてKamiproも事実上の休刊。これだけプロレスを報じる媒体が減っているのに、会場で見かける記者がまったく減っていないことを不思議に思っているファンもいるだろう。
 そういった記者と団体のズブズブな関係を鋭く指摘する一方、これだけどこも経費削減が徹底される中、海外の大会を取材するある2人の記者について、取材方法を対比している点も井上記者ならではの視点で面白い。プロレスが好きでプロレスマスコミに憧れているファンは必読だろう。

"ストーンコールド"スティーブ・オースチン劇場アンコール
(c) 2011 WWE, Inc. All Rights Reserved.
名誉挽回の鈴木慎吾が梁正基に打撃真っ向勝負を挑む!
開始早々、川那子祐輔のフックに沈むタクミ、あわや秒殺劇?
裸締め一本も、試合が終われば礼を尽くす爽やかな両雄

 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、プロレス界最大のイベント4・3WWE『レッスルマニア27』を大特集。アメプロに圧倒的に強いミルホンネットが、衝撃のラストとなった大会レポートのみならず、決して表には出ない裏ネタも交えて総力をあげて強力記事をお届け。周辺の話題を含めて詳報します。HHHはなんと特別にメタリカの♪For Whom The Bell Tollsでローマ戦士の盾が解かれると神々しく登場、『極悪レミー』ががなるモーターヘッドの♪Gameに繋いでと、全世界のメタルヘッドは興奮の余りちびりそうになりました。
 古吉進一郎からは、現代のプロレスが忘れている殺気ある昭和プロレス、初代タイガーマスクの驚愕エピソードを披露。今のプロレスに物足りない感じがあるのは、こういう事だったのかと目から鱗になるだろう。
 パンクラスは18年の歴史でついに初の女子カードがメインになった! そしてWindy 智美x V.V Meiは期待にたがわぬ好勝負となり、マッチメイクの正しさを実証したのである。この模様を他サイトでは決して触れられない独自のフォロー箇所を含めて、大量のグラフを投入して再現。また、修斗から参戦したベテラン、タクミの活躍など余すところなくレポートしている。ネットで拾えるものとは異なる内容に加え、テレビ中継のカメラが捉えてない部分にも言及してあり、パンクラスマニアは必読であろう。

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼消滅のウワサもある1・4東京Dに仰天の継続プランが!?
▼後藤洋央紀のメキシコ無期限遠征は、島流しなのか?
▼三沢選手と元子さんは憎しみ合ってタモトを分かったわけじゃない!?

<アーカイブス2010>
▼媒体は減っているのに、会場で見かける記者が減らない事情

<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼年間最大の祭典大特集 4・3WWE『レッスルマニア27』徹底検証
・主役ロック様〜観客動員新記録樹立にジョージア・ドームが揺れた
・"ストーンコールド"スティーブ・オースチン劇場ジェリー・ローラー絶倫
・HHHとアンダーテイカー名勝負 19連勝の代償と功罪
・WWE 社名変更の波紋〜「レスリング、レスラー」は卑しいのか?
・Wrestlemania 記録のウソと真実 それでもやはりダントツだった2011年

▼1981年4月〜83年8月の初代タイガーマスク、その秘められた殺気
 by古吉進一郎

▼4・3パンクラスImpressive Tour ディファ有明大会ドキュメント
・Windy 智美x V.V Mei ベストマッチ賞ATENA がVALKYRIEを飲みこむ
・修斗タクミが開始早々川那子祐輔のフックに沈むも裸締め一本
・戦慄!連敗中の鈴木慎吾が危険な男・梁正基を失神させベストKO賞

▼タブー満載企画「海外情報局.83」
WWE 殿堂 E アルバレス防衛 川尻/青木ストライクフォース出陣
・豪華絢爛WWE 殿堂(Hall of Fame)高視聴率HBK 祝福クリック集結
・『Bellator 39』エディ・アルバレス防衛 P・フレイレ豪快膝蹴りKO
・『Strikeforce: Diaz vs. Daley』ディアス防衛戦 川尻・青木北米試練
・M-1GLOBAL 発信;皇帝エメリヤエンコ・ヒョードルがオランダ特訓
・タイ王国首相官邸でThaiFight の記者会見 8・7 有明コロに上陸

★合わせて読めばさらに楽しめる!
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地震の影響により団体存亡寸前(?)の全日プロ
新間寿氏の誕生パーティーに猪木が?
「シュートに強い」と喧伝されている大物ガイジンレスラーの真の実力は?

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ドーム大会消滅のウワサもある中、新日プロが水面下で検討している驚きの1・4継続プランに迫る!
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週刊マット界舞台裏'11年4月14日号 レッスルマニア圧巻 パンクラス

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