週刊マット界舞台裏’11年3月10日号 ロード・ウォリアーズ永遠なれ!

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 タクシー窃盗容疑で逮捕されたNOSAWA論外(フリー)がわずか1日で釈放され、2月24日に東京・新宿で謝罪会見を行った。そこで自ら発表したのは無期限自粛。
 これが他のプロスポーツや芸能界なら不起訴になっても休養はかなり長期化しそうだが、そうはならないのがプロレス界。もちろん、これまでのレスラー生活でNOSAWAが築き上げてきたものがあり、今回の事件でそのすべてがなくなってしまうわけではない。レスラーや関係者の中には「反省してくれれば」という前提で、NOSAWAの復帰に協力を申し出る者もいるだろう。
 ただし、「今回の事件で改めてマット界が治外法権であることが証明されるだろう」と言う関係者は多い・・・

 約1カ月前の2月4日、東京・後楽園ホールで『日本とプロレスにおさらばします』と銘打った引退興行を行った安田忠夫。それ以前に彼は引退後にブラジルに渡って相撲のコーチと普及に努めることを表明しており、これまで安田を支援してきた人たちはようやく安住の地を見つけてくれたと喜んでいた。
 ところが、土壇場になってとんだハプニングが発生!この件はネット上でもすぐに話題になり、様々な意見が飛び交ったが、ここでは井上記者が取材をして得た情報と併せて、今回の騒動を整理してお伝えしよう。

 元『週刊ファイト』編集長・井上譲二氏によると「何10年プロレス記者をやっていても、どうしても見抜けないものがある」と言う。それはプロレスラーの真の実力。
 プロレスがガチンコでなくてもおよその強さは見当はつくはずだが、井上氏は日本のファンが「あの選手はシュートをやらせても強い」と思い込んでいる昔の外国人レスラーが、実はリング外で“小者”にアッサリとKOされたという話を散々聞かされている。そのため「誰が強かったのか、さっぱり分かりません」と答えるしかないのだ。
 では、その「シュートに強い」と喧伝されながら意外に弱かった大物ガイジンとは誰なのか? 今週号の裏メインは次から次へと実名で具体的なエピソードが綴られる衝撃版。暴露記事ではないが、オールドファンにとってはなかなかショッキングな内容になっているかも・・・

 2010年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2010』では、井上記者が先行スクープとして三沢光晴一周忌興行として開催するとお伝えしたものの、結局開催されることはなかったノアの東京ドーム大会について。
 井上記者のスクープを飛ばし記事だったと決めつけるのはあまりに早計だ。自身にはなんの取材能力もないのに、ニュースサイトであるかのごとく勘違いしている輩がいるが、言語道断であろう。井上記者が綿密な取材を重ねていた時点では、ノアは間違いなくドーム大会を計画していたのだ。
 ところが、リミット直前になってノア首脳陣がドーム大会開催に腰が引けるような事態になったのだ。読んでもらえれば『マット界舞台裏』が、ノアに関する取材は圧倒的だということが分かるはずだ。

 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、他メディアに先行してのザ・ロード・ウォリアーズ再検証特集だ。WWE殿堂入りも噂され、アニマル・ウォリアーの自伝も好評な今こそ、タイムリーな企画と言えるだろう。3人の論客がそれぞれの視点でウォリアーズを語ってくれている。
 2・25『SMASH.14』新宿FACE大会も検証。やはりSMASHは面白い。ファンとの交流企画も素晴らしい。ただし、記事には問題提起もあり、他メディアとは一味違うミルホン仕立てのSMASHレポートをお楽しみください。
 ウォリアーズ特集に続き、古吉進一郎が、八百長疑惑に揺れる大相撲とプロレスの関係も斬る!世間的にはどちらも同じと思われているかもしれないが、大相撲の“八百長”とプロレスの“ワーク”は明確に違う。そのタブーに踏み込んだレポートは必見である。

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼NOSAWA論外事件でマット界が治外法権であることが証明される
▼引退して安住の地を見つけたと思われた安田にとんだハプニング!
▼【衝撃!実名公開】「シュートに強い」と喧伝されながら意外に弱かった大物ガイジンとは?

<アーカイブス2010>
▼武道館大会が連続で“不入り”だったノア 東京ドーム大会は中止か!?

<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼ザ・ロード・ウォリアーズ特集
・プロレス歳時記・1985年3月のザ・ロード・ウォリアーズ
 古吉進一郎
・ロード・ウォリアーズ〜その歴史を振り返る
 富井精一
・What A Rush何たる高揚!市街戦士がもたらした肉体革命検証
 タダシ☆タナカ

▼ディアナ旗揚げ記念イベント『井上京子&野崎渚サイン会inT-1』
日時:3月13日(日) 16:00〜17:00まで(終了時間は予定)
会場:チケット&トラベルT-1(水道橋西口&東口下車徒歩2分30秒)
住所:東京都千代田区三崎町2ー6−7 グリーンビル202号

☆2・25『SMASH.14』新宿FACE大会検証
▼朱里はモノが違うのか?女の情念魅せます
・第4試合として組まれた朱里vs.リン・バイロン
・底なし沼と世にも不思議な格闘芸術の神髄とは?
・中山香里のアラビアンルックで再登場の朱里
▼華名、紫雷美央、紫雷イオがいびられる第2試合
・観客のトリプルテイルズ憎しの異様な空気が充満
・男女混合戦:サディスティックな展開の是非を問う
・「泣いてナンボ役者」大家健の定番セール
▼サイボニック・マシーン見参のメインイベント
・ヒール度に磨きがかかってるマイケル・コバック
・KUSHIDAが新日本プロレスにヘッドハント
▼『SMASH.14』打ち上げパーティーの至福
 by いっせい
・スターバック、矢剛良明のギター弾き語り
▼後楽園ホール進出3.18『SMASH.15』一周年記念
 by 大西和義
・KUSHIDAvs.大原はじめメイン発表記者会見解析
・カード・ハンディ付け方を身ぶり手ぶりしてしまったTAJIRI

▼ファン的視点から見たプロレスと大相撲の根本的違い
 古吉進一郎
週刊マット界舞台裏2月24日号に触発されて
・大相撲とプロレスの違いははっきり
・プロレスファンは自覚と自信を持つべきではないだろうか

▼タブー満載企画<海外情報局.78>
スティング移籍騒動裏 WWE神の子契約顔なし ステロイド検査機関拡充
・スティングTNA に電撃復帰!いきなり世界王者 WWE 移籍成らず
・ザ・ロックが7 年ぶりにWWE に帰ってきたぞ! 4・3『祭典』ホストに
・下半身もキング:ジェリー・ローラーがWM に選手として参戦する訳
・WWE が「シン・カラ」(旧名ミスティコ)と契約 メキシコで正式発表
・壮絶ドローUFC 127:フィッチ×BJ ペン ビスピン爆発 福田力無念
・三菱化学メディエンス5 億円設備報道とUFC のJ アーヴィング陽性
・英国BAMMA 5 剛腕デイリーKO 白井を打ち砕く リコ塩漬け勝利

★合わせて読めばさらに楽しめる!
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ハンセンに次ぐラリアットの使い手がいない!
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、「シュートに強い」と喧伝されている大物ガイジンレスラーの真の実力に迫る!
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週刊マット界舞台裏'11年3月10日号 ロード・ウォリアーズ永遠なれ!

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