週刊マット界舞台裏’11年2月17日号 SRC中止問題 2・6パンクラス

 十両力士の八百長が発覚して存亡危機を迎えつつある大相撲。日本の国技だけに各メディアのバッシングは半端でないが、元『週刊ファイト』編集長の井上譲二記者が1番関心があるのは各メディアがプロレスの“その部分”についてどのように表現するかであった。
 すべての媒体をチェックしたわけではないが、幸いながらついでにプロレスもヤリ玉に挙がることはなかった。しかし、世間一般ではプロレス=ショーとの認識であることが改めて分かった。ほとんどプロレスには縁がないようなあんな人やこんな人が、プロレス=ショーであるというような発言をしているのだ。これはある意味で、今回の大相撲の八百長騒動によりプロレスが受けたとんだとばっちりである!

 大相撲の八百長騒動や小沢一郎氏の問題などの陰に隠れがちだが、静岡県熱海にある老舗の温泉旅館『岡本ホテル』を舞台に起きた巨額の詐欺事件は皆さんもご存じだろう。熱海の『岡本ホテル』と聞いてピーンと来たプロレスファンならすでに知っているかもしれないが、この事件のことで一部のマット界関係者が某プロレスOB(元フロント)に疑惑の目を向けているという。
 いまのところ某OBには容疑がかかっていないため名前は明かせないが、もし少しでも事件に関与していたならプロレスのイメージダウンは免れない! ひとまず今回はなぜマット界関係者がその某OBに疑惑の目を剥け始めたのかを、分かりやすく説明しよう。

 90年5月にSWSを設立したメガネスーパーの社長(当時)、田中八郎氏が昨年12月17日に死去していたという(享年71)。
 この訃報を聞いた井上記者も「あんなにエネルギッシュだった人が…」と絶句。しばらくしてから「田中氏ほどプロレスを愛した人はいなかった。SWSにも成功してもらいたかった」と言った。
 いまでは考えられないほど巨額の資金を投入し、鳴り物入りで旗揚げしたSWSがわずか2年で解散に至った真相は? 解散から19年……いま改めて井上記者に検証してもらった!

 2010年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2010』では、普段から裏ネタに定評のある『マット界舞台裏』の中でも、暴露ネタや秘密ネタがてんこ盛りだった号の中から『プロレス記者志願者必読! その実態は“悲惨”なものだ…』という業界関係者には必読の内容だった記事を紹介している。
 なにせこの記事の中では某団体が数年ぶりに支給したというボーナスの金額から、某雑誌で記事を書いた際の原稿料までが赤裸々に書かれているのだ。すべての金額を教えてしまう井上記者には、業界関係者は真っ青になったと思われるが、プロレスファンにしてみれば思わずニヤニヤしながら読んでしまうような内容になっている!

 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、格闘技ネット界でも有名な“ふるきち”こと古吉進一郎さんがミルホンネットに電撃参戦。日本の格闘技界に激震を巻き起こした高島学氏の記事から始まる戦極SRCの抗議、そしてスポンサーであるドンキホーテ撤退問題。この危機に対して痛烈な問題提起を投げかけている。格闘技ファンは、この末期的状況でどう行動すべきなのか?これを読んで参考にして欲しい。
 同じくこの問題に対して、ネット・雑誌などメディアに一切載らないスクープ記事がタダシ☆タナカからも寄せられた。これに関しては、あまりに衝撃的過ぎて内容は一切記載出来ないのでご了承ください。
 2・6パンクラス"IMPRESSIVE TOUR"ディファ有明大会も凄い。豊富な写真と渾身のレポート、選手インタビューを収録。新王者、佐藤豪則だけでなく、減量失敗で試合出来る状態ではなかった近藤有己、マスカラスのコスプレで沸かせたKEI山宮と、パンクラスファンがずっと追いかけていた英雄たちの現在に迫れるのは長年、パンクラスを追いかけていたミルホンネットだけだ。

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼大相撲の八百長騒動でプロレスにとんだとばっちり!
▼『岡本ホテル』詐欺事件で某プロレスOBにも疑惑の目が…
▼元SWS社長の田中八郎氏追悼記事/SWSがわずか2年で解散に至った真相

<アーカイブス2010>
▼プロレス記者志願者必読!その実態は“悲惨”なものだ…

<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼ドンキホーテは格闘技界から撤退するのか
 -企業に左右される日本格闘技界の危うさ
 by 古吉進一郎
・格闘技界を震撼させた戦極SRCの抗議
・日本格闘技におけるドンキホーテの占める位置はあまりにも大きい
・元メガネスーパー社長・田中八郎氏との比較
・今ファンに出来るただ一つのこと
・格闘技を見られる明るい未来を目指して

▼ドンキ提供戦極SRCに何が起こったのか?
 4月大会中止発表の裏を紐解く
 by タダシ☆タナカ
・取材スクープ満載(内容は紹介出来ません!)

2・6パンクラス"IMPRESSIVE TOUR"ディファ有明大会
▼佐藤豪則が腕絡みでURAKENを下しウェルター級王者に
・煽りV音楽担当者はブライアン・アダムスがお好き?
・パンクラスのベルトはプロレスファンだった僕としては意味がある
・「桜庭さんにベルト見せれると思うと凄い嬉しい」
・なんと報告しますか?「耳、取れませんでした」(一同爆笑)
・全12試合残ってくれるファン方、ちょっと少なくなっていたので…」

▼近藤有己が減量失敗で脱水症状
 ライジングオン王者の長岡弘樹が金星
・前日計量の時点で、かすれ声でハアハア
・写真で見るとよくわかる千葉レフェリーの表情に注目
・それでも(思うように動けない)近藤は反撃もしていた!

▼IGF来日本家に敬意!? 千のコスプレを持つKEI山宮x窪田幸生ドロー
・長年見て来たファンにはもとから裏メインの注目カード
・名曲スカイハイが鳴り響き、豪華な貴族がお出まし
・坂口道場一族・窪田が良く頑張ったということなのだ!
・アポロ、ムタ、HG〜KEI山宮コスプレ展はヒット企画

▼パンクラス 最新ランキング(2月9日発表)

▼タブー満載企画<海外情報局.75>
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・UFC126 ファイトマネー公開 王者の金額は?日本選手たちは?
・ダナ・ホワイト 日本とスウェーデンで年内に興行を実現させたい

★合わせて読めばさらに楽しめる!
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自分の団体をないがしろにする藤波に呆れるドラゴンファン
プロレス大賞がベストバウトに選んだあの試合を断罪!

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巨額詐欺事件で話題の岡本ホテルと某プロレスOBの関係に迫る!

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週刊マット界舞台裏'11年2月17日号 SRC中止問題 2・6パンクラス

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