『UFC on Versus 3: Sanchez vs. Kampmann』リアルタイム速報

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(C)UFC-Zuffa, LLC
※リアルタイム中はリロードしてお楽しみください。
『UFC on Versus 3: Sanchez vs. Kampmann』
日時:2011年3月3日(現地時間)
場所:アメリカ ケンタッキー州ルイビル
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人気先行という印象を払しょくしたいディエゴ・サンチェス
<メインイベント ウェルター級 5分3R>
○ディエゴ・サンチェス
(判定 3-0)
●マーティン・カンプマン
「The Ultimate Fighter」シーズン1の人気者、サンチェスが階級をウェルター級に戻して3戦目。何時までもTUF出身の人気者というだけはなく、タイトルが欲しい所だ。しかし、相手は、あのジェイク・シールズに1-2で敗れたものの、ほぼ互角だったカンプマン。デンマーク出身でもあるカンプマンは、秋には開催予定の北欧大会へ向けて人気者を食ってタイトル戦線に躍り出たい所だ。
ラ・バンバで入場するサンチェスはスキンヘッドにして神妙な表情をしている。今回からニックネームを“ナイトメア(悪夢)”から“ドリーム(夢)”に変えているが、それが吉と出るか凶と出るか?
1R、打撃戦が続くが、カンプマンのパンチがヒットしてサンチェスがダウン。なんとか体勢を立て直すも、テイクダウン出来ず、打撃で追い詰められ苦戦するサンチェス。それでも試合巧者のサンチェスはポイントを取る戦法で凌ぐ。打撃ではカンプマンでサンチェスの顔面は腫れあがるが、判定は、ポイントを取る戦法が評価されたのかサンチェスに。
会場は、打撃で押していたカンプマンを支持し、大ブーイングが巻き起こっていた。
<セミファイナル ミドル級 5分3R>
○マーク・ムニョス
(1R 0分54秒 TKO)
●CB・ダラウェイ「The Ultimate Fighter」のシーズン7において、ミドル級トーナメント準優勝で3連勝中のダラウェイに対するは、フィリピン系アメリカ人、ハード・パンチャーのムニョス。
下馬評ではダラウェイ有利で、テイクダウン成功、逆にムニョスのタックルを潰し、確かにレスリングなら一枚上だったが、立ち上がって打撃戦になった刹那、ムニョスの右フックが、ダラウェイの顎を打ち抜き、更にワンツーでダウンを奪う。そのままパウンドを落すムニョスをレフリーが止めて、ムニョスが衝撃のTKO勝利となった。
<ミドル級 5分3R>
○クリス・ウェイドマン
(判定 3-0)
●アレッシオ・サカラ
珍しいイタリア人ファイターにして、ブレイク以前からUFCで活躍している打撃系のサカラ。対するはNCAAディビジョンⅠオールアメリカンレスラー、MMA4連勝でUFC初参戦のウェイドマン。打撃系ベテランの意地か、レスリングエリートの力か?注目の一戦だ。
1Rは若さもあって、勝ち気に前にでるウェイドマンをベテランの老獪さで上手くいなして距離を取り翻弄するサカラだが、2R開始直後、素早くテイクダウンしたウェイドマンは上からのパウンドでサカラを流血に追い込む。何とか立ち上がるサカラだが、すぐにウェイドマンがテイクダウン。3Rも同じく、すぐテイクダウンしてパウンドのウェイドマンに、なんとか耐えて立ち上がるサカラという展開が続き、ウェイドマンが文句なしの判定勝ちとなった。
<バンタム級 5分3R>
○ブライアン・ボウルズ
(1R 3分30秒 ギロチンチョーク)
●ダマッシオ・ペイジ
WEC勢がUFC VSにも殴りこみ。元WEC世界バンタム級王者のボウルズに、なんと日本のシュートボクシングに上がり、エース宍戸大樹をKOした実績まであるペイジ。この2人は過去に一度、戦っており、ボウルズがギロチンで勝利している。
軽量級らしく、スピーディな打撃戦でスタート。このまま打撃戦が続くと思われたが、ペイジのキックを掴んだボウルズがそのまま打撃も交えて押倒し、グランドで上を取る。すかさずパウンド、肘の連打。もがくペイジをギロチンで捕え、ボウルズが見事に同じ技で返り討ち!凄い試合展開に会場からも大きな歓声が。ボウルズはWECの面白さをUFCのファンにもアピールし、最高のUFCデビューとなった。
アンダーカード
<ライトヘビー級 5分3R>
○シリル・ディアバテ
(判定 3-0)
●スティーブ・キャントウェル
<ライト級 5分3R>
○ダニー・カスティーリョ
(判定 3-0)
●ジョー・スティーブンソン
<ライト級 5分3R>
○シェーン・ローラー
(2R 1分28秒 KO)
●チアゴ・タバレス
<バンタム級 5分3R>
○水垣 偉弥
(判定 2-1)
●ルーベン・デュラン
<ミドル級 5分3R>
○ヤン・ドンイ
(2R 4分47秒 TKO)
●ロブ・キモンス
<ミドル級 5分3R>
○ホジマール・トキーニョ
(2R 1分44秒 ヒール・フック)
●デイブ・ブランチ
<ライトヘビー級 5分3R>
○イゴール・ポクライェク
(1R 5分00秒 TKO)
●トッド・ブラウン
詳細版は毎週金曜日発売の『マット界舞台裏』に収録される予定です。
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