週刊マット界舞台裏’11年1月27日号~世界の格闘技紹介vol.1

 3・6ゼロワン両国国技館大会で行われる破壊王二世・橋本大地のデビュー戦の対戦相手が、大地の父、橋本真也さんとは同期の蝶野正洋に決定した。マット界にとって久しぶりに明るい話題ということもあってか、今週号の某週刊誌の誌面はまるでお祭り騒ぎ。大地を「超新星」とまで書き立てた。
 しかし、元『週刊ファイト』編集長の井上譲二氏は、大地の早期デビューと破格の扱いに納得できないようで、昨年に続いてゼロワンを痛烈批判した。若干18歳で、つい最近まで高校生だった大地は、北尾光司や小川直也のような実力が備わった超大物ルーキーではない! なぜこのタイミングでデビューさせてしまうのか?

 昨年8月に急死した山本小鉄氏は人情味があふれる優しい人間で、カネに苦しんでいる人から借金を頼まれるとどうしてもノーと言えなかったという。なんでも踏み倒された借金の総額はざっと2000万円。それでも強行な取り立てはしなかったというから仏様のような人だ。
 実は山本氏と同じハマっ子で、暴露本を出すまでは山本氏と義兄弟のような間柄だったミスター高橋氏も情にモロい人間。マット界では『流血の魔術 最強の演技』発売以降"A級戦犯"のレッテルを張られている高橋氏だが、今回井上譲二記者が知る“ちょっといい話”を読めば、高橋氏を見るあなたの目も少しは変わってくるだろう。

 顔なじみの記者に、選手のほうから「オレのインタビュー記事を載せてもらえませんか?」と頼むのはよくあるケース。そんなことには慣れっこの井上記者だが、『週刊ファイト』編集長時代の2002年3月、突然、天下のアントニオ猪木から「取材を受けてくれないか?」という連絡が入ったときはビックリしたという。
 「ファイトと言えば猪木」というイメージを持ったプロレスファンは多いと思う。それは『ファイト』が何度も猪木を記事にしたからであって、猪木のほうから『ファイト』に申し出たのは、後にも先にもこのときだけ。なぜ、猪木は『ファイト』を指名したのか? また、猪木が井上記者に語ったこととは……。知られざる秘話が読めるのは本誌だけの特典です。

 昨年のバックナンバー内容を振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2010』では、ちょうどベースボール・マガジン社の『格闘技通信』が休刊になった頃の記事を振り返っている。昨今のファンが活字媒体に求めているのは、タブーをなくして真実を赤裸々に記事にすること。当『マット界舞台裏』しかり、数少ない売れ筋シリーズの『別冊宝島』しかり。
 逆に、そうした真実から目をそむけ、団体や選手に都合の良い記事のみ掲載する御用聞きに徹した結果、読者から見捨てられて休刊に追い込まれたのが『格闘技通信』なのだ。そこで同じベーマガが発行する『週刊プロレス』に対しても「大丈夫なのか?」と踏み込んだのが井上記者の記事である。最近も立て続けに記者が週プロ編集部を離れているが、本当に週プロは大丈夫なのだろうか? むしろ一年経って、いよいよ記事の内容の鋭さが確かめられるであろう。

 
今週のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、2月3日に予定されるT-1グランプリ興行にあのザ・グレート・サスケが二見社長とタッグ結成の衝撃ニュースを特集。対戦相手は、女子プロレスラーに限ると高らかに宣言する理由とはいったい何なのか? 二見社長の真意を掴むには談話を読むしかない。そしてミルホンネット独占のグラフ集として、そのT-1参戦を果たす"喧嘩女王"オッシーこと押野愛子のお色気満載レポートも必見。なんとペニバン攻撃まで行い、18禁R指定の女子ファイターとなったオッシーの魅力を余すところなく紹介している。大会前の予習記事というか、見どころ解説も一味違うのが本誌の特徴だ。
 実は女子プロレスが一番詳しいタダシ☆タナカからは、1・23スターダム旗揚げに向けての女子プロ愛溢れる入稿が! シンフォニック・メタルと女子プロの関係とはいったい何なのか? 巨乳イリュージョンの謎に迫る。
 好評の昭和プロレス企画としては、伝説の力道山vs.ザ・デストロイヤーの死闘も振り返っている。新しい話題も、古いネタも両方ツボを押さえる編集方針なのだ!
 格闘技では、資料集を目指す『世界の格闘技紹介』の第一弾として、ブラジルのカポエイラとロシアのサンボを特集。日本では一般的ではない、この2つの格闘技の秘密に迫る。また、パンクラスの12月5日ディファ有明大会での王座戦からは、判定が覆った衝撃的な事実が明るみに! なんと審判団が、砂辺光久のセコンド石井大輔の抗議を認め、清水清隆の攻撃をサミングだったとビデオ判定したのだから画期的かも。ここでは、あらためて試合を振り返るとともに、キング・オブ・パンクラス実行委員会の回答文を全部そのまま収録した!

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼橋本大地を早期デビューさせ、破格の扱いをするゼロワンに物申す!
▼A級戦犯? ミスター高橋氏のちょっといい話
▼一度だけあった猪木から『週刊ファイト』への指名取材!

<アーカイブス2010>
▼『格通』の休刊が決定! 『週プロ』は大丈夫なのか!?

<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼マット界随一のお騒がせコンビ、二見社長とザ・グレート・サスケがタッグを結成!
・T-1二見社長&実録裸のGサスケ 強力タッグ誕生
・現状の女子プロレスの構造を破壊し、新たな創造を産み出す
・対戦相手はあくまでも女子プロレスラー、セクハラ爆発か?
・サバイバル飛田に痛烈なガチ要求

▼"喧嘩女王"オッシーこと押野愛子とは?
・伝説のぺ二バン攻撃対しじみ(持田茜)戦
・爆乳戦士キラ☆アンとの肉弾対決
・パワー全開!ジャイアントスイング
・伝説のぺ二バン攻撃〜しじみは恍惚の表情で昇天!
・山本ヤマモ興奮「ボブ・サップ対鈴川真一より面白い!」

▼スターダム旗揚げ直前「お伽のゆずポン祭」グラフ再現
眩いばかりの神光あふれる幻想ファンタジアの楽園へようこそ!
by タダシ☆タナカ
・スターダムが創造するヒロイン・ストーリー第一幕開演!
・ゆずポンは瀕死の女子プロ王国を救うことが出来るのか?
・女子プロレスに欧州シンフォニック・メタルが似合う

▼名勝負は永遠に 力道山vs.ザ・デストロイヤーを振り返る
・歴代視聴率4位 日本中が見た熱戦
・試合終了後も足がほどけない!

▼<永久保存資料>世界の格闘技紹介 vol.1
・奴隷が生んだ悲劇の格闘技カポエイラ
・DDT プロレス等で活躍する“ブラジル大車輪”ペドロ高石もカポエラマスター
・ヒョードルの強さの秘密はサンボ

▼パンクラス〜フライ級KOP「サミング認定」の衝撃!
・悔いの残る砂辺光久、 清水清隆がドロー防衛も内容失格
・悲運の戦士、砂辺光久
・キング・オブ・パンクラス実行委員会の回答文掲載

▼タブー満載企画<海外情報局.72>
ロイヤル・ランブル直前WWE特集 殿堂入り確実HBK サップ醜聞続報
・今年のWWE 殿堂第一号HBK ショーン・マイケルズ 派閥全員集合
・バティスタ2 世がシナを襲う!風雲急を告げるWWE RAW 新展開
・30 から40 名参加に増強ロイヤル・ランブル迫る!ヨシ・タツも登場
・ボブ・サップがブチ撒けたFEG の窮状とDynamite!!引き挙げ金額

▼ガチンコ企画<誰か教えてくれよvol.16>
Q:ブルーザー・ブロディと”手が合う”レスラーとは?

★合わせて読めばさらに楽しめる!
自分の団体をないがしろにする藤波に呆れるドラゴンファン
プロレス大賞がベストバウトに選んだあの試合を断罪!
2010年の最後に井上記者が週プロ・佐藤編集長にひと言物申す問題作!
来年の1・4ドーム大会のラインナップからうかがえる新日プロの英断
星野さん追悼記事・後編とノアとIGFのいま

販売告知
後にも先にも一度だけ『週刊ファイト』を指名して取材を受けた猪木に迫る!

週刊マット界舞台裏'11年1月27日号~世界の格闘技紹介vol.1

商品コード inouejojiz210

価格 280 円

在庫切れ

ウィッシュリストに追加する »