週刊マット界舞台裏’11年3月03日号 暴露本犯人探し 論外真説 JWP讃

 スキャンダルをウリにするプロレス&格闘技のムック本が出版されるたびに団体関係者は“犯人捜し”に躍起になるようだが、真犯人を突き止めるケースはまれ。ライターや情報提供者は出版社側の配慮によって完ペキに守られているからだ。そこまでして書かれている暴露記事の信ぴょう性はどの程度のものなのか? かつてはプロ野球の裏ネタも掲載していた『週刊ファイト』の元編集長である井上譲二記者がムック本の裏側を探った!
 ちょうど『週刊プロレス』の佐藤正行編集長が3月9日号の編集後記で、そういった暴露本に苦言を呈している。プロレス界にとって暴露記事は百害あって一利なしか。それとも・・・

 昭和のプロレスファンの間で好評を博している『週刊プロレス』のアルバムシリーズ。今週発売の3月9日号ではあの“インドの狂虎”タイガー・ジェット・シンが特集されている。なかなかいいい特集だったが、その昔、T・J・シン番記者だった井上記者はシンの日本におけるサクセス・ストーリーを語る上で欠かせない人物が抜けていることに気付いた!
 実はその人物こそが、シンの「狂虎伝説」を作り上げた功労者! そこに触れずスルーしてしまっては、せっかくいい特集でも中途半端のらく印を押すしかない。そこで井上記者は『週プロ』のシン特集に“補足する”ような記事を書いた。両方読んで完全版だと思ってほしい。

 かつて“人間発電所”ブルーノ・サンマルチノが全日本プロレスに参戦する際、全日プロのプロモーターでもある故ジャイアント馬場さんとの厚い友情から「ギャラはいくらでも良い。週500ドルと言うのなら私はそれでも日本へ行く」と申し出たのは有名な話。実際、彼はギャラが支払われるまで金額を知らなかったという。
 ギャラはいくらでも構わない……。プロである以上、なかなか口にできる言葉ではないが、最近、ある大物日本人選手が自分のほうからギャラを提示しないまま、ある弱小団体の興行に参加した。その背景にはやはりプロモーターである現役レスラーと、その大物日本人選手の友情ストーリーがあった!

 2010年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2010』では、日本テレビの放送打ち切り、三沢光晴が亡くなるなどの不運が重なり、まるで羅針盤を失った方舟のように方向性を失ったプロレスリング・ノアについて書かれた記事を振り返っている。
 あるウワサを聞いた井上記者が早速取材をかけたところ、何とあのゴマシオこと永島勝司氏が“火元”になって、ある大物選手がノアを退団して新団体を旗揚げするという仰天情報がウワサになっていたことが分かった。眉唾物のウワサかと思いきや、東京スポーツや内外タイムス在籍中にスクープを連発した永島氏の情報網は半端ではない! 記事を読んでいただければ、その説得力に思わず唸ってしまうはずだ。

 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、2・20JWP女子プロレス キネマ倶楽部での『タッグリーグ・ザ・ベスト2011』を大特集。ブッカー頭、大人のファンを唸らせている団体と言えば、JWPだが、それを寺内1/2兵衛記者、及びミルホンネット編集部という大人のファンがレポートしているので、既存のプロレスマスコミとは一味違う渾身のレポートになっている。プロレスの正しい見方を知る教科書としても一級品のレポートだ。
 プロレス界でも大きな問題になっているNOSAWA論外逮捕に関して、ミルホンネットからも一言。ただ悪い、悪いと責め立てるだけの現在のプロレス界に苦言。アメリカなら、あるいは昔の日本なら論外事件をどう扱っていたのか? スケープゴートにするだけでは息苦しいものだ。
 格闘技は、2・19シュートボクシング後楽園ホール大会を特集。リベンジに成功したエース宍戸、総合格闘技からの刺客、弘中、大澤を迎え打った、シュートボクシングのW鈴木の活躍はいかに?
 格闘技ネット界のご意見番、“ふるきち”こと古吉進一郎からも、メジャー団体がスケジュールを発表出来ない日本格闘技界に活!お馴染みの“三国志”を例えに、地盤沈下する日本格闘技が生き残る方法を模索している。

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼プロレス・ムック本などの暴露記事の信ぴょう性は?
▼『週刊プロレス』の特集では触れられなかったT・J・シンの狂虎伝説を作り上げた功労者
▼ギャラを提示しないまま興行に参加。大物日本人選手とプロモーターの友情ストーリー

<アーカイブス2010>
▼現在欠場中のあの大物に、所属団体退団→新団体旗揚げのウワサ!

<ファイト!ミルホンネット編集部>
☆2・20JWP女子プロレス キネマ倶楽部:大人のレポート
大混戦!JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2011
 by 寺内1/2兵衛
▼GAMIのサミングって芸術になりつつある…
・手を振り笑うGAMI&下野佐和子に日系悪役レスラーの幻影

▼広田さくら劇場満開、倉垣翼の光らせ方
・「やすこだろう^^前に、ダイナマイト関西の付き人で…」
・ホッぺにキス攻撃で「トワイライト・ゾーンへようこそ」
・広田さくら「君は、ミスター珍か?」

▼藤本つかさ&masu-meのビジュアルvs.KAZUKI&阿部幸江
・可愛い子、見ぃつけた!
・闘聾門JAPANマグナムTAKASAGO代表が矢神葵を応援

▼昭和新日風展開、森居知子悔しそうな顔
・ここは昭和の埋もれた「タモリ倶楽部」なのか?
・日本定着ヘイリー・ヘイトレッドが隠し味

▼巴戦の行方〜テリー・ファンクの亡霊?
・昭和ファン歓喜のドラマ完全実況
・ブッカ―頭で楽しむ大人のファンが泣いて喜ぶ展開とは?
・左足のセールでプロレス芸術の完成形を魅せたLeonの神技!
・想像力を上回る衝撃hispot〜大畠がジャンケンで勝つも…
・Leonが「獅子の穴旋風を見せてやる」と絶叫!歓喜の場内

▼問題提起:NOSAWA論外 窃盗容疑逮捕余波の日本マット界稚拙
・職人NOSAWA論外を“TNA世界王者”に
・海外の反応〜日本の過剰反応は理解に苦しむ
・もっと酷い“悪事”を働いている選手がわんさかいる業界
・追放?こういう時だけ正義を振りかざされても…
・論外hispot司令塔 新崎人生over Gaora20周年絶妙callグラフ解析

▼2・19シュートボクシング後楽園ホール大会完全レポート
・宍戸、ボーウィーにリベンジ達成!鈴木、復帰戦で快勝!
・総合格闘技界からの刺客・弘中邦佳を迎え撃つのは鈴木悟
・SRC育成選手、大澤茂樹に立ちふさがるSBの壁
・鈴木博昭「及川さん、僕の挑戦を受けてください!」
・MVPを獲得した高橋藍がS-cupに続き参戦

▼魏=UFC、呉=ストライクフォースの間にあって、
 蜀=日本マットはいかに格闘三国志を制しえるか
 by古吉進一郎
・格闘三国志は米国内だけで争われているのが実情
・ゴング格闘技での高島学氏の批判記事に過剰反応
・清水清隆が3月12日の修斗後楽園大会への出場
・ただ一つ回復の手、日本が南蛮でなく「倭」になることである

▼タブー満載企画<海外情報局.77>
ロックWM祭典へ 好評の「檻PPV」必見 トリプルH復活 UFC豪州予習
・WWE Elimination Chamber激震 女狐トリッシュ、クリスチャン復帰
・WWE RAW 祭典へ急行 アンダーテイカー×トリプルH抗争勃発!
・BJペン×Jフィッチ王座戦へ向け激突UFC 127 GRABAKA福田力
・マルロン・サンドロ ベラトールFCと契約!年内には北米デビュー
・ヒョードル惨敗余波 日本の地方新聞"上毛"でも大きなニュースに

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暴露系ムック本の信ぴょう性とT・J・シンの狂虎伝説を作り上げた功労者に迫る!
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週刊マット界舞台裏'11年3月03日号 暴露本犯人探し 論外真説 JWP讃

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