週刊マット界舞台裏’11年2月03日号 我執外国人 Gaora20周年記念

 こうやればもっと興行収益が上がる、さらにファンを喜ばせられると分かっていながら、それがなかなか出来ないのがプロレスビジネスだ。その原因はレスラーがあまりにも勝ち負けにこだわるためだが、選手、プロモーターとしての実力と実績を兼ね備えていたと言われるあのジャイアント馬場さんさえも思い通りのマッチメークを出来なかったそうだ。
 とりわけ、常連外国人の○○と△△は勝敗にうるさく、馬場さんもウンザリしていたという。馬場さんに嫌われたら日本マットに呼んでもらえず稼げないイメージがあるが、馬場さんに対してもアレコレ注文を付けた大物レスラーとは一体誰なのか? そしてなぜ馬場さんは、ワガママ外国人レスラーの言うことを聞くしかなかったのか?

 2008年にはミルホンネットで自叙伝『ある極悪レスラーの懺悔』を発表。翌2009年には『ある悪役レスラーの懺悔』という題で講談社から単行本化。さらに伝説の団体W★INGまで復活したため大忙しだったミスター・ポーゴ。
 今年も1月30日、宿命のライバルである大仁田厚を招へいして、埼玉県本庄市で自主興行を開催する。ポーゴにとっては健在ぶりをアピールするのに絶好の機会となるが、もはやポーゴ自身の肉体はボロボロ。文字通り、老体にムチ打ってリングに上がっている状態だ。
 しかし、ポーゴにはまだまだ頑張らなければならないワケがある。実は最近になって、ハッキリ言ってあり得ないと思われた○○話が浮上してきたのだ!

 会社が倒産したら経営者は悲惨な目にあうだけ。まして今の時代、どんなに頑張ってみても、その人の人生に復活の二文字はない。
 この10数年、マット界でも数多くの団体が誕生しては消滅していった。レスラーは所属していた団体がなくなっても、ほとんどの選手は他団体のリングに上がるようになり、この業界から足を洗う者は少ないが、背広組と呼ばれるフロント陣、とくに団体の社長だった人物は次々に消えていった。
 ところが、ミラクルを起こした元社長が1人だけ存在する。完全に追い詰められ、行き場を失ったと思われたこの元社長だが、近年華麗なる復活を遂げた! 彼は一体どのようにして再起したのか!?

 2010年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2010』では、3・6ゼロワン両国大会で破壊王二世・橋本大地デビュー戦の相手を務めることになった蝶野正洋が、古巣・新日本プロレスとの間に入った予想以上に大きい亀裂について振り返っている。
 蝶野が新日プロを離れてフリーを表明したのは、いまから1年前の2010年1月末だが、『マット界舞台裏』ではすでに、だいぶ前から蝶野は事実上フリー扱いの契約だったことを明記している。そのため両者の関係が良好ならば、蝶野はそのままフリーとして新日プロマットに上がっていたと思われるが、いまやすっかり新日プロとは疎遠だ。
 もちろん、蝶野と新日プロが疎遠になったのには、ちゃんとした理由がある。1年前の記事だというのに、その辺の事情がいまだネット上や某ムックシリーズにも書かれていないのは、『マット界舞台裏』は無断転載に対して厳しい対処をしているから。ぜひ『マット界舞台裏』で確認してほしい!

 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、Gaora開局20周年記念大会『スーパーファイト2011』を特集。表の専門誌には踏み込めないタブーも含めて、大人のファン向きにこの素晴らしい興行を豊富な写真で振り返っている。こういうビックイベントだけは元気になる武藤敬司を筆頭に、ドラゴンゲート勢や、OZアカデミー軍団はどう闘ったのか。永久保存資料の決定版がここにある。
 同日には、UFCが秋山道場で記者会見を開いた。ここでも、表のネット媒体では触れてない箇所を中心にその全容をドキュメントしている。格闘技ファンには必携であろう。

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼馬場さんに思い通りのマッチメークをさせなかった常連外国人とは?
▼還暦間近のポーゴにあり得ない○○話が浮上!
▼唯一プロレス界でミラクルを起こした元団体社長がいる!
<アーカイブス2010>
▼予想以上にスキャンダラス!蝶野と新日プロの間に入った大きな亀裂

<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼「プロレスはまだまだ元気!」CIMAが夢の大会を総括
by 寺内1/2兵衛
・"スピードスター"吉野正人が一見さん相手に魅せる
・武藤社長が美味しいところを持って行く展開
・スーパードロルは失敗!諏訪魔のバカたれが…
・「プロレスを見て元気になってこの日本を明るくしていこう!」
・現役チャンピオンチームvs.ドリームチームの結末
・ドラゲー吉野正人がWrestling Observerレスラー大賞3位の快挙

▼底力侮るなかれ^^vivaプロレス大成功の巻Gaora20周年記念大会評
by 寺内1/2兵衛
・日本のジュニア級世界最高峰〜Gaora中継を観て育った戦士たち
・空中殺法全開パワプロ仮面のグリコポーズ
・キリ揉み旋廻式で飛ぶBUSHIが映える
・全日プロのジュニア王者稔〜プロテインで元気百倍!
・AKB48河西智美リングコール〜尾崎魔弓らOZアカデミー存在感を誇示
・「里村明衣子」という宗教に女子プロレスの謎を解く鍵が
・昔の国プロでのチェーンの引っ張り合い再現なのか?
・永島「OZアカデミー新宿FACE大会、よろしくお願いします!」

▼1・24UFC記者会見ドキュメント
ひかりTV、総合格闘技『UFC』の大会映像を見放題で提供開始!
・秋山成勲、山本"KID"徳郁、小見川道大、岡見勇信、福田力
・ズッファ社アジア担当重役マーク・フィッシャー
・「UFNアルティメット・ファイトナイト」「Versus」放送
・ひかりTVについて
・5選手公開練習実況中継
・UFC日本進出に関して

▼タブー満載企画<海外情報局.73>
UFC米軍慰問 RR直前WWE大乱闘 欧州ルッソFEG未払い告発
・UFC Fight Night Mギラード衝撃TKO “バカチン”ミトリオン覚醒
・史上最大40人参戦 WWEロイヤル・ランブル直前大乱闘の顛末
・Strikeforce激突悪童xサイボーグ 48歳HウォーカーNFL復帰へ
・激震!It's Showtimeサイモン・ルッソ代表 FEG未払い問題を告発
・秋山成勲xクリス・レーベン戦がWrestling Observer総合試合3位

★合わせて読めばさらに楽しめる!
橋本大地を早期デビューさせるゼロワンに物申す!
自分の団体をないがしろにする藤波に呆れるドラゴンファン
プロレス大賞がベストバウトに選んだあの試合を断罪!
2010年の最後に井上記者が週プロ・佐藤編集長にひと言物申す問題作!
来年の1・4ドーム大会のラインナップからうかがえる新日プロの英断

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ベテラン記者らしく馬場さんをウンザリさせた全日プロ常連外国人という秘蔵ネタを公開!

週刊マット界舞台裏'11年2月03日号 我執外国人 Gaora20周年記念

商品コード inouejojiz211

価格 315 円

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