週刊マット界舞台裏’11年3月24日号 がんばれ日本!がんばれ東北! 2011-03-18 12:282017-02-21 10:57 ebook-現在欠番中, 井上譲二:週刊ファイト元編集長 ツイート 東北地域に甚大な被害をもたらせた大震災の影響により、東日本における主要団体の興行が相次いで中止および延期になったのは周知の通り。 しかし、後楽園ホールの天井がダメージを受けたり、電力不足に伴って実施されている計画停電の影響などで、スマッシュの3・18後楽園ホールや、ドラゴンゲートの3・20両国国技館など首都圏の大会まで中止&延期を余儀なくされたことは各団体にとって想定外だった。 そんな苦しい状況の中、最も被害の大きかった全日本プロレスは3・21両国国技館を開催するかどうかで、国技館側とギリギリまで協議した結果、強行開催を発表! しかし、この時期に大会場で興行を開催することにはかなりのリスクがある。全日プロは再び団体存亡の危機に直面した!? 16年前の1995年1月17日に起きた阪神・淡路大震災も、今回の東北地方太平洋沖地震に匹敵するほど超ド級だったが、幸いマット界が被ったダメージは少なく、2日後に開催された全日本プロレスの大阪府立体育館大会も川田利明vs.小橋建太(当時)の三冠ヘビー級戦が人気を集めて大盛況だった。 当時、被災地である神戸に住んでいた『週刊ファイト』編集長・井上譲二氏は同大会を取材できなかったため残念な思いをしたそうだが、その代わりにライバル誌がキャッチしていない、ある大物の心温まるネタを入手していた! いまだからこそ、当時のエピソードを紹介しよう。 「今のプロレスには“闘い”の部分が全くない」という猪木発言に猛反発する現役レスラー、団体関係者は少なくない。ある選手は「猪木さんらの時代は楽な試合ばかりやっていた。今のプロレスのほうがはるかにシンドイし危険」とまで言い切った。 また、平成のファンは「もともとショーであるプロレスに“闘い”の要素が含まれているはずがない」と考えているようだ。なかなか難しい問題だ。どちらの意見も分かると思うファンも少なくないのではないだろうか。一体、どちらの言い分が正しいのか? こういう問題には滅法強い井上記者に判断を委ねた。現在進行形の話題に関する他誌に出てない裏ネタ情報とかではないが、今週号の裏メインはこの記事だ。こういった読みごたえのある企画が揃っているのが本誌の特徴である。 2010年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2010』では、奇しくも今週の巻頭記事と同じく、全日本プロレスの大ピンチについて取り上げている。 いまから1年前も全日プロは危機に見舞われていた。何と言っても社長であり、エースの武藤敬司が右ヒザを手術するため長期欠場するという事態に陥ったのだ! 某専門誌は「ピンチはチャンス」などとのん気なことを書いていただけに、井上記者の鋭い分析記事を読めば事の重大さがよく分かる。結果的に全日プロはこの武藤長期欠場のときに生じたダメージをいまだに引きずっている部分もあるのだから・・・ 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、全88ページの災害支援ボリューム企画。3月13日のパンクラス大阪大会では、全7試合中5試合が1本かKO決着になり、判定にもつれ込んだカードも見ごたえのある激戦と、満員のお客さんを前に非常にスリリングな熱い闘いが繰り広げられたのは紛れもない事実だ。他サイトが取材に行けなかったこともあり、この大会だけで37ページを費やして、豊富な写真と併せて詳細を記録する。さらには、同じく愛知県ということで開催が決行されたシュートボクシングのヤングシーザー杯大会も収録させていただいた。 同じく日付は同日になるが、米国フロリダ州オークランドからはプロレス団体TNAのPPV大会『VICTORY ROAD』をレポート。残念ながらファンの反応は芳しいものではなかった興行であったが、その裏事情に踏み込んでもいる。TNAの詳細までが記載されるのは、ミルホンネットだけであろう! バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。 <今週の見出し>▼地震の被害が最も大きかった全日本プロレスが再び団体存亡の危機に!?▼阪神・淡路大震災のときに『週刊ファイト』が入手した、ある大物の心温まる話▼どちらが正しい?「今のプロレスには闘いがない」「今のプロレスのほうがシンドイし危険」 <アーカイブス2010>▼武藤の長期欠場により、全日プロは“窒息寸前”の大ピンチに! <ファイト!ミルホンネット編集部> ▼3・13パンクラス 大阪アゼリア大正大会決行グラフドキュメント ・「熱い闘いで元気になれ!」川村亮社長が先頭で募金活動 ・和風美女ファイター天女の降臨かと思いきや… ・インパクト大賞ハッピー福子のヤル気満々! ・試合は終始、溝口麻美子が優勢であったが… ・終了20秒前怒涛のRUSH〜マウントパンチの雨あられ ・竹内出仕込みの"鉄砲弾"寿丸x白星欲しい堂垣善史ドロー ・北方大地顔面踏みつけも上嶋佑紀は急所悶絶〜裁定保留 ・チームクラウド一慶は和術慧舟會・中村勇太をKO ・大阪凱旋・赤野仁美はグラウンドで米沢知佐に一本勝ち ・両親観覧の会場で勝利の余韻をかみしめて… ・手塚基伸がグラウンドコントロールで攻撃的な富田浩司を下す ・「なんで俺だけ省かれてんのか」井上x川原勝者に王座戦表明 ・震災募金¥67,161〜ご協力ありがとうございました! ▼3・13ヤングシーザー杯CENTRAL愛知県豊川市体育館大会 ・救済チャリティーイベントとして決行 ・大会スタッフ全員が腕に喪章をはめてイベント進行 ・豊川のマスコットキャラクター『いなりん』vs.鈴木博昭 ・「黒木先生頑張れ!!」vs.ラットタチャヨーティン ・俵返しのような体制から後方への投げ技大桑宏章vs.村田大輔 ・ヤングシーザー賞・磯部心vs.バレット ▼3・13TNA VICTORY ROAD 最悪PPV顛末 スティング秒殺防衛の裏にジェフ・ハーディがボロボロ ・An absolute fucking atrocity 史上最低の暴虐PPV? ・試合出来る状態ではなかった問題児ジェフ・ハーディ ・WCW『フィンガーポーク・オブ・ドゥーム』事件の再来? ・信用失墜TNA〜ジェフ仕様のベルトデザインも変更へ ▼タブー満載企画「海外情報局.80」 ・がんばれ日本 がんばれ東北〜マンハッタン・ラーメン店の祈り! ・タイガー・ジェット・シン親子より日本の皆様へのメッセージ ・M-1バジム会長とエメリヤエンコ・ヒョードルお見舞いのメッセージ ・3・19UFC128 Lヘビー級王者Mショーグンx超新星Jジョーンズ ・衝撃ニュース検証UFC(ズッファ社)がストライクフォース買収余波 ・地に落ちた野獣ボブ・サップ!アブダビでも秒殺KO負け醜態! ・ベラトールFC“ヒョードルキラー“イワノフ獲得トビー・イマダ快勝 ・イタリアOKTAGON ペドロシアン兄弟揃い踏み 佐藤嘉洋無念 ★合わせて読めばさらに楽しめる! ・新間寿氏の誕生パーティーに猪木が? ・「シュートに強い」と喧伝されている大物ガイジンレスラーの真の実力は? ・暴露系ムック本の信ぴょう性とT・J・シンの狂虎伝説を作り上げた功労者 ・山崎氏の秘話と永源氏が45年もプロレス界に残っていられる理由 ・巨額詐欺事件で話題の岡本ホテルと某プロレスOBの関係は? 販売告知 地震の影響により団体存亡寸前(?)の全日プロに迫る! 電子書籍の無断転載は厳禁であり、引用可能なのはサイト宣伝文までが原則です。当書籍で知りえたいかなる記述をも転載・引用するのは堅くお断りいたします。宣伝文を超えてブログやtwitterなどで紹介したい場合は、事前にご相談下さい。表紙画像等を送付させていただきます。 週刊マット界舞台裏'11年3月24日号 がんばれ日本!がんばれ東北!商品コード inouejojiz218価格 315 円在庫切れウィッシュリストに追加する » 投稿ナビゲーション 3.13ヤングシーザー杯CENTRAL愛知県豊川市体育館大会はチャリティイベントに全日本両国大会決行 猪木発言検証 パンクラス大阪 TNA失態~週刊マット界舞台裏3月24日号