感動のG1クライマックス 長瀬館長Fight of The Ring 浜田文子15周年

 感動のフィナーレだった。第23回『G1クライマックス』は、前評判通りの史上最高のシリーズとなり、内容、興行成績ともにピカ一の成果を上げ、国内トップ団体・新日本プロレスの実力を世界発信した。
 右ひざ十字じん体の断裂で8ヶ月の欠場を余儀なくされた内藤哲也の優勝は、お客の望むものを提供するという興行会社のセオリー通りであり、聖なるライブ空間でそれをデリバリーできた棚橋弘至と内藤哲也の力量を称賛する以外にない。「ケツは決まっている」とバカな次元で揶揄する輩がいるが、お客様の反応含めてデザイン通りに行くとは限らな点が底なし沼とされる由縁である。
 また、石井智宏こそ真MVPであり、リーグ戦の説得力とは彼のような存在があってこそ成立するものだと再認識するばかり。小島聡の職人芸の円熟度も忘れられない。2013年クライマックスを総括する。

 8月10日土曜日、Fight of The Ring西調布格闘技アリーナ大会は、奇しくも裏G1となったのは偶然であったが、意地でメジャー団体に喰らいついて行こうとの意気込みが感じられた。
 長瀬館長が、自身の団体サンクチュアリと共に二本柱として行っているのが、今回の「ファイト・オブ・ザ・リング」である。「プロレスを通じて社会貢献」をモットーに、村瀬代表と一緒に立ち上げ、今回が第2弾ということになる。
 試合としては、純然たるプロレスの試合あり、格闘家にプロレスをやらせてしまうというコンセプトの異種格闘技戦あり、パフォーマンスありで、初めて、プロレスを見に来たお客さんでも充分に楽しめる内容だ。本誌では独占取材で今大会を丸ごと全25ページを費やして渾身のレポート! 裏G1の隠されたメッセージが明かされる。

 8月9日に行われた『浜田文子15周年記念大会Aventurera』はデビュー15周年ということで、浜田文子と同じくZABUN所属の山縣優の二人が中心になって行われた大会。初代タイガーマスクとしのぎを削ったライバル「グラン浜田」の娘としてこの世に生を受け、父の背中を見て育った娘はいつしか同じ道へ。今は無き女子プロレス団体「アルシオン」でデビューした浜田文子は15年という年月を数えた。
 会場は通常のプロレスファンとは異なるような人たちも見られた。いかにも手売りでチケットを捌いたという感じで、ほぼ満員な会場、関係者の努力がうかがえる。

 別冊ボーナスは、8月14日、NHK BS『超常ファイル ダークサイド・ミステリー4』で放送された、巨大獣人ビッグフットの生存を検証する企画は、かなりの無理がある内容だった!? ケーフェイ破りの番組制作秘話が電子書籍だけで公開される!

▼掛け値なしの感動!『G1クライマックス』総括
 text by タダシ☆タナカ
・感動クライマックス「あきらめなければ…」主役・内藤哲也優勝
・石井智宏MVP
・オカダカズチカ4敗星取表の代償
・全日プロがスピードパートナーズから白石伸生社長の個人会社へ
・9・8WRESTLE-1旗揚げボブ・サップ参戦、地上波TOKYO MX放送か

▼8・11『G1クライマックス』決勝大会 両国国技館超満員札止め
 Photo by 斉藤雅治 Text by 森尾直也
・棚橋弘至にスターダストプレス 世界の関係者から称賛の嵐
・「新日本プロレスの主役は俺だ!」内藤哲也G1初優勝
・「僕も今回のG1までが会長ということで…」木谷高明の自画自賛
・桜庭和志&曙&飯伏幸太6人tag飯塚高史&石井智宏&YOSHI-HASHI
・2013年目玉・柴田勝頼の夏終了 棚橋弘至「寝言は寝てから言え」
・小島聡オカダカズチカは先輩いただき星合わせ9・9神戸IWGP戦
・台風の目Pデヴィト大ブレイク パワー戦士・真壁刀義仕留める
・外人対決制したのはランス・アーチャー 名門DBスミスjrに白星
・内藤哲也 外人エース カール・アンダーソン倒して決勝戦へ駒を
・シェルトン・X・べンジャミン中邑真輔を切り返してペイ・ダート
・「オーイ!鈴木さん」伏兵・矢野通 鈴木みのるを下して大物食い
・ミスター白目神・永田裕志 青義の魂でX指定高橋裕二郎退治に成功

▼アンドレ・ザ・ジャイアント足型比較 巨大獣人ビッグフットの謎
 8・14NHK BS放送『超常ファイル ダークサイド・ミステリー』検証

▼裏G1熱闘8・10Fight of The Ring 西調布格闘技アリーナ
 Photo & Text by 斉藤雅治Fb.ワールド・レスリング・アライアンス
・長瀬館長またもや流血は想定外?
・湊一成、順当な敗戦で、プロレスの厳しさ味わう
・長瀬館長、高岩竜一、湊一成にインタービュー
・これがプロレスだ!勇者アモンが格闘戦士にプロレス教授!
・特別試合、スパイダーマン劇場
・マイラ・ケイ&エスターの特別ライブ

▼8・9浜田文子15周年記念大会Aventurera(冒険)in 新宿FACE
 Photo & Text by いっせい
・勇気彩は晒し者?公開のイジメは無いだろうにvs.アジャ・コング
・3試合する浜田文子が見た目がターザン後藤にも似ている乞食と…
・後味悪さ残るも緊張感あった異色のベスト戦ZAPx浜田文子&山縣優
・ジミーススム&K-ness&中川ともかx跳躍SuperFly&梶トマト&水波綾
・第6試合シングル〜華名のふり幅の広さ、G浜田の懐の深さ
・アルシオン回析アジャ&文子&山縣優xGAMI&AKINO&Leon感動終幕

▼新井宏のムンド・デ・ルチャリブレ! メキシコ最新情報#18
・マスカラスファミリーWWL集結&元WWEスーパースターも参戦へ!
・D・アスールのNWA世界ヒストリックライトヘビー級戦
・80周年記念大会向けダブル抗争激化 アトランティスとUゲレーロ
・ソンブラとボラドールJrがマスカラ・コントラ・マスカラへ前哨戦
・ルーシュ組のナショナル6人タッグ王座初防衛戦が決定
・レジェンド特別参戦8.16アレナメヒコ ブルー・パンテル35周年記念

▼初代タイガーマスクが船木誠勝と組んでAKIRA、長井満也組と激突
・9・28リアルジャパン後楽園ホール大会『NATURAL』発表会見詳細
・プロレス復活のキーワード「ナチュラルが出来る選手を集めた」
・長芋マスク1号は長井 2号はアレキサンダー大塚 レフェリー和田
・初代虎「この空間はひょっとしたら世界一の空間になるかも」
・船木誠勝は2005年リアルジャパン旗揚げ会見にも出席していた
・Vシネマ『真説タイガーマスク』の地獄とWRESTLE-1の開国宣言
・AKIRA「なにかを狙うというより、なにが出るかわからない」
・長井満也「今の基準では逮捕者続出だったUWF新弟子時代恐怖」
・AKIRAとダイナマイト・キッド〜初代虎「最高の試合」自信満々

全92ページ特大号販売告知

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感動のG1クライマックス 長瀬館長Fight of The Ring 浜田文子15周年

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