週刊マット界舞台裏’11年12月15日号IGF評新日度量無パンクラス掣圏

 IGF12・2両国国技館大会の感想文を井上譲二記者に依頼したところ「大会のポイントとしては私が4年間、言い続けてきたことの繰り返しになるから」との理由で断られてしまった。
 しかし、「プロレスマスコミではなく一般マスコミがどのような見方をしたのかIGF関係者も含めみんなに知ってもらいたい」と『夕刊フジ』(12月9日付)の記事を編集部に送ってきたーー。
 プロレスマスコミほど優しくないし甘くもない一般マスコミが、IGFを、アントニオ猪木を、バッサリ斬る!

 新日本プロレス40周年記念大会の第1弾として開催される来年1・4東京ドーム大会。同大会の目玉はメーンで、棚橋弘至の持つIWGPヘビー級王座に挑戦する鈴木みのるなど新日プロ出身のレスラーたちだが、ファンが1・4参戦を望むはずの大物2人はやはりリストアップされていない。
 そのことについて井上記者が「旧・新日プロと違ってあまりにも度量が小さ過ぎる。(40周年記念大会に)○○と△△が出場しなければ昔からの新日プロファンは納得しないだろう」とユークス体制の新日プロをバッサリ切り捨てた!

 12月と言えば、プロレスリング・ノアの契約更改期。今年の興行成績が芳しくなかったことで所属選手は戦々恐々としているようだが、そんな中、来年の去就が注目されているのが小橋建太。まさか昨年の蝶野のように電撃退団はないと思うが、副社長を退任していることが気になる。
 9月のノア株主総会で副社長退任が決まったときは、「何(特別な理由)もないから変な風に書かないで!」とマスコミに釘を刺していた小橋だが、ノアの内情に詳しいスポーツ紙記者に聞いてみると・・・

 2010年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2010』では、ここ数年、常に危機説が囁かれているノアについて書かれた記事を振り返っている。
 大黒柱であった三沢光晴が亡くなった事とTV局が撤退してからというもの、「ノアがヤバイ( 危ない)」と言われ続けているが、そんなときに井上記者がノアの内情に関するかなり角度の高い情報をキャッチ!スクープ記事として『マット界舞台裏』に掲載されたこの記事だが、果たしてこのときの記事の内容はノアにとって致命傷となるようなものだったのか?それとも軽傷だったのか?


熱戦が続いた12・3 パンクラスは年間最高興行!
本場ムエタイの迫力12・4『Muay Thai Open18』
12・6新生武道『武道 掣圏』第二回武術大会の佐山先生

 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、はパンクラス『2011年度最終戦』、センチャイジム主催NJKF『Muay Thai Open18』、『武道 掣圏第ニ回』大会と格闘技大特集。それぞれ個性溢れる興行を『マット界舞台裏』契約記者が迫った。プロレスだけでなく、格闘技専門のライターも豊富に揃ったミルホンならではの深い分析記事と豪華完全カラーグラフが並んでいる。

 年内最終興行となった12・3パンクラス、ディファ有明大会には、迫力満点の試合写真と詳細なレビューで迫る。ベストマッチと呼ばれた白熱の一戦、砂辺光久x阿部博之から、ISAOの衝撃的なKO、そして修斗〜戦極とビル・ロンビンソン門下との対抗戦という図式になった石渡伸太郎x井上学、宿命のライバル対決と言える大石幸史x永田克彦など試合もしっかり取り上げた上、レースクイーン山田優子&18歳女子高生荒井嘉奈ラウンドガール卒業にも迫っており、他の専門誌との差別化もされている。

 立ち技にも強いところを見せたのが、NJKFセンチャイ興行 12・4『Muay Thai Open18』新宿フェイス大会だ。メインイベントではなんとタイ人同士の対決になったが、これは本場のムエタイを日本でも見せたいという心意気。こうした大会は専門記者でなければ記事に出来ないが幸いな事に、この『舞台裏』には格闘技専門の記者が揃っている。だからこそ自信をもって掲載出来るという事だ。

 そして、天才・佐山サトル先生の理念完成形と言える12・6新生武道『武道 掣圏』第二回武術大会後楽園ホールも熱かった。全試合1R決着という素晴らしい大会は、メインでは桜木裕司が締め、長井満也はなんと3秒でKOという物凄い結末。佐山先生に弟子入りした若翔洋も開眼して勝利、その他、全試合のレポートが記載されており、格闘技ファン必読の書と言えよう。

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼プロレスマスコミではなく一般マスコミから見たIGF
▼あの大物2人を1・4ドーム大会にリストアップしない新日プロは度量が小さい!
▼契約更改時期のノア。副社長を退任した小橋の去就は?

<アーカイブス2010>
▼まだ崩壊説が流れているノアーー致命傷なのか? それとも軽傷なのか?

<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼12・3パンクラス年内最終大会はテーマ通りIMPRESSIVEな激闘揃い
 PANCRASE IMPRESSIVE TOUR 2011 ディファ有明
・KO賞ISAO、ベストマッチ砂辺光久x阿部博之、リングガールお疲れ様
・ISAOx徳留一樹 これまでの努力の成果だと思います
・修斗⇒戦極SRCの石渡伸太郎、ビル・ロビンソン門下の井上学
・「パンクラス・フライ級の主役は俺だ!」〜王座戴冠の砂辺光久
・レースクイーン山田優子&18歳女子高生荒井嘉奈ラウンドガール卒業
・大石幸史x永田克彦 何回やっても同じにしかならないかも
・ケニー・フロリアン道場のTシャツ姿鹿又智成x連勝ジョン・ショレス

▼真のムエタイを見た!本場の迫力に酔う 12・4『Muay Thai Open18』
 text and photos by Mio Nakayama
・新宿Faceで行われた大会はデビュー選手からベテランの選手まで
・バーンデーン・エスジムx凱・センチャイジム 強烈なKO勝利
・裕・センチャイジムxKEI 判定3−0で裕が勝った
・TOMOYUKIx山崎陽一 決定打までには至らずドロー
・ルンラヴィー・サシプラパジムxレック・エスジム 手数・有効打の多さで

▼武士道復活!12・6新生武道『武道 掣圏』第二回武術大会
 〜長井満也飛び蹴り3秒KO 桜木裕司勝利 後楽園ホール
 text and photos by 紅闘志也+編集部
・まず礼節の大切さを訴えており、サムライの闘いを見て欲しい
・着物姿のラウンドガールが大会に華を添えた
・桜木 裕司x色増 幸作 最優秀武士道賞を受賞した
・長井 満也x竹嶋健史 竹嶋を完全一本3秒で下した
・若翔洋x柴田 正人 若翔洋が押し出して総合一本により勝利した
・佐藤 光留x竹村 光一 完全一本を奪い佐藤が勝利し最優秀技能賞
・山本 裕次郎x斎藤 彰文 総合一本斎藤が勝利した
・和地 康彦x間下 隼人 間下の総合一本勝ちとなった
・金森 道x山根 聖也 金森にテイクダウンされて抑え込まれ制圧一本
・那須 晃太郎x岡田 鉄平 再び場外一本を奪い総合一本で勝利
・久保田 真樹x大西 健司 総合一本で久保田が勝利した
・加藤 秀朋x山北 紘幸 敗れた山北は、最後まで礼儀を尽くした
・吉間 順一x百々 拳人 吉間が総合一本で勝利した

▼タブー満載満載企画【海外情報局.118】
UFC140迫る 史上最高TUF14F 優等生Jシナ AブッチャーC型肝炎
・UFC140 王者J・ジョーンズ×リョート・マチダ&ノゲイラ兄弟参戦!
・『TUF 14 Finale』ビスピン×ミラー壮絶決着 スパイクTV有終の美!
・高額ファイトマネー 人気マイケル・ビスピン 英国UFC普及立役者
・UFCロレンゾ会長 日本の観光庁長官を表敬訪問 日本復興大会に
・TVヒーロージョン・シナ ブーイングを逆手に徹底優等生キャラ貫く
・ジャレットvs.ハーディ究極のジェフ対決決定 TNAスティング裁定
・黒い呪術師アブドーラ・ザ・ブッチャー C型肝炎発覚 犠牲者続出

★一緒にカートに入れて合わせて読めばさらに楽しめる!
猪木は本当に他団体の大物を引き抜こうとしていたのか?
TARUらの逮捕で発覚したヘイト暴行事件の背景
ホテルの使い方で分かるマナー最低のレスラー
ノア11・27有明でKENTAがGHCヘビー級王座を奪取か?
ノアでの秋山VSケアの三冠戦は凡戦になる!?

電子書籍の無断転載は厳禁であり、引用可能なのはサイト宣伝文までが原則です。当書籍で知りえたいかなる記述をも転載・引用するのは堅くお断りいたします。宣伝文を超えてブログやtwitterなどで紹介したい場合は事前にご相談下さい。表紙画像等を送付させていただきます

販売告知
IGF&新日プロ1・4ドーム辛口分析と、契約更改間近で揺れるノアに迫る!

週刊マット界舞台裏'11年12月15日号IGF評新日度量無パンクラス掣圏

商品コード inouejojiz257

価格 315 円

在庫切れ

ウィッシュリストに追加する »