週刊マット界舞台裏’11年11月03日号ノア内紛AJ流出/片谷/陣川弘明

 全日本プロレスの10・23両国国技館大会にて、ノアの秋山準が諏訪魔を破って悲願の三冠ヘビー級王座初戴冠! 試合後、「この三冠ノアで初防衛戦やらせてください。おい全日本、誰か取りに来いよ」と全日プロを挑発した秋山。この挑発にまっ先に反応したのは太陽ケア。
 早速、翌日には手際よくノア11・27有明コロシアムでの初防衛戦、秋山VS太陽が正式発表された。ノアにとって確実に集客に結び付く秋山の手柄だが、なぜか祝賀ムードが伝わってこない。そのワケを井上譲二記者が分かりやすく解説した。

 先の10・23両国国技館において団体が管理・運営する全てのタイトル(三冠ヘビー、世界ジュニア・ヘビー、世界タッグ、アジアタッグ)を他団体へ流出させてしまった全日本プロレス。
 今後のアングル作りにしてはあまりにも大胆なマッチマークだったため、一部の関係者の間で良からぬウワサが流れ始めた。10月20日号で「10・23両国がコケたら○○騒動が起こる危険性もある」と報じたが、残念ながら観客動員面では苦戦を強いられた・・・

 69歳になった現在も現役引退の気配すら感じさせないミル・マスカラス。去る10・7後楽園ホール『仮面貴族FIESTA2011』にも、弟ドス・カラスとともに来日し、いまだ健在ということをアピールしたマスカラスだが、引退しない理由の1つはいまだに日本で高額なファイトマネーを稼げること。
 しかし、かつてマスカラスを2度招へいしている茨城清志W★ING代表によると、彼ほど金にセコい外国人レスラーはいないという。一体、どのようにセコいのか? 仮面貴族も仮面の下は銭ゲバなのか?

 2010年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2010』では、いまもプロレスムック本で「プロレスを衰退させたのは週刊プロレス、格闘技を衰退させたのは紙プロ」と発言し、業界から大顰蹙を買っている前田日明が、1年前にも週刊プロレスのインタビューで、とんでもない間違いをしていたことをズバリ指摘している。
 その記事は「中カラーのミニアルバムシリーズで“伝説のレスラー” 前田日明を大特集。その中でファンが1番知りたがっているアンドレ・ザ・ジャイアントや佐山聡とのシュートマッチ、長州力襲撃について前田本人が語っている」というプロレスファン垂涎の企画だったのだが・・・ 


(C)2011 WWE, Inc. All Rights Reserved.
10・23『WWE PPV Vengeance』よりトリプルHを攻めるザ・ミズ
10・23 矢野啓太プロフェッショナル・レスリング・ワラビーvs.紅闘志也
10・25 リアルジャパンプロレス『Breakthrough』初代タイガーxサスケ
10・16『THE RING 2011』陣川弘明引退試合の相手務めたチュートン
ボクシングに転向するK-1王者の京太郎は報道陣の多さにビックリ

 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、4大会レポートに記者会見、インタビューとボリューム満点の特大号だ。まずはロック様の7年ぶりのリング復帰、横浜アリーナでの日本公演も近づいていよいよ盛り上がっているWWEのPPV大会『Vengeance』を特集。なんとリングが崩壊した世界ヘビー級タイトルマッチ、そして壊れたリングで行われたWWEヘビー級タイトルマッチの壮絶な結末。テロ行為を繰り返すザ・ミズ、Rトゥルース、トリプルHを襲うケビン・ナッシュと混乱を極めたWWEマット。翌日のRAWではナッシュの暴走でトリプルHは入院、孤立無援になったジョン・シナは遂に、あの男、ロック様の名前を出した。今後のストーリーも完全網羅しているので、日本公演の予備知識を勉強するのはうってつけだ。

 今号から始まった新企画、寺内1/2 兵衛の本音インタビュー。第一回目はCMAプロレス ケン・片谷が登場だ。プロレス界で顔が広い寺内記者だけあって、本当に本音を聞き出すのが上手い。他のメディアではまず読めない貴重なインタビューで、博識の寺内記者の話術にかかると、プロレスの歴史を辿って貴重な話になっており資料性の高い記事なのだ。

 そしてこれまたミルホンネット独占、独壇場だと大反響の"誰か教えてくれよ"地下プロレス、今週も掲載です。地下プロレスに参戦する矢野啓太主催のプロフェッショナル・レスリング「ワラビー」のリング占拠をレポートしているが、メインでは地下プロレスの勢力図を塗り替える衝撃的な結末が待っていた。プロレスの先祖がえりとも言える怪しい雰囲気の地下プロレスEXITの今を見逃すな。

 プロレスに闘いを取り戻す闘いを始めた初代タイガーマスク率いるリアルジャパンプロレス後楽園大会も網羅。特にメインで行われた初代タイガーマスクvs.ザ・グレート・サスケはあまりに凄い。「どたんばたん」はいらないと空中殺法を否定した初代に対して、サスケはなんと空中殺法で挑む。その結末は?そしてサスケの想いは初代に届いたのか?勿論、藤波、長州らレジェンドの大活躍もばっちりだ。

 地方に強い「地域バリアフリー」の主旨に則った電子書籍『マット界舞台裏』ならではと言えるのが、長崎で行われた和術慧舟会と全日本プロレスの合同興行『THE RING 2011』の記事だ。ミャンマーの素手格闘技ラウェイ大会参戦経験もある日本の総合格闘技パイオニア、慧舟会所属の陣川弘明選手、引退試合を中心にしており、試合は無論、曙とのツーショットなどお宝映像も満載だ。

 日本人K-1 ヘビー級王者京太郎ボクシング転向会見完全版が、どこよりも詳しく凄い。やっと中国大会延期(中止?)が発表されたK-1だが、そのK-1に見切りをつけボクシングに転向する京太郎。ミルホン特約記者ならではの、K-1谷川氏らとの関係などタブー質問連発で、読者が知りたい事全てを記事にしているので、まずは読んで欲しい。

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼秋山の三冠王座初戴冠に対し、なぜか祝賀ムードがないノア
▼全日プロの全タイトルが他団体に流出! 聞こえてきた良からぬウワサ…
▼ミル・マスカラスほど金にセコい外国人レスラーはいない!?

<アーカイブス2010>
▼インタビュー記事の中に発見した前田日明の大きな思い違い!

<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼10・23『WWE PPV Vengeance』テキサス州サンアントニオ
ロック様のご帰還、横浜公演で大注目のWWE特集
・リングが崩壊!マーク・ヘンリー×ビッグ・ショー
・鉄階段 乱入 ベルト強打 悪王者デル・リオ防衛
・ジャックナイフ!ケビン・ナッシュがトリプルH葬
・凶悪テロ ザ・ミズRトゥルース JシナCMパンクリンチ
・翌日RAW大混乱 トリプルH入院全治6週間?
・孤立無援シナ あのロック様をパートナー指名?
・空前の盛り上がり日本公演 対戦カード発表

▼新企画 寺内1/2兵衛の本音インタビュー
「笑顔でコモエスタ☆」第一回ゲスト CMAプロレス ケン・片谷
・鶴見五郎さん対スパイク・ヒューバーのビデオが観たいですよ!
・一時期、ある選手に僕が飯を食べさせていたんですが、そいつの方が
・プロなのに僕よりも稼ぎが少なかったので・・・
・ケンのプロレスラーへの道は波乱続出 たけしプロレス軍団から?
・今まで観たプロレス名勝負ベスト3 衝撃の第一位は?
・業界のライバルは意外にも 本当に意外な人物の名前が
・外国人選手のカタカナ名誤記と役立つ教育の薦め

▼10・23 矢野啓太プロレスリング・ワラビー地下プロレス占拠
 高田馬場ALAISE Text by 紅 闘志也 Photos by 植松晃一
・ワラビーTV チャンピオン“霊界の貴公子”怨霊
・“アメリカン×2”ばってん多摩川 その勝負の行方は?
・“手榴弾娘”ミクロ×地下横綱 梅澤“スモー”菊次郎
・“KENDO KEI TA & THE KABUKI×紅闘志也&ブラック・トムキャット
・壮絶な決着 大番狂わせ地下プロレス界騒然の結末

▼10・25 リアルジャパンプロレス『Breakthrough』後楽園ホール
・捨石になる覚悟!初代タイガーマスク プロレスの真髄魅せた
・相手を壊す殺人キック連打でサスケ悶絶 空中殺法で対抗
・初代絶賛「今日のサスケはストロング・スタイルだった」
・平井代表秘密話 「武道掣圏」に超大物プロレスラー参戦
・背水の陣 長州力大ハッスル 藤原組長関節の鬼健在
・「タイガーマスク基金」設立発表 藤原敏男先生秘話暴露

▼和術慧舟会陣川道場で長崎の格闘技活性化尽力、陣川弘明引退
 〜10・16『THE RING 2011』 長崎西洋館イベントホール
・地方ならでは?プロレスと格闘技合同大会 全日本プロレス
・素手格闘技ラウェイからの生還者写真提供 NGO懐
・陣川弘明選手壮絶引退試合は「達人」に続き手負い状態だった
・地元長崎の格闘技活性化に尽力することに期待
・和術慧舟會 vs. バンゲリングベイ2試合
・なんと曙とツーショット 陣川選手お疲れ様

▼日本人K-1 王者京太郎ボクシング転向会見by角海老宝石ジム
「月3 万円のアパート引っ越してすべて一からやりたい!」@大塚駅北口
・「2、3 人だと思ってたらK-1 の時よりも多いじゃないですか」
・谷川貞治、前田憲作「申し訳ない」の中身
・世界戦をプロモートした萩森健一氏との出会いが運命を変えた
・プロレス参戦は夢を叶えたのか?隠された秘話
・走って持久力を付けるx「朝8 時なんか起きられない」
・「足を使う綺麗な戦い方だけど、倒せるボクサーになりたい」
・有名になりたい!〜変わらぬ動機
・バダ・ハリ、長島☆自演乙☆雄一郎は?

▼タブー満載満載企画【海外情報局.112】
IFC137ミルコ日沖出陣 TNA楽屋混乱 豚KO負け Sホール番組反響大
・UFC137 BJ・ペンvs.ニック・ディアス&ミルコ・クロコップ日沖参戦!
・生え抜きJ・ストーム新王者TNA舞台裏内紛裏E・ビショフ私物化
・豚の様に刺すバター・ビーン ライト級選手に衝撃のKO負け無残!
・僅差判定連続『ベラトール55』 野獣藤田狩り T・ビュー王者に勝利
・アルコール中毒スコット・ホール 米TVドキュメント番組反響絶大

★一緒にカートに入れて合わせて読めばさらに楽しめる!
猪木のエース級引き抜き予告は不発に終わる?
今後の新日プロと全日プロにとって大きな影響を与えそうな10月の両国大会
出版不況の中でも根強く売れているプロレス・格闘技本のネタが満載
意外にも実現の可能性があるという諏訪魔VS鈴川戦
秋山だけが全日プロに参戦、ノアの選手へのオファーが激減!
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4大タイトルを他団体に流出させた全日プロと、秋山が三冠初戴冠したのに祝賀ムードがないノアに迫る!

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週刊マット界舞台裏'11年11月03日号ノア内紛AJ流出/片谷/陣川弘明

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