マット界舞台裏’12年03月29日号K1地獄T1終殴られ屋新日xIGF+全日両国

 大きな変化(改革)が注目されている新生・新日本プロレスの戦略の中で、最もビッグサプライズになるのはユークス体制時代には考えられなかったIGFとの交流だろう。
 その実現性をいち早く報じたのは井上譲二記者で(『マット界舞台裏』2月16日号)、「答えは半年以内に出る!」と予告したが、水面下の動きはそれ以上に急展開を迎えそうな気配? 早ければ「5月中に何かが起こる」展開になってきた。
 そこでもう1度、両団体の思惑を探ってみた。禁断の新日プロ−IGFの交流は実現するのか? しないのか?

 全日本プロレス3月20日の両国国技館大会が終わった後、武藤敬司はマスコミや観客のいない所で満面の笑みを浮かべていたという。三冠奪回に失敗したのになぜ?と関係者の間から疑問が出ている。
 虎の子である三冠を外敵に明け渡している事によって全日にある変化が訪れた様だが、その裏側を検証してみた。

 プロレスほど楽な職業はない……そう思っているファンは少なくない。
 実際、所属団体によって試合数は違ってくるが、メジャー団体でも1年のうち拘束されるのはせいぜい100日前後。それだけ自由な時間があれば副業を持つことも可能だし、飽きるほど遊ぶこともできる。
 そう思いきや、いまのレスラーはオフ中も大変らしい。団体から試合や練習よりもキツイ仕事を押し付けられるのだ。それはどんな仕事なのか?

 2011年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2011』は、現在はノア所属でありながら全日本プロレスの三冠ヘビー級王者として、全日絶対的エースである武藤敬司を下し防衛に成功した秋山準について書かれた記事を振り返っている。
 ノアの秋山がまるで全日の中心選手であるかの様に振る舞っている状況を、1年前に誰が予想しただろうか? ……実はいたのだ。それは勿論、我らが井上譲二記者だ。丁度、この頃、永田裕志に続き、秋山準が『チャンピオン・カーニバル』に参戦する事が発表され大きなニュースになっていた。
 永田はともかく、因縁深いノア勢である秋山が看板シリーズに参戦という全日ファンからするとある意味、ショッキングな出来事だ。その背景に迫った井上記者は現在の全日プロの状況やノアの状況を見た上で、読み返してみると実に興味深い内容なはずだ。


今週号はT-1スペシャル特集の特大号。これだけで32ページ、別冊にしてもおかしくないボリュームだ。


猪木ゲノムで活躍するPアーツ、Jレ・バンナらはK-1でなくGGを選んだ
3・16リアルジャパン後楽園ホールを邪道色に染めた大仁田厚
皇帝戦士ビッグバン・ベイダーは圧倒的な強さを見せた
“殴られ屋”晴留屋明がパーティでパフォーマンス。売上は?
T-1二見社長がまさかのT-1スペシャル終了宣言!

 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、3大会取材+3オリジナル記事の特大号となっている。新生K-1がシサイモン・ルッツのIT'S SHOWTIMEと提携し、バス・ブーンのゴールデン・グローリーを裏切った形になったが、その結果、ブーンは復讐の鬼と化した。早速、K-1の象徴的な選手であるピーター・アーツ、グランプリ4度制覇のセーム・シュルト、さらには佐藤嘉洋と契約したという驚愕のニュースが走ったが、その裏事情がジャーナリスト、タダシ☆タナカから入稿された。本紙独占のスクープ記事、あとは実際に読んで震えて欲しい。

 ストロングスタイル復活を目指す正統派、初代タイガーマスクと、邪道、大仁田厚が奇跡の激突をした3月16日リアルジャパンプロレス後楽園ホール大会にも密着。完全に大仁田劇場となってしまった会場では、全試合終了後も大仁田の水かけパフォーマンス、電流爆破マッチを見たいか!?の絶叫、そのまま控室でも記者陣を相手に大暴れ。更にリアルジャパン名物、藤波・長州名勝負数え唄から、リアルジャパンに初登場となった、あの皇帝戦士ビッグバン・ベイダーの大活躍などをたっぷり記事にしている。

 また、パンクラス3月11日のディファ有明大会で、レフェリーのSTOP号令後も川原誠也が殴りかかったということで、キング・オブ・パンクラス実行委員会から異常に厳しい処分が発表された。このニュースを受けて、2012年度のツアー名がPROGRESS TOURということもあるのか、プログレ音楽のDVDドキュメンタリー作品と絡めたU系格闘芸術論を入稿してきたのはシュート活字のタダシ☆タナカである。なるほど、プロ格闘技とはなにかを考えさせられ面白い。

 プロレスだけでなく、格闘技興行に関しても他マスコミが取り上げないインディ大会を取り上げる『マット界舞台裏』の本領発揮という感じで、3月18日、東京ゴールドジム大森(サウス東京アネックス)で開催されたB-FAMILY NEO主催興行『Muay Thai WINDY Super Fight vol.11』をレポート。この非常に貴重な大会記事は、闘い続ける"歌舞伎町の宝山"こと宝山力、47歳になる元国際式&MAキックバンタム級チャンピオンの田中信一のセコンドについた紅闘志也記者がインサイダーならではの視点で書き綴っている今週最重要と言える記事となっている。

 また、その数奇な半生が、書籍、映画、漫画になるなどプロレス・格闘技界のみならず、サブカルチャー系でも大きな話題になっている“歌舞伎町の殴られ屋”晴留屋明が、今回で7回目になる関西最大級のフェティッシュPOPパーティFARPLANE NIGHTでパフォーマンスを行った、こちらも独特な希少記事が入稿された。現在、殴られ屋のダメージによるパンチドランクによる記憶障害、片目の視力を失う代償を負い、家業はセミリタイヤ中だが、こうしたパーティなどのイベントではパフォーマンスを行っている。その珍道中を含む全容に迫った。

 そして、別冊にしてもおかしくないボリュームで迫るのが3月19日に東京・新木場1stRingに行われた二見社長率いるT-1興行『あゆぷろプレゼンツ T-1スペシャル 男と女の闘い』特集だ。男対女で行われる試合ばかりという特殊な大会な上、断罪、断罪と誰も彼も追放してしまう二見節がさく裂。一流レスラーなのに井上京子に敗れてしまったザ・グレート・サスケ追放? セクハラされまくりで激怒した藪下めぐみ&山縣優の試合の衝撃xxxx発言の数々、そして二見社長に愛の告白したミクロの想いを受け止めるメイン。まして最後の二見激情では激昂的な発表が飛び出した。その全てを収録した、これぞ本当の永久保存版だ。

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼新日プロとIGF、早ければ5月中に何かが起こる!?
▼全日プロがビッグマッチを成功させた要因をマッチメークの裏側から探る!
▼団体から押し付けられる試合や練習よりもキツイお仕事

<アーカイブス2011>
▼秋山準の『チャンピオン・カーニバル』出場が実現した背景は?

<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼K-1絶体絶命、和蘭バス・ブーンGLORY選手引抜「栄光を取り戻す」
 Text by タダシ☆タナカ
・国際K-1連盟(FIKA)主催3・17『K-1甲子園』後楽園大会問題を検証
・新生K-1と戦争勃発 組織一新ゴールデン・グローリー裏情報
・K-1の象徴ピーター・アーツまでもが新生GLORYと電撃契約

▼邪道リング占拠 初代タイガーマスク勝利も大仁田劇場 電流爆破求
皇帝戦士ベイダー初登場衝撃 3・16リアルジャパン後楽園ホール大会
・初代タイガーマスク&Gサスケ 邪道の洗礼を浴びる結果に
・大仁田厚 矢口壹琅を従えてくわえタバコのパフォーマンス
・凶器 場外乱闘 毒霧 ストロングスタイルを挑発しまくる
・試合後も大仁田劇場「電流爆破マッチが見たいか!」と絶叫
・控室でも記者陣に絶叫!タイガーとの電流爆破を煽れ!
・藤波−長州名勝負数え唄がタッグマッチで継続 伝説に酔いしれる
・皇帝戦士ビッグバン・ベイダー 衝撃の圧勝劇 強過ぎる
・ベイダーアタック ベイダーハンマー ビッグバン・クラッシュ
・東日本大震災犠牲者への黙とう 巌流島決戦への決意・抱負

▼パンクラス様式美格闘芸術 "暴走"川原誠也へ厳しい処分とプログレ
 Text by タダシ☆タナカ
・DDTプロレス『ハードヒット』参戦の川村亮社長の説教が執拗
・PROGRESS TOURピンク・フロイド狂気のプリズム反射の月光
・2010年制作プログレ音楽現在進行形ドキュメンタリーDVD
 『Romantic Warriors A Progressive Music Saga』とは
・U系進化のパンクラスは「ロマンの戦士」であり続けるのだ

▼歌舞伎町の宝山力無念、田中信一玉砕〜東京ゴールドジム大森
3・18 B.Family NEO主催「MUAY THAI WINDY SUPER FIGHT Vol.11」
 Photos & Text by 紅闘志也
・新鋭選手中心の大会で9試合中5試合が早い段階でのKO衝撃大会
・OZAKIx宝山力 体格の差でのパンチの重さ、カットによる印象点
・宝山力「左目がみえない」眼窩底骨折の疑いがあり現在、検査中
・KOD門田正明xKOJI 手数で上回ったKODが印象で2−0判定勝ち
・KING MASAx友吾 ハイキックでファーストダウンを奪いその後も
・山浦俊一x田中信一 3倍の年齢差を見せることができなかった

▼関西最大級のフェティッシュパーティに「元殴られ屋」晴留屋明 見参
 Photos & Text by 紅闘志也
・関西最大級のフェティッシュPOPパーティFARPLANE NIGHT開催
・新宿歌舞伎町名物として伝説になった『殴られ屋』晴留屋明
・会場に“殴られ屋ブース”を設置 これはいったい何なのだ?
・借金から、1分立って殴られる殴られ屋開業 その後遺症悲惨
・できないことはない。できるまでやれば必ずできる 壮絶手記
・『明日こそハレルヤ!』書籍 映画 漫画 数奇な運命が話題に
・紅闘志也もアピールタイムで実演!脱いで殴りに行く“俺も”

▼通算11連勝達成の二見社長、まさかのT-1スペシャル終了宣言!
3・19日新木場1stRing『あゆぷろプレゼンツ T-1スペシャル』
・Gサスケを断罪追放 はたして次なる展開は…!?
・「男と女の闘い」と銘打ち5試合中4試合が男子対女子の真っ向対決
・「チケット売れねえ奴に代表者挨拶なんて任せられるかよ!」
・ジ・ウインガー&バッテンダーxキラ☆アン&ミクロ セクハラ攻撃
・二見社長xドラゴンソルジャーLAW 「怖い二見」の怒りが充満して
・ばってん多摩川&見た目が邦彦x藪下めぐみ&山縣優 下劣芸人一蹴
・藪下&山縣の怒り ぶっちゃけ警察に通報すれば一発でアウト
・ザ・グレート・サスケx井上京子 本当に追放されてしまうのか?
・二見社長xミクロ ミクロの愛を退け(?)11連勝を飾った
・T-1史上空前の爆弾発言 かねてから宣言していた"重大発表"とは!?
・プロモーター二見社長を直撃!前代未聞の出場者を採点

▼タブー満載企画【海外情報局.133】
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マット界舞台裏'12年03月29日号K1地獄T1終殴られ屋新日xIGF+全日両国

商品コード inouejojiz272

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