マット界舞台裏’12年02月16日号新日売却徹底検証 秋山長州因縁大日本

 1月31日の新体制発表会見で「新日本プロレスを世界最大のプロレス団体に成長させることを目標にしている」と自らの夢を述べた木谷高明ブシロード代表取締役。
 一部の業界関係者は「タダのプロレスおたくに何ができる?」と冷ややかな目で見ているようだが、今週号の『週刊プロレス』(2月22日号)に掲載されていた独占インタビューを読んだ井上譲二記者は「新日プロのオーナーにふさわしい人物。これからプロレスは面白くなる」と木谷氏が同誌に明かしたビジョンを絶賛した!
 辛口で知られる井上記者がここまで木谷氏を評価する点はどこなのか? 元『週刊ファイト』編集長が新日プロ新オーナーの木谷氏がタダのプロレスおたくなのか、それとも業界の盟主である新日プロのオーナーにふさわしい人物なのか?徹底的に分析する。

 ユークス体制からブシロード体制となった新日本プロレス。新体制となった今年の戦略などは2月29日の会見で明かされるが、関係者が最も注目しているのは外交面の変化だ。
 近々、木谷高明オーナーが他団体のある大物と会食するという情報も流れており、利害関係が一致すれば一気に交流へ発展する可能性も・・・。詳細は電子書籍購入者のみ知ることが出来る。
 また、一方で木谷オーナーが新日プロ改革案の中に「創業者、OBをリスペクト」と入れたことで、早速“新日プロOB会”結成の動きも出始めている。

 久しぶりに超満員札止めとなった全日本プロレスの2・3後楽園ホール大会において、因縁の相手である大森隆男の挑戦を退けて三冠ヘビー級王座V2を達成した秋山準。なにしろ後楽園ホールが埋まった事実は重い。
 全日プロ3・20両国国技館で武藤敬司を撃破したら長期政権も夢ではなくなるが、井上譲二記者に言わせると「たとえGHCヘビー級との二冠王になっても秋山人気が上昇することはない。三冠を取るのが10数年遅かった」と厳しい評価。
 さらに「(秋山は)日本マットの大エースになれる逸材だったのに長州力のせいでなれなかった」と言った。ほとんど秋山と接点のない長州がなぜ、出世の妨げになったのか?

 2011年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2011』では、去年、日本中を騒がせた大相撲八百長騒動について触れた記事を振り返っている。奇しくも2・17IGFプロレスリング『GENOME 18』では、“八百長メール”の当事者の一人として角界を去る事になった元霧の若・岡本将之がプロレスデビューするが、世間の人たちは果たしてどう思うであろうか?
 大相撲の八百長問題が世間で話題になったとき、井上記者は「プロレス記者である私にとって1番の関心事は各メディアがプロレスのその部分についてどのように表現するかであった」と記事で書いていたが、それから約1年後、八百長力士がプロレスデビューとはなんとも笑えない状況だ。


昨年5月5日開催『ブシロードレスリング』大会煽りVよりキッダーニ男爵
大谷晋二郎にスタナーを喰らい「覚えてろ!」と毒づいていた木谷社長
大日本プロレス白粉にまみれたバラモンが佐々木義人に大回転キック
曙や浜亮太の全日勢参戦に横綱白鵬も後楽園に出没、後方には小鹿
木高イサミ/宮本裕向が葛西 純/"黒天使"沼澤邪鬼に投げ飛ばされる
SB宍戸大樹は善戦するもウォーレン・スティーブルマンズに2度ダウン

 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、マット界に激震が続く新日本プロレス身売り騒動を徹底検証した渾身のレポートから連なる2大会、3取材というボリューム満点の特大号となっている。巻頭でも井上譲二記者から物凄いスクープが掲載されているが、編集部ページでもタブーを排する“ミスター・シュート活字”タダシ☆タナカから、北米トップ証券会社社員だった経験を踏まえて、今回の買収騒動をビジネス的な観点から読み解いている。勿論、同時期に巻き起こったK-1身売り騒動も斬っているのでこちらも合わせて読んでもらいたい。
 更に、いっせい氏からも、今回の新日身売り騒動が本当に歓迎すべきニュースなのか問題提議。ユークス体制での新日本プロレスを、これまたタブーを排した視点で論じているので、既存の御用聞きプロレスマスコミでは読めない貴重は記事になっている。

 もはやプロレスリング・ノアを上回るリング上の充実ぶり、観客動員数を誇る、今、日本でもっとも面白い団体と言われる大日本プロレスの後楽園大会も特集。デスマッチ王者でありエースであるアブドーラ・小林がピンフォール負けをするという大波乱。フォールを奪った竹田誠志のアピールとは?勿論、大日本プロレスの売りである壮絶なデスマッチの様子も豊富な写真で紹介しており、迫力満点だ。佐々木義人は、シングル・リーグ戦『一騎当千stromg climb(ストロングクライム)』をブチ上げた。選ばれし者THE CHOSEN FEWの恍惚に誘う!

 2・5シュートボクシング後楽園ホール大会は、エース宍戸大樹が3連敗、シュートボクシング日本女子王者高橋藍も敗北という大波乱。更には修斗からの侵略者、マモル&不死身夜天慶を迎え撃ったシュートボクシング勢はどう戦ったのか?格闘技的な視点でしっかりレポートしている。

 あの“スター・ウォーズ”ジョージ・ルーカスの娘アマンダと戦う堀田祐美子の公開練習も詳細に記事にしている。共に知名度の高い同士の対決で注目されているが、プロレスラーだけにサービス精神も満点。「頑張ります」しか言わない格闘技選手と違い対戦を盛り上げる公開練習となった。はっきり言って、世間の知名度から考えればこのカードがメインイベントなのだ!

 正月を襲った悲報、日本の至宝であった本物の男、“ワル”こと真樹日佐夫先生を偲ぶ会に、生前から深い親交があった紅闘志也が迫る。偲ぶ会の写真は当然として、プライベートな写真も満載、その上に真樹先生との思い出話が花を添える感涙の記事となっている。ある種の真樹先生特集としては、これぞ他媒体との差別化を象徴するボリュームの隠れ目玉記事であろう。
 更に貴重なChinese Fighting Promotion(CFP)8周年 & 躰術会館10周年 記念会レポートも用意されている。こちらも他の専門誌にはまず掲載されていない永久保存版となっている。縁のある方ならぜひ購入していただきたい。

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼木谷氏はタダのプロレスおたくなのか? 新日プロのオーナーにふさわしい人物なのか?
▼木谷オーナーが他団体の大物と会食予定。新日プロとの交流に発展か?
▼秋山準が日本マットの大エースになれなかったのは長州力のせいだ!

<アーカイブス2011>
▼大相撲の八百長騒動でプロレスにとんだとばっちり!

<ファイト!ミルホンネット編集部>
新日本プロレス身売り騒動徹底検証
▼急拡大ブシロードによる新日本プロレス買収のビジネス分析
 Text by タダシ☆タナカ
・東京ドーム最後との噂がユークス体制では現実に
・買収額5億円の損得勘定と「30億円会社」への変身目標
・アジア色のEMCOM がK-1ブランド復活に乗り出すが謎は深まる

▼新日本プロレスがユークスからブシロードへ売却
 〜本当に「暗闇期」は終わっていたのか?
 Text by いっせい
・今の新日本プロレス、面白いか?棚橋勝ちブック路線の是非
・世間的な知名度を加味した存在そのものは橋本真也が遥かに上
・ブシロードには良い意味で新日本を変えてもらいたい

▼棚橋弘至がオブザーバーMVP?新日身売りユークスからブシロードへ
 Text by いっせい with 編集部
・2011年という期間で冷静にマット界を振り返るなら、あの選手の方が
・新日本の太鼓持ちマスコミやブロガーが喜ぶネタに過ぎない
・木谷社長だって「1・4は最悪だった」と苦言を述べていた

▼2・2大日本プロレス後楽園大会BJW王者アブドーラ・小林敗れる!
 Text & Photos by シン上田
・ジャーマンでカウント3 竹田誠志が次期挑戦者に
・関本・岡林に曙・浜 スーパーヘビー級の攻防には圧巻
・引退カウントダウン山川竜司「オヤジの意地を見せてやる」
・葛西が宮本と木高の頭にホッチキスを打ち込む壮絶デスマッチ
・案の定、バラモン兄弟の奇襲攻撃からスタート やりたい放題
・ブラック・ジーズら運動神経に優れてた選手達の第一試合

▼宍戸、猛攻及ばず痛恨3連敗!鈴木悟ボーウィーとの豪腕対決制す
 2・5シュートボクシング後楽園ホール大会
 Text & Photos by 市橋友紀
・2度のダウンを奪ったウォーレンが判定勝利、宍戸は泥沼の三連敗
・ダウンを奪った鈴木悟が勝利をものに S-CUPへの参戦を口に
・高橋藍復帰戦も魅津希がSBファンに強烈なインパクトを残して勝利
・終始プレッシャーを与え続けた修斗マモルが判定勝利を飾った
・1R に奪ったダウンを守りきり松花が不死身夜に判定勝利

▼堀田祐美子が門馬秀貴と公開練習 順調な仕上がりむしろ2kg増量
・2・18『DEEP 57 IMPACT〜12年目の現実』女子無差別級王座決定戦
・堀田「年齢は関係ない、気持だ!」「調子に乗っている」
・普通じゃないから、ここまでプロレスをやってこれた

▼“ワル”よさらば!追悼企画!2月4日 真樹日佐夫先生を偲ぶ会
 Text & Photos by 紅闘志也
・著名人続々!通常ではあり得ない呉越同舟の組み合わせ!
・真樹日佐夫先生ならではの人徳をあらわしていた偲ぶ会
・超貴重プライベート写真豊富掲載 先生お疲れ様でした

▼?日本と中国の格闘技界を結ぶ架け橋?Chinese Fighting Promotion(CFP)8周年&躰術会館10周年記念会 レポート
 Text & Photos by 紅闘志也
・あのバダ・ハリ引退試合を裁いた大誠塾・大成敦塾長が挨拶
・国際チャクリキ協会顕修塾・和田修司塾長が乾杯の音頭
・本邦初公開 中国河南省での河南テレビ『武林風』 中日対抗戦
・マレーシアでの中国盛華国際武術倶楽部主催『英雄伝説』

▼タブー満載満載企画【海外情報局.127】
UFC143コンディット王者 WWE獅子主役 TNA欧州好調 皇帝サンボ優勝
・UFC143 カーロス・コンディット、ニック・ディアス下し暫定王者に!
・数字で見る『UFC143』一覧表 悪童ディアス 薬物陽性ショック波紋
・WWE クリス・ジェリコ×CM パンク抗争勃発 祭典へストーリー激化
・TNA UK ツアー有終の美 超人ホーガンT シャツ引き裂き久々健在
・『Thai Boxe Mania』欧州キック黄金時代新星ユーリ・ベスメルトニー
・皇帝ヒョードル 兄弟対決制し コンバットサンボロシア選手権優勝

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マット界舞台裏'12年02月16日号新日売却徹底検証 秋山長州因縁大日本

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