マット界舞台裏’12年01月19日号Archive厳選集5女帝ブル/年末年始総括


【最長不倒記録の全180ページ】
 今週の『マット界舞台裏』は井上譲二記者が急病のため、好評シリーズ『バックナンバー厳選集』の第5弾をお届けします。今回は2008年2月7日号から4月10日号までの中から、いま読んでも古さを感じないどころか、井上記者の鋭さや取材力を実感することが出来る記事を集めてみました。

 この頃はちょうど『PRIDE』に替わる総合格闘技イベントとして『DREAM』と『戦極』が発足した時期なのだが、いまや『戦極』は消滅し、『DREAM』も主催のFEGがイベントを開催出来る状況でなく、昨年末にはついに大晦日の格闘技イベント開催が消滅する寸前だった。
 ところが、アントニオ猪木率いるIGFが救いの手を差し伸べる形で、『元気ですか!!大晦日!! 2011』というイベントをさいたまスーパーアリーナで開催した。試合内容は置いておいて、立場としてはいまやIGFのほうがDREAMより上なのだが、バックナンバーを読んでいただければ分かるが、この頃のIGFは完全に迷走状態! それこそいつ活動休止になってもおかしくない状況だったのだから、まさしく一寸先はハプニングだ。

 2007年3月で休刊した『週刊ゴング』が、発行元のM社長の手によって復刊するのではないかというウワサが駆け巡ったのもこの頃だ。
 『ゴング』と同じく休刊中の『週刊ファイト』の元編集長である井上譲二記者は、『ゴング』復刊に関する正確な情報をどのメディアよりも早く、詳しく報じていたが、中でも驚いたのが元『週刊プロレス』編集長のターザン山本を新生『ゴング』の編集長にするという情報だった。
 当時の山本氏は年下の彼女が出来たことで周囲を騒がせ顰蹙までも買っていたのだが、そんな山本氏が『ゴング』の編集長になるとなったら大事件だ。しかし、M社長と山本氏の交渉は決裂した。その一部始終の流れが今号を読めばすべて分かる!

 また、『Hero's』の消滅により、スーパーバイザーの任が解かれた前田日明が、『ジ・アウトサイダー』を立ち上げたのもこの頃なのだ。当時はFEGの谷川貞治代表が前田への協力を公言していたのだが、トラブルメーカーの前田をうまく谷川代表がコントロールしていると言われていた。
 それがいまや谷川代表はFEGの資金不足により、イベント開催が困難な状況に陥り、表舞台にもほとんど出て来なくなった。その一方で『ジ・アウトサイダー』が好評だったこともあり、前田は今年3月に悲願の第2次リングスを旗揚げすることになったのだから、この世の中なにが起こるか分からない!

 2011年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2011』では、積極的に営業に奔走したこともあって、レジェンド・ザ・プロレスリングを成功に導いた藤波辰爾について。レジェンド・ザ・プロレスリングの成功は関係者にとっても、ファンにとっても喜ばしいことだが、藤波には自身が主宰するドラディションという団体があるのをご存じだろうか?
 レジェンド・ザ・プロレスリングに参戦している初代タイガーマスクも、リアルジャパンプロレスという主宰団体はあるが、リアルジャパンは定期的に大会を開催しているし、初代タイガーもうまくレジェンドと差別化しながらどちらにも力を入れてやっているのが分かる。ところが藤波は他団体が最優先。それはなぜなのだろうか?


ベストマッチだったのは菊野克紀MIXルール長島☆自演乙☆雄一郎
北岡悟が青木真也の顔面に膝をお見舞いする場面でゴングが鳴った
年が明けても主役の座を降りない猪木会長のビンタがまだまだ続く
大晦日『元気ですか?』第二弾レポートも30ページと充実
新日本プロレス1・4東京ドーム オカダ・カズチカ大プッシュの功罪
1・8『女帝』ブル中野引退興行に前から後ろから密着

 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、まず、巻頭として、“ミスター・シュート活字”ことタダシ☆タナカから取材原稿が入稿された。年末年始のプロレス・格闘技界全て総括するこの記事は、前代未聞、引退カウントダウン中に引退を撤回して大顰蹙を買ったJWP女子プロレス米山香織騒動から、大晦日、TV視聴率戦争の顛末、9時間を超えるありえない長時間興行となった『元気ですか!! 2011』の問題点もズバリ指摘。観客の事を一切考えない長時間興行こそ、日本格闘技界がここまで衰退した大きな理由だろう。更に、1・4東京ドームの光と影も、シュート活字ならではの情報、視点でぶった切る。最後は女帝ブル中野の引退興行から、現在の女子プロレス界の問題点まであぶり出した転載厳禁、他言無用の裏ネタ満載特大版だ。

 それに続く形で、12・31『元気ですか!! 2011』さいたまスーパーアリーナレポートも掲載。日本格闘技界のお意見番、ふるきちが、青木対北岡戦を中心として思い入れたっぷりに語りつくす。勿論、その他、後半戦全部、プロレスルール、格闘技ルールに関係なく全て試合記事を網羅出来るのは、プロレス・格闘技、どちらかにこだわらず縦横無尽に泳ぎ回る『マット界舞台裏』ならではだ。

 圧巻は別冊にしてもおかしくない物凄いボリューム、情報量で迫る、ブル中野引退興行『女帝』レポートだ。2010年4月20日に放送されたTV番組『魔女たちの22時』においてその壮絶な半生が描かれると大きな反響が起こり、再ブレイクしたブル中野だけあって、引退興行もTDCホールが超満員、大観衆を集めた。その大会を豊富な写真で徹底的に再現すると共に、大会終了後中野のぶるちゃんで、始発電車の時刻まで続いた打ち上げ会にも参加したA-rex氏にだけ本心を語った、青木恵子さんの本音まで掲載しており、資料的な価値が非常に高いものに仕上がっている。

 1月4日、新日本東京ドーム大会に、AKB48小森美果ちゃんがやってきた。これを受けて通常の試合レポートとは違う、独自の記事も掲載している。「混迷の時代だからこそプロレスの真髄が見たい…。そう願っていた総てのファンにRainmakerオカダ・カズチカの帰国を捧げたい」〜このふてぶてしさからは誰も逃れられない。'12年新日本プロレスのクライマックス、早くも到来!! 2・12大阪府立体育館を見届けよ!

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼IGF2・16有明コロシアム S・ハンセンが参加!?猪木と劇的再会も
▼鈴木みのる 2・17新日本両国にサプライズ乱入!?
▼新日本生え抜きレフェリーが謎の退団
▼ドリーの人間関係を壊した"悪妻"の正体
▼ファンもマスコミも長州&大仁田に拒絶反応 大仁田は『ロックアップ』の疫病神
▼ドリー、やはりダブルブッキング 最後の来日で汚点を残す危険性も
▼『ドラディション』に未来なし!旗揚げ興行がラスト興行になる?
▼『ゴング』復刊秒読み!オーナー前田氏は週刊誌化に固執
▼谷川氏 トラブルを完全回避 『前田問題』でファインプレー
▼これでいいのか!?地方興行メジャー団体プロモーターとファン軽視?
▼非情!新日本プロレス 飯塚高史が屈辱の契約更改
▼ドン荒川、"一番怖い人"から大目玉 きっかけは・・・"暴露本"
▼再試合、ダブルクロス・・・IGF&新日本興行戦争で"疑惑試合"続出
▼人食い義生、IGFバックステージで田村潔司を襲撃寸前
▼猪木&田中ケロ氏、電撃和解の裏のそろばんずく
▼ピタッと止まったゴング復刊の動き 元編集者たちはオーナーを拒否
▼ギャラはインディー並み?長州力新イベントで新日から"経済的自立"?
▼看板に偽りアリ?前田新興行『アウトサイダー』に高まる不安
▼ドリー、晩節汚す 引退シリーズは超不入り続き しかし夫人は・・・
▼新日契約更改 レフェリー退団、サムライ"トレード"で幕
▼旗揚げ戦で初のギブアップ負け 『戦極』早くも正念場 惨敗で地上波テレビはどうなる?
▼猪木孤軍奮闘も4・12IGF大阪大会に暗雲
▼新日本、棚橋送り込みで全日本至宝の"買収"を画策?
▼東京・高円寺でビル・ロビンソンが"暴言"?
▼迷走続く4・12IGF大阪大会 メーンは小川vsジョシュ再戦で☆返し?
▼武藤全日本 後楽園ホール歴史的不入りで経営危機?
▼長州力プロデュースイベント 新日から"完全独立"の背景
▼新日本営業部"3年連続ボーナスなし"の余波
▼たまアリに彼女同伴入場 ブログで会場で…ターザン山本ブーイング
▼Samurai対談番組の裏で 武藤・全日本 『K-1』谷川氏にSOS発信か?
▼怨念氷解か?猪木・坂口、ついに握手
▼WWEビンス、猪木バースデービデオに登場の謎
▼雑誌・ムック本・ラジオに続々2ショットで登場 ついにベールを脱ぐ"ターザン!山本の恋人"
▼レフェリー退団理由に新事実?ユークス傘下新日本プロレス残酷物語
▼新イベント『昭和プロレス』 新日系レジェンド選手不参加で早くも暗雲
▼どこまで続くぬかるみぞ・・・苦戦続く武藤・全日本
▼IGF4・12大阪府立大会 チケットは本当に完売したのか?
▼永島&新間氏5・12『昭和プロレス』"初合体"!しかし"恋人"猪木は・・・
▼『ユークス』新日本のオキニ中邑真輔 最低でも3年間ベルトをキープ?
▼老いらくの恋一直線!夢香さんも知らないターザンの奇癖

<アーカイブス2011>
▼自分の団体よりも他団体を優先する藤波にどっちらけ!

<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼元気ですか?プロレス格闘技 米山香織引退撤回検証
UFCxDREAM-IGF大晦日最期の1・4東京ドームか!?
1・8ブル中野『女帝』女子プロ・オールスター戦
 Text by タダシ☆タナカ
・米山香織テンカウントゴング最中の引退撤回とJWP女子功罪検証
・ボクシング&お笑い番組一桁視聴率vs.紅白『ミタ』越えの41・6%
・午後3時〜元旦まで長すぎた『元気ですか!!2011』の一見客軽視
・総合大会のリングに様式美プロレスが混じることへのIGFの無策
・新日創立40周年東京ドームRainmakerオカダ・カズチカお披露目
・1・8ブル中野『女帝』女子プロ業界再編成へのCommencement

▼12・31『元気ですか!! 2011』さいたまスーパーアリーナ 第二弾
 Text by 編集部 with ふるきち
・最もスリリングだった自演乙x菊野克紀のダウン戦で眠気が覚める
・81秒KOフェザー/バンタム2階級王者ビビアーノDREAM契約満了不安
・カバのお出ましTシルビア醜態 疑似格闘技戦を混ぜたら失笑買う
・18年目のK-1 GPが無くなったPアーツと戦極訴訟で潤う藤田和之
・Ironman空かし悪夢喰う獏と化すRusty Nail悔し涙IGF母屋盗られる
・高谷裕之の「プレシャー強かった」 5R何も出来ないリオン武幻滅
・余りにも日本的名勝負となった青木真也x北岡悟と受諾の理由考察
・30万ドル契約ヒョードル皇帝が地上波ナシ減額の石井慧をKOの決算

▼単独の別冊にしてもおかしくない『女帝』徹底再現&インサイドルポ
 1・8TDCホール
 Text by A-rex
・「おまえらが結婚して子供作ってもブル中野のプロレス見せてやるよ」
・注目メインイベントスターダム志田アイスリボン愛川の二冠王者対決
・「みな殺し極悪同盟」ダンプ松本阿部四郎ブル中野-偽C・ギャルズ
・<メモリアルスーパーファイト2 チェーンデスマッチ>ブル中野-神取忍
・クライマックスはアジャ・コングとの一連の攻防の再現、金網頂上へ
・憎まれ悔いなし 石投げられ悔いなし プロレス人生に一片の悔いなし

▼【中野のぶるちゃん潜入】ブル中野引退&誕生日記念パーティー
 Photos & Report by A-rex

▼ガチ過ぎる真のプロレスファン AKB48小森美果
・萌えた1・4東京ドーム 好きな選手は中西学!
・アイドルの口からランディ・オートンやバティスタの名前が
・永田さんも東京ドームで大ハッスル そして船木の顔面を破壊
・メインで勝利した棚橋は思わず小森美果ちゃんに抱きつく

▼タブー満載満載企画【海外情報局.123】
UFC142迫る Cジェリコ不可思議 WWE殿堂発表 Jハーディ無念 SF
・UFC 142フェザー級絶対王者ジョゼ・アルドがブラジルに凱旋!
・RAWクリス・ジェリコ リングで涙 ブローダス・グレイ ダンス天国
・WWE殿堂 エッジ&フォー・ホースメン決定 アブダビ遠征 豪華
・TNA今年初PPV『ジェネシス』2大王座戦反則決着Jハーディ激怒
・ストライクフォース王者ロックホールド快勝 ローラー&モー貫録勝
・SFファイトマネー公開 三崎和雄次回大会参戦 女サイボーグ薬物

★一緒にカートに入れて合わせて読めばさらに楽しめる!
対抗戦暗礁、新日禁断、猪木今年元気ですか
上田馬之助追悼、全日秘策、WWE新王者
1・4ドームのメーンが棚橋VS鈴木で大丈夫か?
IGF&新日プロ1・4ドーム辛口分析と契約更改間近で揺れるノア
猪木は本当に他団体の大物を引き抜こうとしていたのか?

週刊マット界舞台裏'11年5月5日号GW特別企画アーカイヴ厳選集?
週刊マット界舞台裏アーカイヴ厳選集2 IGF始動ゴッチ追悼Gong分裂
週刊マット界舞台裏'11年8月11日号Archive厳選集3長州醜聞闘聾門
マット界舞台裏'12年1月05日号Archive厳選集4 アイスリボン/アクセル

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価格 630 円

販売終了: 2020年12月31日 23時59分

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