マット界舞台裏’12年01月12日対抗戦暗礁 新日禁断猪木今年元気ですか

 1・4東京ドームでも中邑真輔&矢野通vs.潮崎豪&丸藤正道、後藤洋央紀vs.杉浦貴の2試合が組まれた新日本プロレス対ノアはマンネリ化が進む一方。「もう見飽きた」と言うファンも少なくない。
 その点、これまでチャンピオン・カーニバルや三冠ヘビー級タイトルマッチなどには秋山準しか絡んでいないため、ノアVS全日本プロレスにはフレッシュなカードが目白押し。当然、両団体の交流はまだまだ続くと見られている。
 ところが、最近になって「3月の全日プロ両国大会でピタッと終わる」との情報が流れ始めた。交流中断になるとしたら、一体どのような理由があるのか?

  先の1・4東京ドームから創立40周年というメモリアルイヤーに突入した新日本プロレス。昨年以上にビッグな企画が次々に提供されそうだが、坂口征二相談役が1・4でまさかのアントニオ猪木招へいを示唆した!
 実現すれば新日プロvs.IGF全面戦争に発展する可能性もあるため、当然マスコミは色めき立った。しかし井上譲二記者は「非常に困難な島田紳助の芸能復帰と比べても可能性はもっと低い」と依然、否定的な見方を変えていない。では、坂口発言の真意とは……。

 あのアブドーラ・ザ・ブッチャーが、全日本プロレス1・2後楽園ホールで突如「私は数カ月以内に引退する」と現役引退を発表した。
 レスラーとして驚異的な生命力を保っていた男についにその日が訪れたわけだが、70歳になる今日まで、両足が不自由になるまで老体にムチ打って、リングに上がり続けたのはなぜか? それは言うまでもなく経済的な事情からだった!

 2011年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2011』では、2010年でもっとも評価すべき試合、完成度の高かった試合との評判が高く、東スポの『プロレス大賞』でもベストバウト賞を受賞したプリンス・デヴィット&田口隆祐vs.飯伏幸太&ケニー・オメガに対し、井上記者が「全く評価していない。2度と見たくない試合内容」とまで言い切ったのが記事を振り返る。
 プロレスマスコミは団体や選手を褒めちぎるだけではなく、敢えて厳しい意見を言う事によって業界を良くしていくべき、これがマスコミの役割というのが週刊ファイトの方針だ。プロレス村と呼ばれる閉鎖的な日本プロレス界でこの姿勢を貫き通すのは本当に大変な事で、現在では、この『マット界舞台裏』の井上譲二記者を筆頭として週刊ファイト出身者を中心とした少数しかいないのは嘆かわしい限りだが、だからこそ、井上記者の記事は貴重であり、業界関係者、ファン共に必読と言えるだろう。


棚橋、武藤が大活躍した1・4新日本東京ドーム大会
しかし井上記者は、団体対抗戦に関するある情報を入手
3度オーバーして4度目がお仕事役のノア杉浦は、徹底的かつ一方的に後藤をいたぶる展開をさせてもらい、フィニッシュで寝てみせた。セオリーを守るのが対抗戦ビジネスの鉄則だ(下)


第一試合でユサップ・サーデュラエフに投げられ42秒で負けた所英男
やっとリベンジを果たした桜井"マッハ"速人のパンチ長南亮顔面破壊
極秘裏に来日して駆けつけた成功者タイガー・ジェット・シン親子

 
今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページだが、『元気ですか 2011!!』に関しては、なにしろ10時間興行だったので『マット界舞台裏』ならではの詳細版をやるとなると、単独の別冊にするか2週に分けて収録するしか発表の方法がない。今週号には所英男が43秒殺される衝撃の第一試合から、猪木劇場までを掲載。これだけで28ページもあるから、迫力満点の豪華なグラフと併せて他媒体とは一線を画する内容なので資料価値は高い。

 井上譲二記者が巻頭でもスクープを連発している『新日本プロレス NJPW 40th anniversary Tour. レッスルキングダム? in 東京ドーム』の現場レポートも掲載。こちらは大会の模様を記事にする事によって、巻頭特集とは別角度からプロレスファンの初詣である1・4新日東京ドームに迫っている。

 また、新年早々の悲報である真樹日佐夫先生死去を受け、梶原一騎先生原作「紅の挑戦者(チャレンジャー)』から名前を頂いた縁もあり親交が深かった紅闘志也より、秘蔵写真と追悼文で真樹先生の冥福を祈りたい。

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼三冠ヘビー級王座を巡り盛り上がっているノアVS全日プロの交流が3月で終了?
▼坂口相談役が示唆した新日プロVSIGFが実現する可能性は?
▼ついに引退を発表したブッチャーだが、70歳になるまでリングに上がり続けた理由とは

<アーカイブス2011>
▼デヴィット&田口VS飯伏&オメガは名勝負なんかじゃない!

<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼12・31『元気ですか!! 2011』さいたまスーパーアリーナ
 Text by 編集部 with ふるきち
・恐怖10 時間興行幕開は所英男が42秒殺、担架送りとなる衝撃から
・♪Aces High バヌエロスが今成正和を殴りFly to Live殺るか死ぬか
・ブラジル人対決も知将マット・ヒュームらが参謀ビビアーノは現加在住
・キック試合白熱〜野杁正明と久保優太を売りだせないK-1の凋落
・40分休憩後第ニ部☆桜井速人が長南亮に8年越しリベンジ達成
・2戦連続肩固めで勝ったんで決まり手は“川ちゃん固め”に
・秒殺女王「藤井恵37歳。今日この舞台に立つという夢が叶いました」
・ジョシュ・バーネットIGFプロレス試合が総合大会の同一空間で披露
・上田馬之助追悼タイガー・ジェット・シン猪木劇場J・クライスト復活
・「わが友よ、安らかに眠れ」タイガー・ジェット・シンよりの緊急追悼文

▼1・4新日本プロレス東京ドーム炎上
王者・棚橋弘至王座防衛 武藤敬司飛んだ!天コジタッグ王座奪取
・棚橋弘至が史上最悪の侵略者、鈴木みのるを撃破
・オカダ・カズチカが挑戦者アピールも大ブーイング
・エアギター!東京ドームの皆さん、愛してまーす!
・武藤敬司がシャイニング・ウィザード、ムーンサルトプレス
・天コジ悲願のIWGPタッグ王座戴冠 AKBも祝福感無量

▼昭和のゴッドファーザー真樹日佐夫先生死去 逗子ヨット乗船転倒
・日本のプロレス界・格闘技界に大きな影響を与えた巨人
・紅闘志也 昨夜突然の訃報にびっくりしております

▼タブー満載満載企画【海外情報局.122】
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・ジェロム・レ・バンナ大晦日前日SWA掣圏道王者にキックKO勝利
・メジャーリーガーA・ロドリゲス×元WWEトリー・ウィルソン熱愛発覚

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