メインは江幡睦が辛勝！セミ以下のアンダーカードでも激戦が展開！新日本キック協会『TITANS NEOS 20』

　9月18日（日）新日本キックボクシング協会『TITANS NEOS 20』東京・後楽園ホールで開催された。メインには7月27日タイ国ラジャダムナンスタジアムでボディフックで3RTKO勝利をおさめた江幡睦が過去に、睦の双子の弟の塁と対戦経験（5R判定負け）のあるホントーンレック・チョーフォープリアンシー（タイ／元タイ国プロムエタイ協会スーパーフライ級王者）と対戦、試合は1R江幡睦がパンチでスリップ気味ダウンを奪い、現在の勢いからもそのまま圧勝も予想されたが、老獪なホントーンレックを攻略できずダウンポイントの分判定で有利にたった江幡睦が判定勝利をおさめた。

■　新日本キックボクシング協会『TITANS NEOS 20』
日時　2016年9月18日（日）開場16:45 開始17:00 会場　
東京・後楽園ホール　
主催：伊原道場認定：新日本キックボクシング協会
協賛：ピレリジャパン㈱／㈱伊原プロモーション後援：東京スポーツ／ＧＯＮＫＡＫＵ／フィットネスショップ／ＹＡＭＡＴＯ

＜第１３試合　メインイベント　日泰国際戦　 54.00kg契約　３分５Ｒ＞
○江幡　睦（ＷＫＢＡ世界バンタム級チャンピオン／伊原道場本部）
　判定3-0(48-47、49-47、49-47)
●ホントーンレック・チョー.ファープリアンシー（元タイ国プロムエタイ・スーパーフライ級チャンピオン／タイ）

＜第１２試合　メインイベント　69.00㎏契約　３分３Ｒ＞
△渡辺　健司（日本ウェルター級チャンピオン／伊原道場稲城支部）
　引分0-0(三者29-29)
△小林　準（元MAスーパーウェルター級4位／RIKIX）

昨年12月『SOUL IN THE RING XIII』のリマッチ（小林の勝利）となった日本ウェルター級王者・渡辺健司vs.小林準（元MAスーパーウェルター級4位／RIKIX）の一戦は両者決定打に欠きジャッジ3者共に29－29の引分っとなった。

＜第１１試合　セミファイナル　日泰国際戦　73.00kg契約３分３Ｒ＞
○斗吾（日本ミドル級チャンピオン／伊原道場本部）
　1RKO 2分36秒 ※ボディフック
●ペットウボン・ソーポーロ―.クラビー（マレーシアミドル級チャンピオン、プーケット・パトンスタジアムミドル級チャンピオン／タイ）

強打の斗吾は7月27日タイでのKO勝ちに続きムエタイ南部チャンピオンを悶絶KO！

＜第10試合　日本ヘビー級　３分３Ｒ＞
●マウロ・エレーラ（日本ヘビー級２位／伊原道場アルゼンチン支部）
　判定0－2（29－30、29‐28、29-29）
○天田　ヒロミ（HEATヘビー級チャンピオン、K‐1ジャパン2004優勝／天田フィジカル＆ボクシングスクール）

新日本キック登場2連勝（2KO）のタフな伊原道場アルゼンチン支部のマウロに手数と試合運びのキャリア差で辛勝した天田ヒロミ

＜第9試合　セミファイナル　64.00kg契約　３分３Ｒ＞
●石井　達也（元日本ライト級チャンピオン／藤本ジム）
　2RTKO ※唇の裂傷によるドクターストップ
○春樹（日本ライト級3位／横須賀太賀ジム）

2R春樹のバックブローでダウンを奪われた石井は唇を裂傷。ドクターチェックで続行不能のTKOで春樹が上位選手を食った

＜第8試合　セミファイナル　54.00㎏契約　３分３Ｒ＞
○ＨＩＲＯＹＵＫＩ(元日本フライ級チャンピオン／藤本ジム）
　判定3-0
●ジョッキーレック・ケーウセン（元タイ東北フライ級チャンピオン／泰国）

＜第7試合　日本ミドル級　３分３Ｒ＞
○今野　明（日本ミドル級１位／市原ジム）　
　1RTKO 1分17秒 ※肘カットによる出血
●本田　聖典（日本ミドル級２位／伊原道場新潟支部）

＜第６試合　　76.00㎏契約　３分２Ｒ＞
●モハメッド・バハラミ（TRIBELATEスーパーミドル級チャンピオン／SHINWA MMA ACADEMY）
　判定0-3
○古居良一（日本ミドル級／伊原道場本部）

前戦4月の『TITANS NEOS 19』で激戦の引分となった両者の再戦は古居がパンチヒットの差でTRIBELATE王者のバハラミに勝利した。

＜第５試合　日本フェザー級　３分３Ｒ＞
●本間　博行（日本フェザー級7位／伊原道場新潟支部）
　判定0-2
○皆川　祐哉（日本フェザー級／藤本ジム）

＜第４試合　日本フェザー級　３分３Ｒ＞
○高橋　亨汰（日本フェザー級8位／伊原道場本部）
　2RTKO 1分52秒※2度めのダウンでレフェリーストップ
●山本　ノボル（元MAキックバンタム級チャンピオン／契明ジム）

6戦6勝と全勝で日本フェザー級8位にランクインした19歳の高橋は元MAキックバンタム級王者の古豪・山本ノボルを圧倒。肘でカットし、ハイキックで2度目のダウンを奪ったところでレフェリーが試合を止め連勝を7に伸ばした。

＜第３試合　女子　52.00kg契約　２分３Ｒ＞
●ナディア・ブロン・バルビス（アルゼンチン伊原会長カップREALJAPANESEKICKBOXINGⅡ2015優勝／伊原道場アルゼンチン支部）
　判定0-2 ○
加藤　みどり（エイワスポーツジム）

＜第２試合　日本バンタム級　３分２Ｒ＞
○馬渡　亮太（日本バンタム級／治政館ジム）
　判定3-0
●豊島　加南洋（マイウェイジム）

＜第１試合　日本バンタム級　３分２Ｒ＞
○翼（日本バンタム級／ビクトリージム）
　判定3-0
●KEITO（ダイケンスリ―ツリー）

詳細版は週刊ファイト9月29日号木谷キック全日王道連載2仲田龍Stardom巌流島K-1新日キックに収録されました。

☆新日本キックボクシング協会年内興行
１０月２３日（日）「MAGNUM４２」後楽園ホール（主催・伊原道場）
１１月６日（日）「KICK Insist６」ディファ有明（主催・ビクトリージム）
１２月１１日（日）「SOUL IN THE RING14」後楽園ホール（主催・藤本ジム）