メインは江幡塁が右アッパー一撃KO勝利でしめくくる！！～7・12新日本キックボクシング協会「MAGNUM38」

　７月１２日（日）東京・後楽園ホールで開催された新日本キックボクシング協会「ＭＡＧＮＵＭ３８」メインイベントはWKBA世界スーパーバンタム級王者・江幡塁（伊原道場本部）が、タイ南部バンタム級王者のコッチャサーン・ドラゴンムエタイ（タイ）を迎え撃った。この日のタイ選手は第11試合に出場したレームトーン・トー.ポーンチャイが前日本ウェルター級王者の緑川創を肘カットで出血TKO勝利、第10試合に出場したサグントーン・トー.ポーンチャイが日本ライト級王者の勝次に判定勝利と現役バリバリのムエタイランキング選手でないにせよ一級線の相手だった。メインのコッチャサーンも前の試合に出た2選手よりも体も締まっていてムエタイ南部王者という肩書もあり、江幡と一進一退の攻防を繰り広げるが最終5R江幡は右アッパーでコッチャサーンを完全KOでメインを締めくくった。江幡塁はこれで5連勝（3KO）と軽量級では抜群の破壊力を誇り、日本人軽量級トップクラスの実力はあるので「打倒ムエタイ！」だけでなく他団体日本人トップクラス選手との対戦も興味深い。

詳細版はマット界舞台裏7月23日号ヒョードル獣神NXTブーム本当!?REINAセリーナZ1火祭りラウェイに掲載されました。

■新日本キックボクシング協会「MAGNUM38」
日時　2015年7月12日　
会場　東京・後楽園ホール
主催伊原道場
後援　東京スポーツ/ゴング格闘技

＜第13試合 56.00㎏契約 3分5R＞
○江幡塁（伊原道場本部／WKBA世界スーパーバンタム級王者）
　5RKO 2分13秒 ※右アッパー
●コッチャサーン・ドラゴンムエタイ（泰国／タイ・南部バンタム級王者）前戦4月『TITANS NEOS 17』のペッナムヌン戦に続きパンチ一撃KO勝利を飾った江幡塁

＜第12試合 67.50㎏契約 3分3R＞
△渡辺健司（伊原道場稲城支部／日本ウェルター級王者 )
引分0-1
△松岡力（藤本ジム／同級4位）現王者・渡辺と新鋭・松岡の一戦は両者決定打なくドロー

＜第11試合 70.00㎏契約 3分5R＞
●緑川創（藤本ジム／前日本ウェルター級王者）
　4RTKO 1分14秒 ※出血によるレフェリーストップ
○レームトーン・トー.ポーンチャイ（泰国／元オームノーイスタジアムリーグ戦王者）
緑川にTKO勝利のレームトーン（左）と勝次の判定勝利のサグントーン（右）

＜第10試合 63.00㎏契約 3分3R＞
●勝次（藤本ジム／日本ライト級王者）
　判定0-2
○サグントーン・トー.ポーンチャイ（泰国／元ルンピニースタジアム・ランカー）

＜第9試合日本ライト級 3分3R＞
○永澤サムエル聖光（ビクトリージム／日本ライト級1位）
1RKO 1分22秒 ※右ボディストレート　
●兼子ただし（伊原道場本部／日本フェザー級3位）カリスマトレーナー43歳ながらトップクラスの兼子ただしだが一階級上のトップランカー永澤サムエル聖光の右ボディストレートでKO負け。

休憩後、前日本バンタム級王者で現日本フェザー級1位の重森陽太の挨拶があり、7月26日タイに乗り込みラジャダムナンスタジアムで試合を行うことが発表された。

＜第8試合日本ミドル級 3分3R＞
○斗吾（伊原道場本部／日本ミドル級1位）
　判定3-0 ※3R青木パンチ連打でダウン有
●青木克眞（トーエルジム／同級6位）

＜第7試合 68.00㎏契約 3分3R＞
●大槻翔太（伊原道場本部／日本ウェルター級2位）
1RKO 2分50秒 ※大槻3ダウン、白神1ダウン
○白神武央（拳之会／NJKFスーパーウェルター級3位）1Rから打撃戦となった一戦はダウンの応酬の末3ダウン奪った白神がKO勝利となった。

＜第6試合日本ミドル級 3分3R＞
●今野明（市原ジム／日本ミドル級3位）
　判定3-0 ※3R本田が右ハイキックからのパンチでダウンを奪う
○本田聖典（伊原道場新潟支部／日本ミドル級4位）

＜第5試合 60.00㎏契約 3分3R＞
○ジョニー・オリベイラ（トーエルジム／日本フェザー級8位）
　判定3-0
●ダイナモ☆レンジャー（契明ジム）

＜第4試合日本バンタム級 3分3R＞
○石川直樹（治政館／日本バンタム級2位）
判定3-0　
●海彦（伊原道場本部／日本バンタム級4位）

＜第3試合 59.00kg契約 3分3R＞
○里見柚己（横須賀大賀ジム／日本ライト級9位）
　1RKO 1分00秒
●太平洋亘（野本塾）

＜第2試合日本フェザー級 3分2R＞
●本間博行（伊原道場新潟支部）
　判定0-3
○金子大樹（ビクトリージム）

＜第１試合 62．00㎏契約 3分2R 肘無し＞
△熊井亮介（伊原道場本部）
　引分0-0
△斎藤亮二（松栄塾）