江幡塁が一撃KOでWKBA世界王座防衛、大会をしめくくる～4・19（日）『TITANS NEOS 17』

　4月19日（日）新日本キックボクシング協会『TITANS NEOS 17』が東京・後楽園ホールで開催された。新日本キックボクシング協会が他団体との交流戦をメインとしたTITANSシリーズ今大会では、協会チャンピオン、上位選手出場の後半戦は国際戦、中盤戦以下は交流戦中心の大会となった。
　メインのトリはWKBA世界スーパーバンタム級チャンピオン・江幡塁の王座防衛戦、挑戦者のペッナムヌンはタイ地方三階級チャンピオンとの肩書きで鋭い蹴りを繰り出し江幡はなかなか入り込めず一進一退の展開だったが4R2分過ぎペッナムヌンをカウンターパンチ一撃で倒し、劇的なKO勝ちで王座を防衛&大会を締めくくった。
　セミファイナル出場の日本ウェルター級王者・渡辺健司は韓国人ファイターに手こずるも判定勝ち、前日本ウェルター級王者・緑川創は元タイ北部ランカーに完勝。元バンタム級チャンピオンの重森陽太も韓国人ファイターに完勝、ミドル級上位の斗吾も豪快ＫＯ勝利で国際戦は協会選手が全勝した。　交流戦も8試合行われ、協会側選手が6勝1敗1分と勝ち越した。

■　新日本キックボクシング協会『TITANS NEOS 17』
日時：2015年4月19日（日）　開場16：45　開始17：00
会場：東京・後楽園ホール

＜第15試合　メインイベント　WKBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ　日タイ国際戦　3分5R＞
○江幡　塁（伊原道場本部/王者）
　4RKO 2分23秒
●ペッナムヌン・ソー.パンヨーキット（タイ/元タイ北部ミニマム級、ライトフライ級、スーパーフライ級王者/挑戦者）
※江幡塁がＷＫＢＡ世界王座防衛
江幡塁が一撃ＫＯで王座防衛！そして大会を締めくくった！

＜第14試合　セミファイナル　日韓国際戦　68kg契約　3分5R＞
○渡辺健司（伊原道場稲城支部/日本ウェルター級王者）
判定3-0　
●キム・ドンス（韓国）
日本ウェルター級王者・渡辺健司は判定勝利

＜第13試合　70kg契約　3分5R＞
○緑川　創（藤本ジム/元日本ウェルター級王者）
4RTKO 2分39秒 ※肘によるカット
●パランヌム・ソー.ティーラーブスーン（タイ/元タイ北部スーパーフェザー級王者）
緑川創は元タイ北部ランカーに完勝

＜第12試合　日韓国際戦　フェザー級　3分3R＞
○重森陽太（伊原道場稲城支部/元日本バンタム級王者）
　3RKO 2分27秒 2度目ダウンでレフェリーストップ
●キム・ホンス（韓国）

休憩後、伊原信一協会代表の挨拶があり、日本ミドル級チャンピオン喜多村誠が5月24日タイ国ラジャダムナンスタジアムにてラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級タイトルマッチに挑戦する事が発表された。

＜第11試合　73.5kg契約　日韓国際戦　3分3R＞
○斗吾（伊原道場本部/日本ミドル級1位）
　1RKO 1分05秒
●パク・ホンビン（韓国）
協会ミドル級1位の斗吾が強打を炸裂させ韓国人ファイターを１ＲＫＯ！

＜第10試合　54kg契約　3分3R＞
○古岡大八（藤本ジム/日本バンタム級2位）
　判定3-0 若月に1R1回、2R2回ダウン有
●若月勇磨（マイウェイ・スピリッツ/INNOVATIONスーパーバンタム級6位）

＜第9試合　73.5kg契約　日韓国際戦　3分3R＞
○本田聖典（伊原道場新潟支部/日本ミドル級4位）
　判定3-0
●イ・ユヒョン（韓国）

＜第8試合　ウェルター級　3分3R＞
○松岡　力（藤本ジム/日本ウェルター級6位）
　1RKO 3分00秒 ※パンチで2度目のダウンでレフェリーストップ
●前田将貴（RIKIX/WPMF日本スーパーライト級8位）
交流戦で豪快なＫＯ勝利を飾った松岡力

＜第7試合　54kg契約　3分3R＞
△勝岡　健（伊原道場稲城支部）
　引分1-1
△土橋義之（マイウェイジム/INNOVATIONバンタム級7位）

＜第6試合　フェザー級　3分2R＞
●木野　翔（T-KIX GYM/RISEフェザー級9位）
　判定1-2
○本間博行（伊原道場新潟支部）

＜第5試合　ミドル級　3分2R＞
●徳王（伊原道場本部）
　判定0-2
○シャイボーイTAISEI（MAD CRIB GYM）

＜第4試合　日本ライト級　3分2R＞
○渡邉涼介（伊原道場新潟支部）
　判定2-0
●鈴木裕也（治政館ジム）※デビュー戦

＜第3試合　63.5kg契約　3分2R＞
●柳瀬総一郎（RIKIX）
　判定0-3
○熊井亮介（伊原道場本部）※デビュー戦

＜第2試合　日本フェザー級　3分2R　※ヒジなし＞
○深水康弘（トーエルジム）
　判定3-0
●村田涼平（天道會）※デビュー戦

＜第1試合　52.0kg契約　3分2R　※ヒジなし＞
○細田昇吾（ビクトリージム）
　判定3-0
●橋本聖音（天道會）

大会の全容と詳細はマット界舞台裏4月30日号森嶋猛真田聖也ヒョードルK1代々木山本小鉄G1過密エロKGF江幡塁に収録されました。