19日、代々木競技場第二体育館で『K-1 WORLD GP』が開催され、55kgトーナメントは決勝で武尊が大雅と大激闘の末勝利。初代王者に輝いた。
スーパーファイトでは波乱。ゲーオ戦がなくなった野杁正明は、オランダの伏兵・無名のマサロ・グランダーに目尻を深くカットさせられ流血でドクターストップに。また、K-1のレインメーカー左右田泰臣は、久保優太を完封した。
今大会で新体制運営のは3回目を迎えたが、いまだにハズレの大会がない。かつてのK-1と違って重い階級の選手は、まだ出ていないが、軽い階級でも派手なKOシーンはあるし、なにより大会を運営しているスタッフが、格闘技を愛し、選手を愛し、着実にK-1を育てようとしているところが素晴らしい。
リングも客席も、格闘技への愛に満ちている新生K-1。今のK-1なら格闘技ファンであるあなたの期待は、会場に行っても、決して裏切られないはずだ。
安西伸一
大会の全容を豊富なグラフと安西伸一記者、谷川貞治氏のペンで再現した電子書籍版は、マット界舞台裏4月30日号森嶋猛真田聖也ヒョードルK1代々木山本小鉄G1過密エロKGF江幡塁に収録されました。
■ K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN 〜-55kg初代王座決定トーナメント〜
日時:4月19日(日) 開場:14:30 開始:16:00(15:00プレリミナリーファイト開始)
会場:東京・国立代々木競技場第二体育館
大会概要はこちらから
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【試合結果】
<第12試合 K-1 WORLD GP -55kg初代王座決定トーナメント・決勝戦 3分3R・延長1R>
○武尊(日本/チームドラゴン)
判定3-0(30-25,30-25,29-26)
●大雅(日本/TRY HARD GYM)
<第11試合 スーパーファイト K-1 -60kg Fight 3分3R・延長1R>
○卜部功也 (日本/チームドラゴン)
判定3-0(30-29,30-29,30-29)
●ハビエル・エルナンデス(スペイン/Team UFM)
<第10試合 スーパーファイト K-1 -65kg Fight 3分3R・延長1R>
●HIROYA(日本/TRY HARD GYM)
1R2分45秒 KO ※3ノックダイン
○木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Fighting Kairos/マイウェイジム)
<第9試合 K-1 WORLD GP -55kg初代王座決定トーナメント・準決勝(2) 3分3R・延長1R>
○大雅(日本/TRY HARD GYM)
3R2分40秒 右ストレートKO ※2ダウン制
●寺戸伸近(日本/Booch Beat)
<第8試合 K-1 WORLD GP -55kg初代王座決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R・延長1R>
●瀧谷渉太(日本/KSS健生館)
1R1分31秒 KO ※2ダウン制
○武尊(日本/チームドラゴン)
<第7試合 スーパーファイト/K-1 -65kg Fight/3分3R・延長1R>
○左右田泰臣(日本/シルバーウルフ)
判定3-0(29-27,30-28,30-27)
●久保優太(日本/Fighting Kairos)
<第6試合 スーパーファイト K-1 -65kg Fight 3分3R・延長1R>
○マサロ・グランダー(オランダ/Mike’s Gym)
2R0分40秒 流血カットTKO
●野杁正明(日本/K-1ジムEBISU小比類巻道場)
<第5試合 K-1 WORLD GP -55kg初代王座決定トーナメント・一回戦(4) 3分3R・延長1R>
○大雅(日本/TRY HARD GYM)
判定3-0(30-29,30-29,30-28)
●ソフィアン・エラージ(オランダ/Otmsni Gym)
<第4試合 K-1 WORLD GP -55kg初代王座決定トーナメント・一回戦(3) 3分3R・延長1R>
○寺戸伸近(日本/Booch Beat)
延長判定2-1(10-9,9-10,10-9)
●ルイ・ボテーリョ(ポルトガル/Dinamite Team)
<第3試合 K-1 WORLD GP -55kg初代王座決定トーナメント・一回戦(2) 3分3R・延長1R>
○瀧谷渉太(日本/KSS健生館)
判定2-0(28-28,28-27,28-27)
●ダニエル・ウィリアムス(オーストラリア/Kao Sok Muay Thai Gym)
<第2試合 K-1 WORLD GP -55kg初代王座決定トーナメント・一回戦(1) 3分3R・延長1R>
○武尊(日本/チームドラゴン)
2R 1分48秒 左ボディフックKO
●アレクサンダー・プリリップ(ロシア/Kick Lēgion)
<第1試合 K-1 WORLD GP -55kg初代王座決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R・延長1R>
●出貝泰佑(日本/TEAM GYAKUSAN)
判定0-3(28-29,29-30、29-30)
○石田圭祐(日本/チームドラゴン)
K-1 WORLD GP -55kg初代王座決定トーナメント 開会式
<プレリミナリーファイト第4試合 K-1 -65kg Fight 3分3R>
○平本蓮(日本/チームペガサス)
1R 1分40秒 右ストレートKO
●飯塚祐己(KFG URAWA)
<プレリミナリーファイト第3試合 K-1 -70kg Fight/3分3R>
○小鉄(日本/K-1ジム目黒TEAM TIGER)
1R 2分15秒 右フックKO
●K-Jee(日本/K-1ジムEBISU小比類巻道場)
<プレリミナリーファイト第2試合 K-1 -55kg Fight 3分3R>
●Kazyosi(日本/シルバーウルフ)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)
○伊藤佑一郎(日本/池袋BLUE DOG GYM)
<プレリミナリーファイト第1試合 K-1 -55kg Fight 3分3R>
○西京春馬(日本/チームドラゴン)
判定2-0 (29-29/29-28/30-28)
●武居由樹(日本/POWER OF DREAM)
【Krush/K-1アーカイブ】
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