UFC 107: Penn vs. Sanchez リアルタイム速報

今年最後のUFCはメインにBJペンのライト級タイトルマッチで勝負してきた。他の階級の王者が揃って怪我などで欠場している中、一人元気なBJペンに挑戦するのはTUF出身の人気者サンチェス。階級を落として苦しみながらも連勝し王者戦にたどり着いたサンチェスは王者に迫る事が出来るか?
<UFC世界ライト級タイトルマッチ/5分5R>
○BJペン(王者/米国)
(5R 2分37秒 TKO)
●ディエゴ・サンチェス(挑戦者/米国)
会場はBJコール。1R、いきなり右でダウンを奪うBJ、そのまま殴り続けるが、なんとかサンチェスが立てなおす。しかしその後もBJのペース。サンチェスはテイクダウン出来ず、攻めきれずBJがポイントを取り続ける。このままBJの判定勝ちと思われた5R、BJの右ハイキックが見事にサンチェスの頭に命中し、サンチェスが大流血。更にアッパーで畳みかけるBJだが、これでは試合を続行出来ないとドクターがストップをかけ、BJがTKO勝利で完勝。再びウェルター級へ挑戦を猛アピールした。
<ヘビー級/5分3R>
○フランク・ミア(米国)
(1R 1分12秒 ギロチンチョーク)
●チーク・コンゴ(フランス)
レスナーに完敗したミアとしては、ここは勝っておきたいが、相手のコンゴはこれぞヘビー級という体格で一筋縄ではいかない相手。ミルコの良さを全て消して勝利した実力者だけにミアはどう攻めるか?
試合前には両者の舌戦が流される。大口で有名なミアだが、コンゴもミアは口だけ王者と応戦。
スタンドでプレッシャーをかけるコンゴだが、ミアの狙いすました左が見事に命中しコンゴダウン。そのままミアがコンゴにギロチンチョークで締めあげコンゴがタップ。
ミアが完璧な形で一本勝ちした。この勝ち方でレスナーにリベンジ、そして王者奪還に猛アピールとなった。
<ウェルター級/5分3R>
○ジョン・フィッチ(米国)
(判定 3-0)
●マイク・ピアース(米国)
人気者のフィッチにUFCでは一勝している新参者のピアーズ。ここは長くUFCで活躍してきた意地を見せたい所だ。
地力に勝るフィッチがポイントをリードして判定勝ちしたが、今回もそこそこ強いけど決定打に欠けるという印象しか残らず、タイトル戦線に名を連ねるには、もうひとつ、強烈な印象が欲しい所だ。
<ライト級/5分3R>
○ケニー・フロリアン(米国)
(2R 2分19秒 チョークスリーパー)
●クレイ・グイダ(米国)
ケンフロはBJペンにグイダはサンチェスにそれぞれ負けている事実上ライト級3位決定戦とでも言える好カード。勝敗だけじゃなく魅せる試合で再起をアピールしたい所だ。
相変わらずワイルドな風貌で会場からは大コールを受けるグイダ。会場の声援の後押しにハッスルするグイダだが、試合が進むにつれて地力に勝るケンフロのペースに。そして2R、ケンフロがワンツーでダウンを奪うと電光石火のパウンド、そしてバックに回ってチョークスリーパー!完全に極まりグイダはタップ。ケンフロが貫録を見せた勝利だった。
<ヘビー級/5分3R>
○ステファン・シュトゥルーフ(オランダ)
(判定 2-0)
●ポール・ブエンテロ(米国)
UFCに出戻りの大物ブエンテロがカムバック第一戦で戦うのはオランダの柔術家シュトゥルーフ。層の薄いヘビー級戦線だけに勝者はタイトル戦線に絡む可能性もあり共に落とせない一戦だ。
久々のUFCに燃えるブエンテロだが、身長が高く手足の長いシュトゥルーフに翻弄されテイクダウンされバックマウントを取られて絶対絶命。チョークスリーパーでやられそうだったがなんとかしのいたブエンテロ。2Rは飛び膝蹴りにくるシュトゥルーフをカウンターで打ち抜きダウンを奪い、ノーガードで男の殴り合いを見せて沸かせたブエンテロ。3Rは完全に流しているシュトゥルーフからラウンド終盤ダウンを奪う頑張りを見せるブエンテロだが、判定はシュトゥルーフ。試合前半を完全に支配していた事が評価された様だ。会場から判定に不服としてブーイングが巻き起こった。
アンダーカード
<ミドル級/5分3R>
○アラン・ベルチャー(米国)
(1R 3分2秒 TKO)
●ウィルソン・ゴヘイア(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
○マット・ワイマン(米国)
(判定)
●シェーン・ネルソン(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○ジョニー・ヘンドリックス(米国)
(判定)
●ヒカルド・ファンク(ブラジル)
<ミドル級/5分3R>
○ホウジマール・トキーニョ(ブラジル)
(2R 3分21秒 ヒールホールド)
●ルーチョ・リンハレス(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
○ダマルケス・ジョンソン(米国)
(1R 4分7秒 三角絞め)
●エドガー・ガルシア(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○TJ・グラント(カナダ)
(1R 4分57秒TKO)
●ケビン・バーンズ(米国)
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