週刊マット界舞台裏’09年7月23日号

 ノアのエース兼社長だった三沢光晴さんが他界して1カ月も経たないうちに、百田光雄前副社長の離脱という大スキャンダルに見舞われた新生ノア。
 ファンは「まさか旧・全日本プロレスの二の舞にはならないだろうな」と心配しているが、百田氏のハラ1つで悪夢の再現は起こり得る。7月16日号で百田氏が新団体を旗揚げする可能性があることお伝えしたところ、大きな反響を呼んだ。
 ノア7・12後楽園大会に来場し、1時間近くにわたって新人事への不満をブチまけた百田氏は、新団体旗揚げに関して「考えていない」と否定! しかし13日のブログでもお伝えしたように、まだまだ百田氏が新団体を旗揚げする可能性はあるだけに、この先ノアは分裂を回避できるのかを探ってみる。
 「興行に金をかけないのもほどほどにしろ!」と言いたくなるほど参加チームの顔触れがショッパかった昨年暮れの全日本プロレス『世界最強タッグ決定リーグ戦』。
 しかし、今年は高山善廣や船木誠勝の出場がウワサされているほか、まだ開幕まで5カ月前のこの時期に「ある大物日本人選手」の参加が早々と内定したというスクープを入手! 昨年は天山広吉&小島聡のテンコジタッグが新日本プロレスのタッグリーグに続き、世界最強タッグも制したことが話題になったが、今年は暮れの祭典にふさわしい顔触れが揃うことに期待したい。
 井上譲二記者が12年余り編集長を務めた『週刊ファイト』が休刊してから早3年。プロレスマスコミ界の異端児として暴れ回った『ファイト』だが、すでにほとんどのファンに忘れられつつある。ところが、最近、またぞろ『ファイト』復刊のウワサが飛び交い始めた! そこで“ウワサの真相”を知っていると見られる井上記者自ら、本当のところを『マット界舞台裏』独占スクープとしてお伝えしよう!
 さらに今週の『マット界舞台裏アーカイブス2008』では、奇しくも約1年前に復刊がウワサされていた『週刊ゴング』について取り上げている。
 ゴング復刊には井上記者の友人でもあるターザン山本氏が大きく関与していたのだが、結果的にゴング復刊は実現しなかった。ネット上などにはどうして復刊しなかったのかに関して、様々な情報が転がっているが、“同業者”である井上記者だからこそ知り得た本当の情報をぜひ読んでいただきたい。
 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、見逃せない濃い3本が揃った。他誌では取りあげないこともあり、読者から大変好評のJWA東海プロレスは、今回も藤本リングアナが100枚近い写真を使い全試合の紙上再現。7・12津島道場大会では、引退したハズのドラゴンソルジャーLAWが復活。東海王者・野崎王我に挑んだメインだけでなく、河内長野でプチブレイク中だというグレートカイザー対豊田博、ウルトラマン・ロビンやワッキーこと脇海道弘一代表の試合など、お楽しみいただける詳細版に仕上がった。

背広姿のソーシャルワーカー岡田は「リゲイン一気飲み」でチャージ完了。脇海道とタッグ結成(上) 二人抱き合ってクルクル回るシャドー1号2号(中) ヒロシの掃除機攻撃で吸引口に吸い寄せられるカイザー(下)

 秋山成勲も参戦した『UFC 100』大会は、ブロック・レスナーがビール失言で大ヒールになったことの後日談が必読。一般誌も大きく取り上げることになる問題発言の余波と元WWE王者がヒール扱いされる背景を検証する。さらには「クイントン・ジャクソンとラシャド・エヴァンスの乱闘!」、各選手のギャラ額のみならず、驚愕の記録を達成しそうな『UFC 100』の各種データにもアクセス。普通のネット情報にはない分析が収録されている。
 『マット界舞台裏』に増ページが収録されるようになって、読者の皆様からの反響やリクエストが編集部に届くようになった。また、記事の提供も増えてきている。ご意見をお寄せいただくだけで、無料で電子書籍がサービスされたりするから、どんどんと要望を出していただけたらと願うが、今回7回目となる<誰か教えてくれよ>は、そんな読者から教えられて初めて編集部の担当者が知ったブッカーKこと川崎浩一氏のプロパガンダについて徹底検証している。格闘技マニアなら絶対に知りたい話題であろう。
 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。
<今週の見出し>
▼百田は新団体旗揚げを否定! ノア分裂は本当に回避できるのか?
▼早くも今年の『世界最強タッグ』出場が内定した大物日本人選手
▼井上元編集長がズバリ答える! 『週刊ファイト』復刊の可能性
<アーカイブス2008>
▼『ゴング』復刊が9月に内定 意外な編集スタッフで再スタート!
<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼7・12JWA東海プロレス津島道場大会完全再現ルポ
▼タブー続出新企画<ミルホン海外情報局vol.5 UFC100 ビールでヒール>
▼<誰か教えてくれよ Vol.7>つっこみとボケの事実経緯、徹底追跡!
★合わせて読めばさらに楽しめる!
新生ノアを退団した百田が新団体を設立!?
2周年目前で新たな問題が噴出したIGF
分裂か? 結束か? 新生ノアの将来を占う!検証! 三沢さんはなぜ亡くなったのか
新日プロVSノアの交流戦にどれほどの効果があるのか

復刊のウワサがある「週刊ファイト」に関して、元編集長自ら激白!

週刊マット界舞台裏'09年7月23日号

商品コード inouejojiz133

価格 250 円

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