10月18日、53歳の若さで急逝した剛竜馬（本名・八木宏）さん。当ミルホンネットでは追悼　プロレス馬鹿一代記も発売されたが、その中に掲載されている井上譲二記者の追悼文では、剛さんが晩年仕事に恵まれず自暴自棄的な人生を送っていたことをお伝えした。
　さらに亡くなる約１年前となる昨年暮れには、金銭トラブルを起こしたため、試合会場である先輩レスラーから暴行を受けていたことが関係者の証言でわかった！　剛さんは一体誰に殴られたのか？　また、そのいきさつとは？　意外な名前が飛び出し、なんとも切ない事件なのだが、これもまた剛竜馬というプロレスラーのプロレス馬鹿一代記の１つである。
　「もう格闘技には戻ってほしくない」「プロレスに没頭してファンに夢を与えてほしい」。週刊プロレス今週号（?1498）のインタビューで船木誠勝についてそう語った武藤敬司。
　この発言からも武藤の船木にかける期待がハンパでないことがうかがえる。近年希に見る強豪チームが揃った今年の『世界最強タッグリーグ戦』だが、今年はその船木と同期タッグを組んで参加する武藤。優勝を狙うのはもちろんだが、このタッグリーグから“今後の全日プロ”を見据えて、一気に船木を売り出す気のようだ。そんな武藤から絶大なる期待を寄せられている船木だが・・・
　新日プロが来年１・４東京ドームに向けて早くも動きだした。しかも営業面だけでなくマッチメークの準備にも取り掛かったという。早速探りを入れてみたところ、ノアや全日プロの主力選手の出場はほぼ確実！　ドームらしい豪華カードが組まれるのは間違いない。
　また、１１・８両国国技館大会にはＴＮＡからチーム３Ｄ、メキシコからはミスティコが参戦するが、当然１・４ドーム大会にもＴＮＡから外国人スター選手を招へいすることになる。そこで注目されるのは、アメプロファンが期待する“あの男”の参戦だろう。最近ＴＮＡと契約したと報道された、あの大物レスラーの久しぶりの来日は果たして実現するのか？
　今週の『マット界舞台裏アーカイブス2008』は、１１・３ＩＧＦ『ＧＥＮＯＭＥ１０』に参戦して４人のレジェンドレスラーの中で、ひと際ダメなところを見せてしまった藤波辰爾について。
　藤波といえば新日プロの社長だった時代、マスコミに向かって余計なことを言い過ぎたため「社長のコメントを取る際は、必ず広報を通してください」という異例の貼り紙をされたことでも有名だが、ドラディションの代表として約１年前に応じた週刊プロレスでのインタビューでも、言ってはいけないことを平気で漏らしていたのだ。
　これを読めば、なぜ藤波が平気でＩＧＦのリングに上がっているか不思議に思うことだろう。それだけ藤波という人には、不思議な魅力があるのだろうか？
　今号のファイト！ミルホンネット編集部担当ページは、他誌では取り上げられることのない大阪のインディ団体J2000の四天王寺大会から。知られてないかもだが、すでに旗揚げから10周年を数え、大仁田厚を呼んだ興行も成功させている。今回は学園祭シーズンに合わせた野外大会の模様だけでなく、その大仁田厚参戦の5月5日大会をも追加収録した。
　海外情報局からは、豪華なイッツ・ショウタイム（it's showtime）　オランダ・アムステルダム大会のカードを分析。総合だけでなくキック大会までもが海外に母屋を盗られてしまうのか!?　さらにはハルク・ホーガンのTNA契約の続報に、11月5日放送の『iMPACT!』の様子をも速報している。

(c) ジャパンプロレス2000
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＜今週の見出し＞
▼亡くなる約１年前、剛竜馬さんが先輩レスラーに殴られる事件が起きていた！
▼武藤が『世界最強タッグ』から一気に船木を売り出す理由
▼新日プロが早くも１・４ドームに向けて始動！　アメプロファン期待のあの男も参戦か!?
＜アーカイブス2008＞
▼新日ＯＢが藤波のタブー発言にガク然！
＜ファイト！ミルホンネット編集部＞
▼11・1四天王寺大学学園祭大会〜レッスル・フェストin IBU
▼タブー続出企画＜海外情報局vol.12＞
・ 豪華なイッツ・ショウタイム（it's showtime）
・ ヘビーメタルの帝王オジー・オズボーンのRAWホスト回が視聴率3.45％に
・ＴＮＡ　ハルク･ホーガン入団続報

★合わせて読めばさらに楽しめる！
・消滅の危機にある『ハッスル』に、道連れにされそうなあの媒体
・“仰天スクープ”ユークス社長とＩＧＦ社長の極秘対談！
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・中邑の猪木挑発行為に関する“ある事実”が判明
・猪木にケンカを売った中邑の真意とは？

新日１・４東京ドーム大会にあの大物が来日するかどうかに迫る！