週刊マット界舞台裏’09年10月22日号

 8〜10月に東京の大会場で開催されたビッグマッチは、10・10両国国技館『ハッスル・ジハード2009』を除いて全て超満員。主要団体が着実に新しいファンを増やしていることが証明された。
 ところが、そんな矢先、1年前の“悪夢”を思い起こさせる、ひどくネガティブな情報が流れ始めたのだ。多くのファンが「いつかそのときがくるのでは・・・」と戦々恐々としていたと思われるあの“悪夢”である。幸いにもまだ正式決定したわけではないが、元『週刊ファイト』編集長の井上譲二記者が独自の取材網を使って関係者に取材したところ、かなり角度の高い情報を入手!
 これはあの団体にとって、死活問題になるバッドニュースである。
 前号前々号と他のマスコミをぶっちぎる独占スクープを連発した中邑の初代IWGPベルト奪還宣言。
 中邑はゼロワンの大谷晋二郎相手にIWGPヘビー級王座を防衛した10・12両国国技館の一夜明け会見で、改めてターゲットは猪木1人であることを明言。しかし2日後の14日、東京・新宿の『アントニオ猪木酒場』で会見を行った猪木は「(自分は)もう引退している。出て行くわけねェだろ」と中邑の挑戦を一蹴した。
 これで中邑の仕掛けに発展性はなくなった・・・マスコミ、ファンの誰もがそのように見ているが、井上記者はこの仕掛けに続編は必ずあると睨んでいる!? なぜなら・・・
 IGFのフロントはウソつきだ。新日本プロレスの中邑真輔が初代IWGPのベルト奪還のため、猪木の名前を出したことで、猪木が何てコメントを出すのかマスコミもファンも待っていたのに、IGFのフロントが発表した帰米も、検査入院も事実ではなかった。
 10月14日、都内でのイベントに出演した猪木本人の口から、9月28日に「腰のすべり症」の手術を受け13日に退院したことが明かされたのだ。なぜ腰の手術のことをひた隠しにする必要があったのか? そのせいで体調について悪いウワサも飛び交っていたが・・・
 今週の『マット界舞台裏アーカイブス2008』は、すっかりお馴染みのブッカーJことジミー鈴木氏について取り上げている。ちょうど1年前のミルホンネットはミスターポーゴの超大作『ある極悪レスラーの懺悔』が完結し、その好反響が講談社をも動かした頃。
 そのことでただ1人へそを曲げたのが鈴木氏だ。ポーゴに著作の中であれこれ暴露された鈴木氏は井上記者経由で抗議してきたらしいが、どんなことを暴露されたのかはぜひアーカイブスをご覧いただきたい。鈴木氏は自身のブログで「ミルホンネットの間違いを書く!」と息巻いていたが、そちらはどうなったのだろうか?
 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、10・10『DEEP 44 IMPACT』後楽園ホール大会を詳細。いきなり入場にニュージランド・ラグビー「オールブラックス」のウォークライを披露、試合では小型ジェームス・トンプソンだった長倉立尚の第一試合など、迫力のグラビアで大会の全容を魅せます。

大阪・啓光学園のラガ―マン出身、吉田道場の超新星・長倉立尚
「スミマセン!」と謝り続けた“暴力大魔王”加藤友弥のマウスピースの牙までも臨場感をお伝えしました。踏ん張りの効くシューズを履いてきたのは、打撃屋に対して打撃勝負することの宣戦布告だったのか!? MIKUのホットパンツ姿もこの試合だけで8ページにわたりグラビアで大開帳。皆さまの期待にこたえます!
 さらには(毒)読者に大好評の企画「誰か教えてくれよ」では、金原弘光が「大晦日に田村さんとやりたいです!」とマイクアピールした件について。他誌が表面のみ取りあげているのを尻目に、長南亮の契約先、さらには大晦日の行方をからめて分析しています。ぎっしり情報を詰め込んだ全48ページ、業界関係者の定期購読は常識となりました!


 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。
<今週の見出し>
▼あの団体にとって死活問題になるバッドニュースが再び…
▼中邑からの対戦要求を一蹴した猪木。それでもこの仕掛けに“続編”はある!?
▼猪木の入院をひた隠しにしていたIGF。一部では“重病説”も…
<アーカイブス2008>
▼ノア、菅林社長の発言にカチン。しかし交流再開に含みも…
<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼“暴力大魔王”加藤友弥が三縄良太に判定勝利「スイマセン!」
▼長倉立尚vs.長谷川史〜嵐のようなラッシュ炸裂の最中に
▼北田俊亮がクレベル・コイケを腕ひしぎ葬で連続一本勝ちを3に
▼ホームリングで捲土重来を期す白井祐矢が岩瀬茂俊と流血戦
▼金原弘光がピンチヒッターMAX宮澤に右フックKO
▼絶対女王・MIKU の回転する“打投極”!! WINDY智美戦総力撮影
▼笑いと癒しのDEEPメガトン劇場が、熱狂と興奮に包まれた!
初の王座戦は川口雄介がKO 防衛〜決して心折れない誠悟の根性
▼「誰か教えてくれよvol.12」金原、菊田、田村そして大晦日の行方

★合わせて読めばさらに楽しめる!
中邑の猪木挑発行為に関する“ある事実”が判明
猪木にケンカを売った中邑の真意とは?
プロレスファンの減少数が分かる驚愕のデータ!
衝撃発言!T山本氏「三沢さんにとってボクは恩人」
三沢追悼興行のカード編成に田上社長の“勘違い”が!?

新日プロにとって最大のバッドニュースに迫る!

週刊マット界舞台裏'09年10月22日号

商品コード inouejojiz146

価格 250 円

在庫切れ

ウィッシュリストに追加する »