今週の「マット界舞台裏」の紹介文では「1年前の“悪夢”を思い起こさせる、ひどくネガティブな情報が流れ始めた」と、具体的にどんなネガティブな情報なのかについて触れなかった。
しかし、その紹介文を読んだだけで多くの読者がピンときたようだ。
バックナンバーをご覧いただければ分かると思うが、今から1年くらい前は日本テレビがプロレスリング・ノアの中継を打ち切るのではないかという情報が出てきた頃だ。
その後は皆さんご存じの通り、日テレはノア中継を打ち切った。このことがノアはもちろん、プロレス界全体に与えたショックとダメージは大きく、当時社長だった三沢光晴さんにもかなりの心労を与えたものと思われる。
それだけショッキングなことが、今度は唯一地上波テレビ中継がついている新日本プロレスにも起こる可能性が出てきたのだ。
10月の番組改編期からテレビ朝日は、深夜番組に大きなテコ入れを行った。お気に入りの番組が終わってしまったと嘆いている方も多いだろう。
『ワールドプロレスリング』は1973年から放送している長寿番組ではあるが、ほかの深夜番組同様にいつラテ欄に「終」のマークが付いてもおかしくはない。
もし本当にそうなったら新日本プロレスにとっては死活問題であり、「テレ朝、ワールドプロレスリングを打ち切り」は日本マット界にとってもバッドニュースである。
そこで井上譲二記者は、その辺の事情に詳しい民放関係者を直撃。もちろん打ち切りになる可能性も高いが、場合によっては継続の可能性もないわけじゃないことが判明した!
さらに、上記のテレ朝打ち切りか!?のニュースにも関係がありそうな、「時間がない」という発言をしている中邑真輔に関する続報もお伝えしている。
ついにアントニオ猪木が中邑発言に対して返答したわけだが、大方の予想通り「( 自分は) もう引退している。出て行くわけねェだろ」と、中邑の対戦要求を一蹴したものだった。
ところが、この問題、どこの報道を見ても、ファンの反応を見ても、「はい、おしまい」となっていないから不思議なものだ。
当然なことながら、実際に猪木VS中邑がリング上で行われる可能性が低いことは誰もが分かっていると思うが、どうもこれで終わりとはならず“続き”がありそうなのだ。
井上記者が「続編はある」と睨んだ理由は、ぜひ今週号をご覧いただきたい。この中邑ー猪木問題は連日スポーツ紙の誌面を賑わせているが、「マット界舞台裏」ではスポーツ紙には出ていないあっと驚くような情報が書かれている!
今週の「マット界舞台裏」は新日プロにとって最大のバッドニュースに迫る!
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