週刊マット界舞台裏’09年11月26日号

【中身のない書店売り専門誌を吹き飛ばすアップダウンの秘密とからくり 全75ページが250円】
 永田裕志相手に3度目のIWGPヘビー級王座防衛戦が決まった中邑真輔。最大の敵である棚橋弘至を下した中邑としては、ここで永田につまずくわけにはいかないが、新日プロとしてもひとまずこの試合が終わるまで来年1・4東京ドームでのIWGP戦のカードを発表できない。
 そもそもドーム大会のメインに相応しい、次のチャレンジャーがなかなか思い浮かばないのだが・・・某紙はハルク・ホーガンが急浮上していると報じたが、高額なギャラがネックになるだろう。ホーガンを呼ぶくらいなら彼の10分の1程度のギャラで招へいできる他団体の大物日本人レスラーを担ぎ出したほうが得策だ。
 だが、メジャー交流にはファンが想像する以上に厳しい裏事情があり、多くを望めないのだ。今夏行われた全日プロ8・30両国、ノア8・27武道館、10・3大阪府立、新日プロ10・12両国の4大会で行われたメジャー交流からも見えてきた裏の事情・・・『マット界舞台裏』の読者だけに、その事情をこっそりお教えしよう。
 一般企業が未曾有の経済危機にさらされる中、プロレス界にも不況風が吹き荒れているが、実は好景気に恵まれている団体も存在する。
 それは新日本プロレスでもノアでもなく中堅団体のドラゴンゲートだ。一部の他団体関係者は「ダンピングチケット(優待券)と招待券で会場を満員にしている」と揶揄するものの、ドラゲーほど儲かっている団体は見当たらない。神戸ワールド記念ホール、大阪府立メーン競技場、両国国技館、これら大会場で開催されるビッグマッチの観客動員が、某老舗団体を上回っているのだ。
 そして、その勢力は国内を飛び出して欧州やアジアまで拡大しつつある。一体どんな秘密があるというのだろうか。ドラゲーの国内の地盤固め、さらに世界進出計画を探ってみよう!
 ひと昔前までは新日本プロレスの選手にとって1月の契約更改は大きな楽しみだった。最も評価の低い選手でも減俸はなく、活躍した選手の年俸はどんどん上がっていったからだ。
 ところが、ここ数年は楽しみどころか恐怖と言ってもいい! 「いくら上げてもらえるか?」ではなく「一体、いくら下げられるのか?」といまから戦々恐々だ。一見、人気回復の兆しが見えてきたように思える新日プロだが、今年から数を増やした両国大会や後楽園大会の興行成績は正直、芳しくなかった。さて、来年1月の契約更改はどうなるのか・・・ひと足早く大胆予想してみよう!
 今週の『マット界舞台裏アーカイブス2008』は、元新日フロント幹部が登場した座談会企画を振り返っている。
 座談会で取り上げられたテーマは、いまだにプロレスファンのあいだで語り継がれている伝説の一戦、00年4月7日に東京ドームで行われた小川直也vs.橋本真也。座談会が行われた時期は、ちょうど1・4ドーム大会で棚橋弘至が武藤敬司から約1年ぶりにIWGP王座を取り戻す”予定”が取り沙汰された頃だが、そういった“プロレス界のセオリー”を覆したことで小川vs.橋本は伝説の一戦となった。
 その裏には当然“あの人”が関与していたわけだが、そのせいで伝説の一戦以降、新日プロの凋落が始まったことなどが座談会ではズバリ指摘されている。座談会に出席した元新日フロント幹部が誰なのかを想像しながら、ぜひ読んでいただきたい!
 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、ミルホンネットが独占メディアと化している地下プロレス『EXIT』に、またまた衝撃の新展開勃発! 去る15日に、 地下プロレス史上初のダブルヘッダーが開催された。しかも昼の部の舞台は、初上陸となる「銀座」。むくつけき男たちの闘いとは無縁のはずの、銀座の瀟洒なスポーツジムに、地下戦士たちは何を残していったのか!?
 そして夜には“聖地”コアスタジアムに帰還して、相変わらずの激闘の数々。コアスタジアムの守り神(?)麻縄ロープをプロデュースするカリスマ緊縛師・春兜京(はると・きょう)の緊縛デモンストレーションは、今回、史上最大のエロス度で大扇情!! これだけのキ○ガイ的分量で『EXIT』を詳細するミルホンネットとは一体何者なのか? 誰か教えてくれよ!
 さらには、海外情報局はネット検索しても出てこない情報の宝庫と化している。今号はあらゆる意味でトラブルの渦にあるトップ団体UFCを大特集。英国から北米向けに無料中継された『UFC 105』については、11・7ストライクフォースのヒョードル降臨回と、地上波CBSとの視聴率比較まで、かゆいところに手が届く詳細レポートをお届けする。もちろん話題のレフェリー、審判問題も日本の読者にわかりやすいように解説。しかし、それにしてもロブ・カ―マン先生直伝のキックがポイントにならず涙を飲んだブランドン・べラには世界中のマニアから同情が寄せられている。主催者側(?)ランディ・クートゥアの勝利判定は果たして正しかったのか?
 加えて引退危機にあるブロック・レスナー病名の真相に迫り、WWEを退社したシェーン・マクマホンのUFC接近もお伝えいたします。
 ハルク・ホーガンの加入で大揺れのTNA大特集では、PPV大会『Turning Point』を詳細速報。ボビー・ラシュリーのベリー(埋葬)にも突っ込みを入れてます。もちろん、ディキシー・カーター女帝の『iMPACT』での間抜け演説(講釈?)を糾弾することも忘れません。アメプロ・マニアは必読です。


 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。
<今週の見出し>
▼1・4東京ドーム大会はどうなる!? メジャー交流に多くを望めない裏事情とは
▼なぜだ!? 不況の中でもドラゲーの勢いは、欧州やアジアまで拡大中
▼いまから戦々恐々! どうなる1月の新日プロ契約更改
<アーカイブス2008>
▼緊急特別企画 井上譲二×元団体関係者 マット界舞台裏座談会〈前編〉
<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼11・15 地下プロレス『EXIT-23 VILAX:A』
▼11・15 地下プロレス『EXIT-24 CORE:G』
▼タブー続出企画<ミルホン海外情報vol.14 UFC トラブル TNA PPV>

★合わせて読めばさらに楽しめる!
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新日プロに再び地上波中継打ち切りのウワサが…
中邑の猪木挑発行為に関する“ある事実”が判明

ファンが想像する以上に厳しい裏事情があるメジャー交流に迫る!

今号も特大号仕様となりましたが、前号で250円に戻すと約束しましたので通常販売いたします。この機会にぜひ定期購読をお申込み下さい。

週刊マット界舞台裏'09年11月26日号

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