週刊マット界舞台裏’09年12月10日号 2009-12-04 03:152017-02-21 10:57 ebook-現在欠番中, 井上譲二:週刊ファイト元編集長 ツイート 【驚愕の全80ページが大創業祭謝恩価格250円】前号と前々号の2週にわたって来年1・4東京ドームでの中邑真輔のチェレンジャーを予想したものの、1人ないし2人に絞りきれず、ついに“ギブアップ宣言”を行った『週刊ファイト』元編集長の井上譲二記者。 『ファイト』休刊から丸3年が過ぎた現在、トップ屋と呼ばれた井上記者の情報収集力は衰え、記者としての勘も鈍ってきたと思いきや、わずか1週間で3つのドーム情報を掴んでみせた。1つは1・4参戦予定の大物外国人レスラー、そしてもう1つは12・22&23に後楽園ホールで開催されるジュニアの祭典『SUPER J−CUP』の出場メンバーで、未発表となっている大物Xが誰なのか。そして最後の1つはズバリ、ドームで中邑が迎え撃つレスラーが誰か。あの大物レスラーとの“初対決”が1・4東京ドームのメインカードだ! マスコミやファンのみならず、ノアの一部の選手、社員たちも『プロレスリング・ノア中継』が今年3月いっぱいで打ち切られたことをすっかり忘れたかのようだが、その影響が出始めるのはこれからだ。 幸い、09年下半期のノアの興行成績は合格点を付けられるものだったが、この好調を維持できても収入面でのプラスアルファが必要になってくる。90年代には興行だけでもうかり、ノーTVの団体も多数あったが、いまの時代では興行でもうけるのは至難の業。 果たしてノアは存続できるか!? ・・・ノアファンのみならず、プロレスファンならば気になるところだが、井上記者がノアが存続するための手だてを探る! 力道山生前の60年代初めから日本プロレスの外国人招へい窓口となって日本マットの発展に貢献。また、旧・新日プロとも深いつながりがあった米ロサンゼルスの元プロモーター、マイク・ラベール氏が去る11月24日にガンのため死去した(享年79)。 モンキービジネスと言われ、契約書など存在しなかった60〜80年代のプロレス界だが、ラベール氏はあまりにもずさんな経営で自らの首を絞めていた。そんなラベール氏がロス・マット崩壊のA級戦犯と言われた理由をプロレスマニアに向けて、詳しく紹介しよう。 今週の『マット界舞台裏アーカイブス2008』は、読むだけでニヤニヤできるネタ満載の号から、2009年1・4新日プロ東京ドーム大会のカード編成について振り返っている。奇しくも今週の巻頭記事も2010年1・4ドーム大会のカードについてのスクープをお届けしているが、昨年の今頃も井上記者は三沢光晴さんのドーム参戦をスクープした上で、残念ながらこれが最初で最後となってしまった中邑真輔との初対決が、シングルマッチではなくタッグマッチになってしまうことに警鐘を鳴らしていた。 さらにこのドーム大会にはノア勢のほかにも、カート・アングルらTNA勢も招へいしたため、かなりの経費がかかっていることを指摘。そのシワ寄せが選手や社員にいくことに、不気味な苦言を呈した点はいかにも井上記者だ。 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、K-1戦士・大野崇の引退が涙を誘った11・28NJKF後楽園ホール大会の詳細ルポから。大野のセコンドには正道会館の湊谷トレーナー、シーザージムのダムさん。赤コーナー側には緒形健一、森谷吉博、TATSUJI や新田明臣までもが見つめる。試合前にはシーザー武志会長からの激励賞があり、勝敗に関わらず最後の決戦であることは明らか。しかし、大野はファイターの意地を見せてくれた。感動の引退試合であった! 結果だけみれば現役王者の健太相手に一方的な試合内容だったかもしれないが、心に残る試合だった。その他、第一試合から会場の様子を含めて完全ドキュメントいたします。 海外情報局は、あまり紹介されることのないブラジルのビテッチ・コンバットにラインアップされた豪華なメンバーと、その背景を解説する貴重な分析記事から。さらには『K-1 ColliZion 決勝戦 〜Heaven or Hell Prag 2009〜』と題されたキック大会についても、直前情報を大公開。チェコのプラハって、格闘技があったのかと驚かれるかも知れないが、アレクセイ・イグナショフの復帰戦のみならず、アルトゥール・キシェンコ、アルバート・クラウスらMAX勢も参戦となってくると、注目せざるをえなくなる。ストライクフォースのEvolution大会についても見どころを解説。なにしろ、すっかり格闘技の潮流が海外に移行している現状では、週刊のサイクルでタイムリーにこれら海外情報の細部が楽しめるのはミルホンネットだけになった。それだけに資料としても責任重大の役割を担っていることになる。 最新ニュースではインフルエンザで戦線離脱の悲劇が襲った全日本プロレスの『最強タッグ』だが、今号で紹介する11.29大阪大会の段階では、例年になく豪華なパッケージでお客さんを大喜びさせていた。今回の全日の発表は1280 人(満員札止め)と他団体に比べ人数は少なめだったが、実際は1階だけではなく、2 階バルコニーも久々の開放だった事を考えれば、発表人数云々よりも、いかに入ったかという“事実”がうかがい知れると思う。会場は、まさに昭和のプロレス全盛期を思わすかのような、熱気に溢れていたのだ。次号では、最強タッグの歴史を振り返る企画を準備中。マニアは楽しんでいただけるだろう。 さらには、本篇でも触れている1・4新日本東京ドームのカードを掘り下げている。これを読めば、今回のサブ・テーマが見えてこよう。 そして、今号の隠し味となるのが、他誌では紹介されることのない夢名塾プロレスリングの12・20『源流』大会に向けた、紹介を兼ねたレポートが入稿した。団体所属となった長屋亮治選手の成長ドキュメントを軸に、駆け抜けてきたこの激動の一年を振り返る。これだけでも購入価値があるほど貴重なルポなのだ。 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。 <今週の見出し> ▼1・4東京ドームのメインカードをスッパ抜く!? 『JーCUP』の“X”も先取り! ▼地上波打ち切りの影響が出始めるのはこれから。ノアは存続できるのか!? ▼故マイク・ラベール氏は、なぜロス・マット崩壊のA級戦犯と言われたのか <アーカイブス2008> ▼ハイリスク・ローリターンの1・4東京D コケたら“厳冬の契約更改” <ファイト!ミルホンネット編集部> ▼大野崇が有終の美、赤十字竜は木村天鮮に勝利で年間無敗 11・28NJKF ▼タブー続出企画<海外情報局vol.15 Bitetti Combat K-1プラハ ストライクフォースEvolution> ▼11.29大阪 全日本プロレス『最強タッグリーグ戦』2階まで開放の満員札止め! ▼スクープ 1・4新日本東京ドームに●●●を招聘? ▼12・20夢名塾プロレスリング「源流」徹底ガイド読本 ★合わせて読めばさらに楽しめる! ・こんなご時世でも稼ぎまくっているレスラーはいる! ・メジャー交流に多くを望めない裏事情とは ・挑発するIGFに対して終結宣言した中邑だが… ・故・剛竜馬さんが先輩レスラーに殴られたある事件 ・消滅危機の『ハッスル』に、道連れにされそうなあの媒体 ・“仰天スクープ”ユークス社長とIGF社長の極秘対談! 今号も特大号仕様となりましたが、前号で250円に戻すと約束しましたので通常販売いたします。この機会にぜひ定期購読をお申込み下さい。 紹介欄用の画像が入りきらなかったので、ブログ欄に出しています〜夢名塾ドキュメント、マイク・ラーベルの真実 1・4ドームのメインカード&『J−CUP』に出場する“X”に迫る! 週刊マット界舞台裏'09年12月10日号商品コード inouejojiz153価格 250 円在庫切れウィッシュリストに追加する » 投稿ナビゲーション PANCRASE 2010 PASSION TOUR ツアータイトル決定!夢名塾ドキュメント、マイク・ラーベルの真実 週刊マット界舞台裏12月10日号発売中