江幡塁、重森陽太が仕切直しの一戦でタイ選手KO！勝次は2度目の防衛！～7・3新日本キック『MAGNUM 41』

　7月3日（日）、東京・後楽園ホールで新日本キックボクシング協会『MAGNUM 41』が開催された。メイン、セミは5月29日にタイ・ラジャダムナンスタジアム興行に出場し、共にタイ選手に判定負けを喫しているWKBA世界スーパーバンタム級王者・江幡塁（伊原道場本部）と、日本フェザー級王者・重森陽太（伊原道場稲城支部）が仕切り直しの一戦でお互いタイ人選手と対戦。
　江幡は元プーケット王者を3R奥足のローキックで倒し、セコンドからのタオル投入によるTKO、重森も3R右ハイキックによるKO勝ちで“打倒ムエタイ！”への再スタートを切った。

　日本ライト級タイトルマッチでは、チャンピオン勝次に対する永澤は昨年の王者決定戦で勝次に敗れたが、今年の5月大会で王者挑戦権を得ての再戦となる。5Rフルラウンド動きの止まらない試合はスピードとパンチのヒット差で上回った勝次が僅差ながら永澤を振り切り、判定勝ちで2度目の防衛に成功した。

大会の全容と詳細は週刊ファイト7月14日号WWE両国ノア年内Dream猪木狂虎大阪新日キック江幡塁UFC欠場に収録されました。

■　新日本キックボクシング協会　MAGNUM41
日時：7月3日(日) 16時45分開場　17時試合開始
会場：東京・後楽園ホール
主催：伊原道場
認定：新日本キックボクシング協会
協賛：ビレリジャパン株式会社
後援：東京スポーツ／GONKAKU／フィットネスショップ

＜第１３試合　メインイベント　日泰国際戦　 56.00kg契約３分５Ｒ＞
○江幡　塁（ＷＫＢＡ世界スーパーバンタム級王者／伊原道場本部）
　3RTKO 1分53秒 ※左ローキックによるダウン後セコンドのタオル投入
●ペットクラビー・ペットプームムエタイ（元プーケットスタジアム・バンタム級チャンピオン／タイ）
好戦的な元プーケット王者をローキックで倒した江幡塁

＜第１２試合　メインイベント　日本ライト級タイトルマッチ３分５Ｒ＞
○勝次（日本ライト級王者／藤本ジム）
　判定3-0(三者49-48)
●永澤サムエル聖光（同級１位／ビクトリージム）
※勝次は2度目の防衛に成功
奥脚のローキックをコツコツと蹴っていた永澤に対し、スピードで上回る勝次がクリーンヒットこそ奪えぬものの手数と打撃ヒットの印象差で、3者ジャッジ1ポイント差の僅差とはいえ、3－0で永澤を振り切った。判定が出た瞬間両者の表情↓

＜第１１試合　セミファイナル　日泰国際戦　57.50kg契約３分３Ｒ＞
○重森　陽太（日本フェザー級王者／伊原道場稲城支部）
　3RKO 0分39秒 ※ハイキック
●カターテープ・ポー．アリパーイ（タイ）
3R重森がハイキックでKO勝利

＜第１０試合　セミファイナル　６８kg契約　３分３Ｒ＞
○渡辺　健司（日本ウェルター級王者／伊原道場稲城支部）
　判定3-0（30-27,30-27,30-28）※松岡は2Rにダウン、肘カット有
●松岡　力（日本ウェルター級1位／藤本ジム）
王者渡辺が2R左フックでダウンを奪い、松岡を肘カットして完勝。

＜第９試合　セミファイナル　　52.00kg契約　３分３Ｒ＞
△泰史（日本フライ級王者／伊原道場本部）
　引分0-1 (29-29,29-30,29-29)
△ティンリー・リバイバル（元ラジャダムナンスタジアム・フライ級チャンピオン、タイ南部フライ級統一チャンピオン／タイ）
フライ級王者・泰史は元タイ王者を攻略できずドロー

休憩明けには藤本ジム（※旧目黒ジム）藤本勲会長（初代日本ヘビー級（67kg級）王者、東洋ミドル級王者）の1966年6月にプロデビューしてからのキック50周年が伊原信一協会代表より告げられた

＜第８試合　70.00kg契約３分３Ｒ＞
△喜多村　誠（前日本ミドル級王者／伊原道場新潟支部）
　引分1-1
△ナ・スンイル（韓国/KBCウェルター級チャンピオン／Osan－Samsan GYM）

＜第７試合　日本ライト級３分３Ｒ＞
○春樹（日本ライト級3位／横須賀太賀ジム）
　判定3-0
●大月　慎也（日本ライト級／治政館ジム）

＜第６試合　日本ライト級３分３Ｒ＞
○ジョニー・オリベイラ（日本ライト級４位／トーエルジム）
　判定3-0
●古川　真司（日本ライト級／伊原道場新潟支部）

＜第５試合　日本ライト級３分３Ｒ＞
○和己（日本ライト級8位／伊原道場本部）
　判定3-0 ※和己は2Rパンチで2度のダウンを奪う
●下東　悠馬（藤本ジム）

＜第４試合　日本フェザー級３分３Ｒ＞
○高橋　亨汰（日本フェザー級／伊原道場本部）
　1RTKO 2分33秒
●金子　大樹（日本フェザー級／ビクトリージム）

＜第３試合　日本ライト級３分２Ｒ＞
●熊井　亮介（日本ライト級／伊原道場本部）
　判定0-3 ※熊井1Rダウン有
○小島　佑典（ MAD CRIB GYM ）

＜第２試合　日本フェザー級　３分２Ｒ＞
○皆川　祐哉（日本フェザー級／藤本ジム）
　判定2-0
●渡辺　航己（日本フェザー級／ＪＭＮジム）

＜第１試合　日本フェザー級　３分２Ｒ＞
○深水　康弘（日本フェザー級／トーエルジム）
　判定
●藤本倖綺（亀岡キックボクシングジム）