2012年8月26日、遂に“炎の飛龍”“マッチョドラゴン”藤波辰爾デビュー40周年記念興行のファイナルを飾る大阪大会が開催された。
メインイベントの前に、恒例となった前田日明がリングに登場し、田中リングアナに促されて藤波をコール、藤波辰爾を招き入れる。2人でがっちり握手して藤波を祝っていた。
そして試合は当然、藤波辰爾&初代タイガーマスク&長州力のレジェンド3人と、復活した蝶野正洋率いるTEAM2000と対戦だ。レジェンド3人、そして久々のリング復帰となる蝶野正洋全員がしっかりと仕上げてきており、今の若い選手達よりもオーラを感じさせられる。これまで長年、プロレス界のトップでやってきたからこその本物の証拠だろう。
レジェンド達の迫力満点の試合に、リング下で笑みは浮かべるものの前田も真剣な眼差しで凝視しており、この熱い戦いを目の当たりにして何かを感じ取ったのだろう。
最後は永遠のライバルであり盟友である長州力のリキラリアットから、藤波のドラゴンスクリューで快勝。神(アントニオ猪木)の降臨こそ無かったものの、理想的な結末で大団円を迎えたのだった。
もっとも飛龍革命に終わりはない。なんと藤波辰爾は長男・怜於南さんのデビュー戦で、相手を務めるという計画まであるという。ますます燃え上がる藤波辰爾、今後の活躍に期待だ。
永遠のライバル、長州力が藤波の勝利を好アシスト
蝶野正洋も流石はプロ、しっかり身体を作ってきた
■ ドラディション『藤波辰爾デビュー40周年ファイナル in 大阪!』
40th.ANNIVERSARY FINAL in OSAKA
日時:8月26日
会場:大阪・松下IMPホール
<メインイベント レジェンド VS 《復活!》TEAM2000>
○藤波辰爾&初代タイガーマスク&長州力
11分07秒 ドラゴンスリーパー
●ヒロ斉藤&AKIRA&蝶野正洋
大会の詳細はマット界舞台裏9月6日号別冊花火S-CupRENA木谷介入週プロ船木+藤波40新日本キックに掲載されました。お楽しみください。
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