重森陽太バンタム級に続き２階級制覇！江幡塁はＫＯでしめる！~10・25新日本キック協会「MAGNUM 39」

　バンタム級に続き、フェザー級を制した重森陽太。江幡ツインズの弟・塁はタイ選手を豪快KOで撃破。

　10月25日（日）東京・後楽園ホールで開催された新日本キックボクシング協会伊原道場主催『MAGNUM 39』メインでは日本フェザー級王座4度防衛中の内田雅之がバンタム級に次いで2階級制覇を狙う同級1位・重森陽太と対戦、開始早々長いリーチを利した蹴りで内田はなかなか中に入り込めず、3Rには首相撲からの肘で瞼をカットされ、終盤もペースを掴めないまま重森が完勝で2階級制覇を果たした。重森はフェザー級転向後、今年3月ノンタイトル戦でチャンピオン内田雅之に勝利し、4月韓国選手、6月REBELS-MUAYTHAI王者の清川祐弥、７月タイでKO勝ちとバンタム級王座陥落から5連勝（3KO）とまだ20歳で今後の活躍が期待される。
　メインのトリではWKBA世界スーパーバンタム級チャンピオン・江幡塁がムエタイ選手と対戦、1Rするどい蹴りを見せなかなかの強豪であると思わせたが江幡塁の爆発力は止められず2Rボディフックで2度目のダウンを奪ったところでタイ側のセコンドがタオル投入KOで大会をしめくくった。

■　新日本キックボクシング協会「MAGNUM 39」
日時　2015年10月25日（日）開場16：45　開始17：00
会場　東京・後楽園ホール
主催　伊原道場
認定　新日本キックボクシング協会
後援　東京スポーツ/ゴング格闘技

＜第13試合日泰国際戦 56.00㎏契約 3分5R＞
○江幡塁（ＷＫＢＡ世界スーパーバンタム級チャンピオン／伊原道場本部）
　2RKO 2分33秒 ※ボディフック2度目のダウンでタオル投入
●プラーププラーム・バーンボー．ウィッタヤーコム（泰国）

ボディフックでKO快勝した江幡塁

＜第12試合日本フェザー級タイトルマッチ 3分5R
●内田雅之（日本フェザー級チャンピオン／藤本ジム）
判定0-3(47-50、48-50、48-50)
○重森陽太（前日本バンタム級チャンピオン・日本フェザー級1位／伊原道場稲城支部）
※重森が新王者内田は5度目の防衛に失敗

軽量級ながら177㎝の長身を誇る重森がリーチをいかした攻撃で完勝し二階級制覇。

＜第11試合日韓国際戦 70.00㎏契約 3分5R＞
○緑川創（前日本ウェルター級チャンピオン／藤本ジム）
　3RTKO 0分28秒 ※肘カットによるドクターストップ
●ジン・シジュン（大韓キックボクシングCKSミドル級チャンピオン・ヨンナム地域KBCチャンピオン・TAS7チャンピオンシップ優勝／韓国）

緑川が肘カットTKO勝ちで曲者ジン・シジュンを下す。

＜第10試合日韓国際戦 70.00㎏契約 3分3R＞
○喜多村誠（前日本ミドル級チャンピオン／伊原道場新潟支部）
　2RKO 1分10秒 ※左ローキックによる2度目のダウン
●ファン・セチョル（韓国ウェルター級1位／韓国）

5月にタイでラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級タイトル挑戦に失敗した喜多村が仕切り直しの一戦で韓国選手をローキックでKO

＜第9試合日韓国際戦 64.50㎏契約 3分3R＞
○石井達也（元日本ライト級チャンピオン／藤本ジム）
　3RTKO 2分55秒 ※カットによるドクターストップ
●ソンスター（韓国ウェルター級、ミドル級チャンピオン／韓国）

前日本ライト級石井達也は韓国ウェルター級&ミドル級チャンピオンのソンスターにペースを握らせずTKO勝ち

日本ミドル級王者・斗吾、伊原会長の公開ミットトレーニングが行われたが、60歳を過ぎた伊原会長もミットを蹴り会場を沸かせた。

〜休憩〜

＜第8試合日本フライ級 3分3R＞
●泰史（日本フライ級1位／伊原道場本部）
　判定0-3(三者28-30)
○優吏（RKAフライ級チャンピオン／真樹ジムオキナワ）

交流戦では真樹ジムオキナワの優吏が協会ランカーの泰史に判定勝ち

＜第7試合日本ウェルター級 3分3R＞
○大槻翔太（日本ウェルター級2位／伊原道場本部）
1RKO 1分25秒 ※右パンチで3ダウン
●ＭＡＳＡＴＯ(日本ウェルター級3位／治政館ジム）

強打の大槻が無敗のランカーＭＡＳＡＴＯを3ダウンＫＯ

＜第6試合 62.50kg契約 3分3R＞
●福岡直也（日本ライト級4位／治政館ジム）
　判定0-3(二者29-30、28-30)
○橋本悟（INNOVATIONライト級4位／INNOVATION橋本道場）

＜第5試合 54.50kg契約 3分3R＞
△阿部泰彦（日本バンタム級4位／ＪＭＮジム）
引分0-0（三者29-29）　
△海彦（日本バンタム級5位／伊原道場本部）

＜第4試合日本ライト級 3分3R＞
○ジョニー・オリベイラ（日本フェザー級6位／トーエルジム）
　判定3-0(二者30-29、30-29)
●大月慎也（日本ライト級／治政館ジム）

＜第3試合 54.00㎏契約 3分2R＞
●平塚一郎（日本バンタム級／トーエルジム）
2RTKO 0分39秒 ※出血によるドクターストップ　
○田中亮平 (日本バンタム級／市原ジム）

＜第2試合 60.00kg契約 3分2R＞
○古川真司（日本ライト級／伊原道場新潟支部）
判定3-0（三者20-19）
●池田洋将（RIKIX）

＜第１試合日本フェザー級 3分2R 肘無し＞
○高橋亨汰（日本フェザー級／伊原道場本部）
判定3-0（三者20-17 ※1R横山にローブローで減点1）
●横山陸（日本フェザー級／風雲児道場）

※大会の全容と詳細は週刊ファイト11月5日号魔裟斗KID極限TBSノア西永失踪潮崎業界再編ホンマン新日キックに収録されました。