7・10後楽園大会へ向けてREINA女子プロレス記者会見！

　7月3日、REINA事務所にて、7・10後楽園大会の記者会見が行なわれた。まずは小波とレイナ・イシスが着席。それぞれが抱負を述べる。

小波「小波です。自分はREINAという団体が海外と、特にメキシコのCMLLと強いパイプを築いていることがよくわかりました。今回、イシスに勝って、自分もいつかCMLLへ遠征することができるように、その第一歩にしたいと思います」
イシス「ワタシはREINAの所属になったからには、少しづつ結果を残して、ベルトを目指していきたいと思います。そしてこの後楽園ホールで試合できることがすごく楽しみです」
とコメント。過去、一度対戦経験があり（6・13新木場）、小波が敗れているだけにリベンジを果たしたいところ。そして対外国人選手の初勝利を挙げたいところだ。

引き続き、朱里＆藤田峰雄VS忍＆水波稜戦について、朱里と水波が着席を促されたが、なぜか関係のない藤ヶ崎矢子が登場。

朱里「矢子ちゃん！？このカードあなた関係ないんだけどぉ？…」
矢子は、両手を組んで前に突き出す尻神教のポーズを示すも無言。
朱里「ねぇ、聞いてる？あなた関係ないの」
すると矢子は口を開く。
矢子「この前、水波さんに似た人が隅田川に座ってました。その水波さんに似た
人はたぶん水波さんなんですけど…川をじっと見つめてました」
朱里「だから、なに？」
矢子「その水波さんの背中が悲しそうだったんです。たぶん尻神教に入信したいって悩んでて…だから、今日、水波さんを呼びました。水波さん座ってください」
ここでようやく水波が現れて着席、あきらかに困惑の表情だ。
水波「矢子ちゃん、悪いんだけど、それ私じゃないよ」
朱里「人違いみたいじゃん」
矢子「違うんです。水波さんは恥ずかしがってるんです。私も最初はそうでした。本心とは裏腹に尻神教に入信したいって素直になれなくて…」
水波「だから私じゃないって」
矢子「水波さん！素直になってください」
朱里「矢子ちゃん、変だよ、大丈夫？」
矢子「水波さんに素直になってもらうために尻神教の忍さんと組ませます。そし
て、我が教団、我が教祖のために闘ってもらいます。相手は朱里さんとみね
ぴょんです。あなた達も尻神教に入信したらいいと思います」
水波「朱里ちゃん…すごく後悔してるよ。よくわかんないし。尻神教ってなに？」
朱里「水波ちゃん…。でも、ここに来たってことは…もしかしてあなた本気で尻神教に入りたがってるんだぁ」
水波「だから違うって。この人達、みんなおかしいよ。もう、さっさと帰りたいんで何か質問はありますか？」

ーーレイナの印象は？
水波「新体制になってからは初めて出るんですけど、メディアとかで見てああ、こういう世界なんだなって思ってはいましたけど…まさか自分が出るとは…」
とまで言ったとき、朱里が「はい、笑って」と強引に２ショットを仕向けると、そこだけは目線を送る。
また尻神教の勧誘に再度、質問が飛ぶと、「志田がやってるところですよね。この間、Catch　the WAVEの公式戦で負けていて、この借りがあるので、そんな存在の人のところに入るわけにもいかない。志田とはシングルでやりたい希望もあるし入る気はさらさらないです」とコメントした。

続いて、成宮真希VSラ・コマンダンテのCMLL-REINAインターナショナル戦について。
まずは調印書に両者がサイン。CMLLとREINAがこれを確認したことで、正式にタイトル戦が決定した。

王者・成宮「自分はこのベルトにすごく深い思い入れを持っていて、一度、アマポーラから獲ったあと、プリンセサスヘイに負けて、また挑戦したけど、それでも負けてしがみついてまた挑戦してなんとか取ったベルトなので…負けるわけにはいきません。今度はコマンダンテが相手ということで、またとんでもない実力者が出てきたなと。自分はシングルのベルトって防衛したことがないんですよ。だから防衛を必ず果たします…」
ここまで言うと、突然、コマンダンテが立ちあがりコメントを開始。
コマンダンテ「成宮、オマエはメキシコの選手たちに勝っていい気になってるようだが、それも後楽園までだ。そのベルトを持っているのもそれまでだから今のうちにベルトを持ってる写真をいっぱい撮っておけ！」
と、持参していたカメラを手渡した。
これを見た成宮は「このベルトはやっぱりワタシのほうが似合うってコマンダンテも認めたみたいで、ワタシがベルトと一緒に写っている写真をいっぱい撮って世の中に広めろってことみたいですね」と一方的な解釈をしていた。

今度は、志田光＆藤ヶ崎矢子＆大鷲透VS華名＆宮本裕向＆ヘラクレス千賀戦に移る。志田GPの
指名により藤ヶ矢子選手が出席。
突然、矢子が「わ、わたし、この試合怖いです…」と切り出す。
司会「矢子さん？　以上ですか？」
矢子「はい、凄く恐いんです」
司会「……。何が恐いんですか？」
矢子「宮本も千賀も私の事を意識しているからです」
司会「大丈夫だと思いますよ」
矢子「アナタはなにも分かっていない！！　いつも目が合うんですよ！」
司会「誰とですか？」
矢子「宮本と千賀です。分かりますかこの気持ち」
司会「……。矢子さん？」
矢子「教祖の前であのケガレた人たちを倒そうと思います」
その後、「尻神教に入信してから会場人気も高いと思うのですが、いかがでしょう」と各地で起きる“矢子ブーム”に質問が飛ぶと、「最近はJWPの藤ヶ崎矢子というよりも尻神教の藤ヶ崎矢子って呼ばれる声が多いくらい、認知されていると思います」とコメント。
「今、シアワセですか」という問いには「はい、シアワセです」とニッコリ。
そして、真琴＆山下りなVSキャットパワー＆アレックスリーのREINA世界タッグ戦について、挑戦を表明したキャットパワーがその理由についてコメントした。
キャット「真琴、山下は同じピエロ軍の仲間だけど、ワタシはカナダへ帰る前に日本のベルトを取ってそれをミヤゲに持って帰りたい。そして12日の川崎で朱里も破り２冠王となる。それを日本とカナダのファンに公約する」
初となるピエロ軍同士の戦いだけに、華名はじめ、軍団の面々がどちらのセコンドに着くのか、全く予想がつかない試合となりそうだ。

最後に、朱里VSセリーナ戦について、朱里よりコメント。
朱里「今回、セリーナが引退するということで、自分にとってのライバルがいなくなってさびしいという気持ちは強いんですけど、自分を最後の相手として指名してくれて感謝しています。それで、自分もセリーナに対して何かできないかと思い、セリーナにかかわってきた選手を集めてのバトルロイヤルを行ないたいと思います。セリーナが過去上がってきた団体や、アメリカで対戦経験のある選手たちを集めて、かかわってきたみんなでセリーナを送り出してあげたいなと思います。近々参加選手を発表しますのでよろしくお願いします」

現時点までで６試合が発表されていたが新たにバトルロイヤルが加わり、全７試合ということになりそうだ。セリーナが日本に上がった団体やかかわってきた選手は多数いるだけに、豪華なメンバーが予想される。セリーナの最後を彩るにふさわしい試合が加わった。

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