週刊マット界舞台裏’11年7月14日号 前田リングス復活会場タダ入告発

 あの前田日明氏が来年春頃までにリングスを復活させることになった。エメリヤーエンコ・ヒョードルやアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラを輩出したリングスの復活は、低滞している日本格闘技界にとって起爆剤になりそうだが、約9年半ぶりにリングスを復活させる理由について、「ついに前田も食えなくなった」と見る関係者も少なくないようだが、実際はその逆で彼はそこまで落ちぶれてはいない。
 前田氏のかつての収入と経営哲学を知ったら、マット界では数少ない“勝ち組”であることが分かるだろう。「荒くれもの」「すぐに人と揉める」といったイメージのある前田氏だが、団体経営者としての前田日明に迫ってみた!

 各団体の営業マンたちが数枚のチケットを売るのにも大変な苦労を強いられているご時世に、なんと全国各地で“タダ入り”が横行しているという。例えば今年の新日本プロレス1・4東京ドーム大会でも、“タダ入り”をしようとした男がスタッフによって捕まえられるという事件があった。
 井上記者によると、このような悪質なファンは昔からいたのだが、最近はタダ入りの方法が変わってきたとか。さて、その手口とは?なお、この記事は団体側と、キチンとお金を払って観戦しているファンに対して注意を促す告発内容なので、くれぐれも悪用禁止である!

 『週刊プロレス』7月20日号の中カラーで、過去に首都圏でボッ発した新日本プロレスVS全日本プロレスなどの興行戦争が特集されていた。もちろん8・27のメジャー3団体による『ALL TOGETHER』日本武道館大会と、IGFの両国国技館による興行戦争を見据えての特集記事だが、井上記者は「今回(8・27)に限って言えば結果がミエミエで、全く興行戦争になっていない」とひどく冷めた目で見ている。
 両大会ともまだ大量のチケットが残っている段階で「結果がミエミエ…」とはどういうことなのか? 興行事情に詳しい井上記者の話に耳を傾けてみた。

 2010年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2010』では、現在も危機的状況にある全日本プロレスが、1年前には三冠戦史上最悪の興行成績に終わった大会があったことを紹介している。
 当時の全日プロ首脳陣の読みが甘く、集客力のあまりないマッチメイクをしたのが最大の原因であり、井上記者は警鐘を鳴らす意味でもこの件を派手に書き立てたのだが、全日プロはそれでもなお同じ過ちを繰り返そうとしている。このままでは全日プロは本当に・・・
 

"飛翔天女"豊田真奈美が絶好調!
"世界一の空中ファイター"Rayのムーンサルトがセウシスにかわされた
サワテリオがDEAF-MAX選手権を防衛したが…
怪奇派悪い人(レザー)と、イイ人(スパイダーマン)の闘聾門JAPAN

 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、女子プロレス界に新風を吹き込んでいるREINA女子プロレスをグラフで大特集している。女子プロレスの魅力溢れる迫力あり、お色気ありの写真が溢れる必見の全試合レポートは圧巻だ。「CMLLルチャがナンバー・ワンだ!」とばかりにセウシス&松本浩代組がRay&豊田真奈美組を丸め込む! 現在、プロレス界では華名のムチムチなおっぱい、お色気が話題になっているが、このメインを見れば、決して華名に負けないお色気だと納得されると思う。華麗なるREINAの詳細ドキュメントが堪能できるのはミルホンネットだけだ!

 なお、ミルホンネット愛読者プレゼントとして、『7・18REINA女子プロレス 板橋グリーンホール大会』に1組2名様合計5組の方をご招待させて頂きます。メールの宛先は こちらへ送信して下さい。

 ネット媒体だけでなく、紙媒体まで見まわしてみても、他のプロレスマスコミがあまり報じない闘聾門JAPANをミルホンネットが、ほぼ独占でレポート。メインはあっという間に終わってしまいマグナムTAKASAGOは覆面が剥ぎ取られるという大混乱。そんな中で、急遽ストリートファイト6人タッグマッチが組まれたのだが、その結末やいかに? 天井の低い会場ゆえ空中殺法が使えずサワテリオにはハンディ戦となったDEAF−MAX選手権試合だが、牛神ライガーに3カウント。そして試合後に事件が起こるなど、全てを知るには記事を読むしかない。資料的な価値も高い渾身のレポートである。

 日本で開催される最大のムエタイイベント、8・7Thai Fight有明に向けて、ブアカーオ・ポー.プラムックと牧野智昭がそれぞれ、激しい練習写真とメッセージを送ってきた。静かに燃えるブアカーオと、興奮を隠せない牧野の対比が見てとれて、対戦を前にした貴重なレポートになっている。

 海外情報局の内容は、あえて見出しだけにして中身の紹介までしないことにしているが、『第4のトビラ』をこじ開けてガラモンの逆襲を呼びこんでしまい一躍"英雄"となったCMパンクは、もうすべての発言や行動が話題になってしまう。アメプロ第二団体TNAやUFCの動向にせよ、通常は拾えない濃い味の情報が詰まっている。

 そして、御意見番・古吉進一郎より高視聴率を叩き出して話題沸騰、久々に日本格闘技界に明るい話題となった『炎の体育会Т V2011〜夏〜』に関してあえて苦言を。ただ絶賛するだけでなく、コアな格闘技ファンの気持ちを代弁した形になっている。

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼リングスを復活させることになった前田日明氏は、マット界では数少ない勝ち組だ!
▼最近横行している“タダ入り”の手口とは?
▼8・27興行戦争はもう結果がミエミエだ!

<アーカイブス2010>
▼三冠戦史上最悪の興行成績に終わった7・4全日プロ大阪大会に苦言を呈す!

<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼7・1女子プロレス『REINA 7』 新木場1stRING
・「CMLL ルチャが#1」セウシス&松本浩代組がRay&豊田真奈美組撃墜
・井上貴子のいじめ芸レパートリーを受けきる黒木千里だが美拳に撃沈
・上林愛貴&中川ともかx シルエタ&飯田美花「もっと危機感を持ちたい」
・三冠王者ヘイリー・ヘイトレッドに善戦もラターシャの首が陥没のガチ
・入場式はセウシス挨拶〜広田さくら劇場は藪下めぐみにチュー敢行

▼7・3 闘聾門JAPAN モンデール銀座ホール
・「王道プロレスとは何か」加藤茂郎x佐々木幹矢〜全日プロクラシック
・痛打女子プロ:矢神知樹x大畠美咲 『踊るポンポコリン』ショ―タイム
・ガチ全開の格闘家MUWAがギターでデフパニッシャーを半殺し!
・河邑嘉哉&Jプロレス2000 勢が観客を魅了7・30 全日プロ参戦へ
・ハンディ戦となったDEAF-MAX選手権サワテリオが牛神ライガー粉飾
・代表を務めるマグナムTAKASAGOの覆面が剥がされ大混戦!!

▼8・7『Thai Fight Extreme』 ブアカーオx牧野智昭 一触即発
・有明に向けてブアカーオから日本のファンにメッセージ
・牧野智昭「格闘技を始めた時ブアカーオはすでにK-1王者だった」

▼タブー満載企画「海外情報局.96」
UFC132絶賛回事情 CMパンク"時の人"ホモ蔑視渦 スティング変身
・PRIDE終焉Wシウバ無残UFC 132Dクルーズ防衛 悪童ティト復活
・ティト・オーティズ高給取りの薄氷UFC132 ファイトマネー公表現実
・震災で頓挫していたUFCさいたまスーパーアリーナ大会2・26内定
・WWE救世主CMパンク同性愛者蔑視発言波紋 ゲイ団体研修要求
・TNAスティング顔マイナーチェンジ、今度はバットマンのジョーカー
・ハルク・ホーガン前妻リンダ 絞首ドメスティックバイオレンス告白本

▼平均視聴率14・4% これでいいのか『炎の体育会ТV2011〜夏〜』
 Text by 古吉進一郎

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週刊マット界舞台裏'11年7月14日号 前田リングス復活会場タダ入告発

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