週刊マット界舞台裏’11年7月07日号 CMパンク震撼NマーコートUFC追放

 TARUが起こしたスーパー・ヘイト暴行事件によって計り知れないダメージを負ってしまった全日本プロレス。6・19両国国技館は何とか乗り切ったが、団体運営に支障をきたすのはこれからと見られている。
 問題山積みのなか、全日プロが半月後に迫った『サマーアクション・シリーズ』開幕へ向けてまずやらなければならないのは戦力補強。無期限出場停止処分中だったKONO、稔、MAZADAの元ブードゥ・マーダーズの3人を復帰させることは決定したが、KONOはヒジの手術のためしばらく欠場。果たして大日本プロレス勢以外に他団体の選手の特別参加はあるのか? それを探っているうちに全日プロの“孤立化”も見えてきた!

 5・29神戸大会の控室で起きたレスラー同士のいざこざは、全日本プロレスにとってあまりにも不運な出来事だった。ある意味、武藤敬司も“被害者”。TARUから暴行を受けたスーパー・ヘイト(平井伸和)の負傷が打撲程度に済んでいたなら騒動が表ざたになることもなかったからだ。
 事実、以前お伝えしたように、かつてレスラー同士のケンカ騒動は何度もあった。重いダメージが残らなかったために「ケンカ両成敗」で決着が付いたのだ。  ハッキリ言って、もっとタチの悪い暴行事件は過去にもたくさんある! 団体が隠ぺいすたために新聞ざたにならなかっただけだ。その中から元『週刊ファイト』編集長の井上譲二記者が現場を目的したヤバイ暴行事件を明かそう。

 アントニオ猪木にとっては久しぶりの大仕掛けとなる、メジャー3団体のオールスター戦『ALL TOGETHER』との8・27興行戦争。
 大手パチンコ機メーカー3社のスポンサードを取り付け、『K-1』ファイターとの契約にもこぎ着けた猪木は、してやったりの表情を見せているが、なぜかこのビッグマッチ同士の隅田川決戦に対し、プロレスメディアもファンも全く無関心で、大会まであと2カ月弱と迫ってきたのに話題にすらなっていない。その原因を井上記者が面白おかしく(?)分析した。

 2010年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2010』では、今年『ALL TOGETHER』に対抗して『INOKI GENOME』両国大会をぶつけてきたアントニオ猪木が、約1年前に全国47都道府県での開催を目標にして開催していたデビュー50周年記念『闘魂トークLIVE50』が、途中でとん挫してしまった理由に迫っている。
 とにかく抜群の知名度を活かして、イベントには抜群に強い売れっ子の猪木なのに、なぜこの『闘魂トークLIVE50』は失敗に終わったのか。流れの早いプロレス界だが、1年前の事件をひも解けば現在の猪木の行く末が見えるというものだろう。
 

 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、まずは、放送事故勃発か?とお茶の間の一般ファンに衝撃を与えたシュート・アングル炸裂の夢幻劇を、他の無料ネット媒体には不可能な執拗さで詳報。海外情報に強いミルホンネットが激震の続くWWEに関して徹底追及した。RAWの番組内でCMパンクが禁断のWWE体制批判演説を行い、途中でマイクが切られ放送中断(画面がバイブル・ブラックに暗転)になった"事件"の顛末をレポート。来週放送予定のRAWの内容までバッチリ記載している。試されているのはプロレス頭の理解度なのだ。
 そして他人を輝かせるのはもう嫌だと、これまたシュート発言をしてWWEを離脱したチャボ・ゲレロに関してもその全容と波紋を紹介している。今号の特集はアメプロに関心ある者なら必読のみならず、停滞する日本マット界を憂う者には大いに勉強になる。大衆の注意を喚起するカンフル剤のヒントにもなろう。

 また、解雇事件は格闘技界でも事件となっていた。UFC大会を直前にアスレティックコミッションにより失格とされて欠場、ズッファ社からリリースとなったネイサン・マーコートの問題の深淵にも触れており、普通のネットに出ている安易な垂れ流し記述をあざ笑うかのように、表には出ない真実を濃く報じているので、これはぜひ実際に読んで他との違いを比べてみて欲しい。

 6月24日に後楽園ホールで行われた『DEEP 54 IMPACT』にも密着。衝撃のKO決着となったメイン、新バンタム級王者誕生の瞬間、そして長南亮復活の狼煙、更には『スター・ウォーズ』で有名なジョージ・ルーカスの娘アマンダ・ルーカスの参戦表明と話題沸騰だったこの大会。迫力満点の写真と共に渾身のレポート、格闘技ファン必見と言えるだろう。

 ミルホンネットが常に追いかけている一番元気な女子プロレス団体REINAが6月25日に行った『REINA 6』も、膨大に全試合をレポートした。TLW王者・上林愛貴に向けられた刺客シンフリー・ルーシャスは野性味溢れる猛女だった。初来日の外人選手は、蓋を空けてみないと分からないものだが、これは掘り出し物だ。女子プロのレジェンド、豊田真奈美が絶好調。天高く飛び存在感を示すと同時に、ヘイリー・ヘイトレッド、セウシスらに女子プロレス道を教えた感じのセミファイナル。勿論、自分の役割をこなす黒木千里も立派だ。そして名勝負数え唄になりそうな、「世界一の空中ファイター」Rayとシルエタの一騎打ちなど女子プロマニア必見の内容だ。

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼武藤に悪評! 戦力不足! 孤立化! 全日プロは問題山積み
▼TARUによるS・ヘイト暴行事件よりももっとタチの悪い暴行事件はあった!
▼なぜメディアもファンも、8・27興行戦争に無関心なのか?

<アーカイブス2010>
▼売れっ子の猪木だが、なぜか『闘魂トークLIVE50』は大失敗

<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼視聴率不振WWE激震徹底追及特集
・WWE内紛問題震撼 CMパンクRAW番組内シュート演説体制批判
・衝撃!職人チャボ・ゲレロ解雇の波紋検証
・「他人を輝かせる任務ばかりに飽き飽きした、笑顔が戻ってきたぜ!」

▼ネイサン・マーコート失格UFC 追放 テストステロン欠乏症治療言い訳

▼6・24 DEEP 54 IMPACT後楽園ホール大会豪華グラフ
 Photos by Katsunori Yamada
・ベルナール・アッカ長身がすくむ際に中西良行左ハイ命中KOメイン
・負け込む大塚隆史が中村“アイアン”浩士を下しバンタム級王者に
・「マイクっていいよ!気持ちイイ」横田一則、昇侍に勝利も凡戦
・長南亮フック一閃KO岩瀬メガトン挑戦権どすこい羅頭魔勢KO誠悟
・ジョージ・ルーカスの娘、実は養子アマンダ・ルーカスDEEP参戦事情
・クォン・アソル判定Barbaro44 TAISHOはグァク・ミョンシクにヒール極め
・辰巳豪人に惨敗も金原弘光リストロックを狙うキングダムの幻影涙
・熱戦続く前半 若手台頭ベテラン意地 ソト引分けプロレスラー豪撃沈

▼6・25REINA 6 東部フレンドホール大会豪華グラフ詳細39ページ
・上林愛貴TLW王座防衛もシンフ゜リー・ルーシャス戦慄日本初登場
・蹴りに磨きがかかり、さらに天高く飛びまくる元気百倍の豊田真奈美
・Ray がシルエタに勝利〜SMASH 会見「世界で一番の空中ファイター」
・ゴツン音が会場に響く頭突きをした飯田美花に松本浩代が報復破壊
・「オバマが来た!」広田さくら劇場"ときめきメモリアル"ラターシャ

▼タブー満載企画「海外情報局.95」
【軽量級頂上決戦UFC132 米国M サンドロ登場 笑劇TNA 混沌】
・UFC132 切り札投入!ドミニク・クルーズvs.ユライア・フェイバー
・UFC 番組シーク・コンゴ豪快逆転KO 勝利 代打C・ブレネマン金星
・TNA タイトル戦線異常あり!? X ディヴィジョンにロウキー復活予定
・TNA 第2 ブランド オール・ホイール・レスリングは4 チーム制対抗
・6・25 ベラトール 46 マルロン・サンドロ勝利で北米デビューを飾る
・サンドロを破ったSRC王者日沖発がUFCと契約 修斗王座は返上

★一緒にカートに入れて合わせて読めばさらに楽しめる!
実は前々から全日プロを辞めるタイミングを見計っていた和田京平レフェリー
隅田川決戦にも影響しそうな武藤の東スポ取材拒否の理由
暴行事件だけではない武藤の社長辞任の原因
TARUのS・ヘイト暴行事件は予測出来たことだった!
仲田GMはKENTAとのケンカにこう決着をつけろ!

【全103ページの超特大サービス号】販売告知
TARUによるS・ヘイト暴行事件よりももっとタチの悪い暴行事件に迫る!

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週刊マット界舞台裏'11年7月07日号 CMパンク震撼NマーコートUFC追放

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