激戦の交流戦は大月が蘇我に勝利！フライ級新王者は麗也！～5・17新日本キック『WINNERS 2015 2nd』

5月17日（日）東京・後楽園ホールで新日本キックボクシング協会『WINNERS 2015 2nd』が開催された。　今大会注目のトリプルメインイベントトリの新日本キックでバンタム級、フェザー級を制覇し、スーパーフェザー級で東洋、WKBA世界王座保持者の蘇我英樹が新日本キック初参戦の“爆腕”大月晴明と対戦。強打者同士の一戦はパンチ主体の勝負となり独特の構えから強打を振るう大月のボディブローがヒットし、左ジャブで蘇我は鼻血を出すが、猛ラッシュをかけて大月をロープ際まで追い込む場面もつくるがしっかりとガードして致命打は貰わずヒット差で上回った大月が３－０の判定で蘇我をやぶり緊張感のある打撃戦を制した。
　また2つ目のメインはランシットスタジアム認定インターナショナルバンタムバンタム級王者・志朗が世界を視野にいれたＩＳＫＡ世界ランキング戦をスペインのロドリゲスを相手に行い、４R刺すような前蹴りでKO勝利！世界進出へ好発進した。もう一つのメインは日本フライ級タイトルマッチとして急成長の王者・ＨＩＲＯＹＵＫＩが王座決定戦を争った麗也との防衛戦は両者アマチュアを含め5度目の対戦(※HIROYUKIの戴冠戦以外は3引分)となった一戦は、1Rから両者軽量級らしいスピーディな展開は有効打で上回る麗也が徐々にペースを掴み、最終5Rハイキックでダウンを奪いダメージの残るHIROYUKIから追加のダウンを奪いKOというハッキリとした形で雪辱し、タイトルを奪取した。
セミファイナルではバンタム級王者の瀧澤博人が活きのよいタイ選手を2R飛び込んでの膝蹴りで大の字に豪快KOで勝利。協会ランキング戦に交流戦でも熱戦が繰り広げられた。

■　新日本キックボクシング協会『WINNERS2015 2nd』
日時：2015年5月17日（日）開場16:45　開始17:00
会場：東京・後楽園ホール
主催：治政館ジム
認定：新日本キックボクシング協会
後援：東京スポーツ／東京中日スポーツ／GONKAKU

＜第14試合トリプルメインイベント６１kg契約３分５Ｒ
●蘇我英樹（WKBA世界スーパーフェザー級王者／市原）
　判定0-3(47-49,46-50,47-49)
○大月晴明（Krush－60kg級王者、と対戦元ＷＰＫＣ世界ムエタイライト級王者／キックスターズマスクマン）
大月の入場を彩った筋肉達
お互いパンチ主体のスリリングな一戦となった。

＜第13試合トリプルメインイベントＩＳＫＡ世界バンタム（－５５ｋｇ）級ランキング査定試合３分５Ｒ＞
○志朗（ランシットスタジアム認定インターナショナルバンタムバンタム級王者／治政館）
　4RKO0分57秒 ※ボディへの蹴り
●ネクター・ロドリゲス（ＩＳＫＡ推薦／スペイン）志朗がＫＯでランキング入りを決めた。

＜第12試合トリプルメインイベント日本フライ級タイトルマッチ３分５Ｒ＞
●ＨＩＲＯＹＵＫＩ（日本フライ王者／藤本）
5RKO 1分50秒 ※右ストレート　
麗也（同級１位／治政館）アマチュア時代から王座決定戦で惜敗での因縁をＫＯという完全決着で雪辱戴冠を果たした麗也。

＜第11試合セミファイナル日泰国際戦５５kg契約３分３Ｒ＞
○瀧澤博人（日本バンタム級王者／ビクトリー）
　2RKO 1分46秒 ※飛び膝蹴
●ビアソッド・INAKAMURＡ（泰国バンタム級／タイ）国際戦を飛び膝蹴りと豪快なＫＯ勝利で飾った瀧澤

＜第10試合日本フェザー級ランキング戦５８kg契約３分３Ｒ＞
●拳士浪（日本フェザー級３位／治政館）
　判定0-3(28-29,28-29,28-29)
○石原將伍（同級４位／ビクトリー）

＜第9試合６２kg契約３分３Ｒ＞
●永澤サムエル聖光（日本ライト級２位／ビクトリー）
判定0-2(29-30,29-30,29-29)　
○狂平（元WBCムエタイ日本スーパーフェザー級王者・元INNOVATIONスーパーフェザー級王者・現１位／INNOVATION武勇会）

＜第8試合５９kg契約３分３Ｒ＞
△櫓木淳平（日本フェザー級６位／ビクトリー）
　引分0-1(29-29/29-29/29-30)
△闘ふ神主櫻木崇浩（INNOVATIONフェザー級５位／INNOVATION武勇会）

＜第７試合６３kg契約３分３Ｒ＞
●春樹（日本ライト級４位／横須賀太賀）
判定0-3(28-29,28-29,29-30)
○直闘（日本ライト級／治政館）

＜第6試合６９kg３分３Ｒ＞
○ＭＡＳＡＴＯ（日本ウェルター級４位／治政館）
　判定3-0(30-27,30-27,30-27)
●変わり者（ＮＪＫＦ／東京町田金子）

＜第5合日本バンタム級３分３Ｒ＞
○海彦（日本バンタム級／伊原）
2RTKO 2分16秒　
●山野英慶（日本バンタム級／市原）

＜第4試合６２kg３分３Ｒ＞
○和己（伊原道場本部）
判定3-0(30-29,30-29,30-28)　
●梅木裕介（トーエル）

＜第3試合日本ライト級３Ｒ２Ｒ＞
○古川真司（伊原道場新潟支部）
判定3-0(20-18,20-19,20-18)　
●鼓太郎（拳伸）デビュー

＜第2試合５５kg契約３分２Ｒ＞
●田中亮平（市原）
判定0-3(19-20,19-20,19-20)
○皆川祐哉（藤本）

＜第１試合６２kg契約３分２Ｒ＞
●龍斗（横須賀太賀）
　判定0-2(18-20,19-20,19-19)
○林端紀（治政館）デビュー