ジェイ・ブリスコとジェイ・リーサルの調印式。王者対王者となる。
新日本プロレスROH合同興行4日目最終日、『Global WARS Night#2』が開催。KUSHIDAがホバーボードロックで連勝する第一試合から、メイン第14試合のAJオカダ前哨戦まで、息をつかせぬ現在の「ニュージャパン・プロレスリング」の等身大に北米マニア大熱狂、超興奮!
今大会はテレビテーピング大会である為、今まで以上にROHのストーリーと連動した試合が組まれていた。そんな中、メインではバレットクラブと、ケイオス+六本木バイスの試合となった。AJスタイルズ、ヤングバックスのバレットクラブ最強トリオだが、この合同興行シリーズではROH軍に分が悪い。(棚橋、オカダ、中邑が負けブックを飲めないので、その帳尻合わせでヤングバックスが負けていると思われる)しかし、この最終興行ではバレットクラブの本領発揮。ヤングバックスのダブル・スーパーキックから、AJスタイルズのスタイルズクラッシュがバレッタにさく裂。見事なフォール勝ちで最終大会を締めくくったのはAJスタイルズだった。更にバレットクラブで、オカダを襲う。そこでオカダを救出したのは、なんとキングダムのべネットとターバンだったのだ。バレットクラブという共通の敵があるので、加勢したらしいキングダム。このままケイオスと合体はあるのだろうか?
また、ジェイ・ブリスコのROH世界ヘビー級王座への挑戦を訴えていた現TV王者ジェイ・リーサルの主張が通り、この大会で調印式が行なわれた。これはなんと、ダブルタイトルマッチとしてお紺我、次回PPV大会で実現となる。ROHの両王座が統一されるのだろうか?
更に大事件として、元アメフト選手で、ROH入りしてからゴールドバーグの様に連勝無敗を続けていたムースが敗れるという大波乱が発生。セドリック・アレキサンダーとの対戦中、ムースのセコンドであるヴェーダ・スコット、ストークリー・ハサウェイが凶器(スパナ)を使う事を指示するも、ムースは拒否。口論となっている隙に、逆にアレキサンダーが凶器でムースを仕留めたのだった。ムースは、スコットらに見捨てられてしまう。ここでベビーフェイスにターンするのだろうか?こんな形で連勝記録が途切れる事になったムースはどうするのか?
バレットクラブとキングダムの抗争も激化。新日本プロレスでの抗争がそのまま、ROHマットでも再現されたのが、カール・アンダーソン、ドク・ギャロウズ対マイケル・ベネット、マット・テイヴェンだ。両チームで同時にレフェリーを突き飛ばして両者反則となったが、試合後もマリアと追いかけっこをしていた。当然、IWGPタッグ王座奪回をアピールしているアンダーソンもギャロウズも北米での活躍が増えそうだ。今後もROHマットから目が離せない。
photo by Scott Finkelstein
■ ROH GLOBAL WARS 15 NIGHT 2
日時:5月16日(現地時間)
会場:カナダ、オンタリオ州トロントTed Reeve Arena
<第14試合 6人タッグ>
○AJスタイルズ ヤングバックス
17分25秒 スタイルズクラッシュ⇒エビ固め
オカダ・カズチカ 六本木バイス(●バレッタ)
<第13試合 新日ブッキング査定マッチ>
●外道
8分58秒 エルガンボム⇒合格
○マイケル・エルガン
<第12試合 新日ブッキング査定マッチ>
○中邑真輔
17分05秒 ボマイェ⇒片エビ固め⇒合格
●ロデリック・ストロング
<第11試合>
○棚橋弘至 内藤哲也
11分12秒 ハイフライフロー⇒片エビ固め
●ACH マット・サイダル
<第10試合 新日未公認>
○セドリック・アレキサンダー
ピンフォール
●ムース
<第9試合 新日未公認>
ハンソン ○レイモンド・ロウ
ピンフォール
アダム・ペイジ ●コルビー・コリノ
<第8試合>
マット・ターバン マイケル・ベネット WITH マリア・ケネリス
9分38秒 両者反則
カール・アンダーソン ドク・ギャローズ
<第7試合 新日未公認>
チーズバーガー
ノーコンテスト
ボブ・エバンス
<第6試合>
○獣神サンダー・ライガー
09分58秒 垂直落下式ブレーンバスター⇒片エビ固め
●ダルトン・キャッスル
<第5試合:ハンデキャップマッチ>
○カイル・オライリー
4分16秒 反則
●クリストファー・ダニエルズ
※もう一人じゃフランキーカザリアン
<第4試合 新日未公認>
○ブリスコ兄弟
ピンフォール
●ドノヴァン・ダイジャック J・ディーゼル
<第3試合 新日未公認>
○ムース
ピンフォール
●コルビー・コリノ
<第2試合>
●渡辺高章
6分18秒 片エビ固め
○サイラス・ヤング
<第1試合>
○KUSHIDA
5分15秒 ホバーボードロック
●ウィル・フェラーラ
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