2・18『DEEP 57 IMPACT ～12年目の現実～』アマンダ・ルーカスx堀田祐美子DEEP女子無差別級王者決定戦、他発表

アマンダ・ルーカスx堀田祐美子DEEP女子無差別級王者決定戦がついに発表

　6日、大久保のDEEP OFFICIAL GYM IMPACTにて記者会見が行われ、2・18『DEEP 57 IMPACT ～12年目の現実～』の追加カードが発表された。
　ジョージ・ルーカスの娘アマンダは、昨年8月26日の篠原光戦で日本の格闘技にお披露目して以来、10月29日にはHARIからネックロックで一本勝ちするなど連勝中。そして組まれたDEEP女子無差別級王者決定戦であるが、対戦相手がREINA女子プロレスの堀田祐美子だと発表された。
　記者会見で佐伯繁DEEP代表は、「もっとも惹きの強い目玉カードだ」と自信を込めている。なんでも「当初から堀田選手の名前は浮かんだものの、大物すぎて現実的ではない。実績があり過ぎる」と考えたそうだが、受けてくれて「これ以上ない最高のカードとなった」とご満悦であった。
　堀田選手は、昨年夏に膝の手術に踏み切ったが、そのリハビリ過程でミッドプレスジムと出会い、ここまで変われる、最強の体を作れると指導を受け、欲が出て来たのだそうだ。気力、気持ちの問題だと悟ったようで、「震災があって、チャレンジとか、努力すれば叶うといった言葉に励まされた」という。
　格闘技戦については、全女の時に（ガチを）やらされて、私の中ではなくてはならないものだと語る。引退までにはまたやりたいという希望もあったようで、「なかなかチャンスは巡って来ないのだから、あれば飛びこむ」というタイミングも重なった。
「プロレスラー、なめんなよ！」というのを見せていきたいそうで、「この年（45歳目前）で飛びこむ不安はあるがモノにしたい。死に物狂いでがんばる」とのこと。また、「後輩たちにも（生きざまを）見せていきたい」ようで意欲十分。会見が終わってからグローブを買っていた程なのだ。

　会見には、中村優作戦が決まったDJ.taikiも登場。亡くなった宮下トモヤ選手とも仲が良かった縁がある。今大会は、宮下選手の追悼大会でもあることは述べるまでもない。
　DJ.taikiは4連敗中。9月から12月にかけて自費でアメリカに渡り、ジャクソンMMAなど３つの道場を回って修行してきたという。ジムに泊まりこんでの格闘技漬け生活だったそうだが、将来は永住したいという程気に入った。
　これまで自分からテイクダウンに行く練習などしたことなかったそうだが、今回の強化項目はそこだったようで、打撃戦が期待されて組まれた中村優作戦なのに、「殴り合いはしない。パンチもらったら倒れる」と警戒。佐伯代表を困らせていた。

■　DEEP 57 IMPACT ～12年目の現実～
日時：2月18日（土）開場：15:00　開始：16:00
場所：TDCホール（旧JCBホール）

【決定カード】
＜DEEP女子無差別級王者決定戦＞
アマンダ・ルーカス（The Skrap Pack） vs. 堀田祐美子（REINA女子プロレス）
DJ.taiki（フリー） vs. 中村優作（総合格闘技スタジオSTYLE）

＜DEEPフェザー級王者決定戦＞
横田一則（フリー） vs. チェ・ドゥホ（CMA KOREA）

＜DEEPライト級タイトルマッチ＞
廣田瑞人（CAVE） vs. 池本誠知（総合格闘技スタジオSTYLE）

＜DEEPバンタム級タイトルマッチ＞
大塚隆史（AACC） vs. 前田吉朗（パンクラス稲垣組）

＜出場予定選手＞
野地竜太（TEAM GARO）
昇侍（KIBAマーシャルアーツクラブ）
長倉立尚（吉田道場）
戸井田カツヤ（和術慧舟會トイカツ道場）
ベルナール・アッカ（フリー）

佐伯代表による大晦日総括や、宮下トモヤ選手の最期の二週間、堀田選手の格闘技とプロレスの違い論など、囲み取材を含む豊富な話題の記者会見全長版は、13日金曜昼発売の『マット界舞台裏1月19日号』に収録いたします。お楽しみ下さい。