江幡睦ラジャ王者フォンペートに完勝！対抗戦は協会側圧勝も上位ランカー敗退も！9.13『TITANS NEOS 16』

　9月13日（土）に東京・後楽園ホールで新日本キック教会が他団体交流戦に国際戦をメインとする『TITANS NEOS 16』が開催されるた。
　メインはWKBA世界バンタム級王者・江幡睦（えばた・むつき）とラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者・フォンペート・チュワッタナ（タイ）3度目対戦となった。初対戦は2010年7月25日「MAGNUM 23」江幡睦判定勝ち、2戦目は2013年9月16日「TITANS NEOS 14」ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級タイトルマッチでフォンペート判定勝ちと、1勝1敗で迎えた決着戦だ。
　試合は1Rからスピードにのった江幡が左インローと奥脚ローからボディブローを打ち込み、フォンペートは右ミドルを返していくが、手数で上回る江幡は首相撲にも付き合わずペースを保ち続けムエタイ式での判定ではないものの3－0で完勝。ラジャダムナンスタジアム認定王座奪取を宣言した。　　
　セミファイナルでは、新日本キックヘビー級王者・松本哉朗が2010年4月18日「TITANS NEOS ７」でKO負けしている天田ヒロミとのリマッチ、パンチの天田vs.蹴りの松本の対決となったがローやハイキック、飛び膝で印象良く攻めた松本が僅差ながら判定勝利でリベンジ成功した。　
　また協会王者のミドル級・喜多村誠、バンタム級・重森陽太が国際戦で韓国人ファイターを撃破、フェザー級・内田雅之は交流戦で空手、地方チャンピオンの実績のある森下翔陸相手に無難に判定勝利。　
　他団体タイトルをいくつか奪取して国際戦の経験も豊富なTOMOYUKIは協会トップランカーの斗吾にプレッシャーをかけ続けダウンなどの明確なポイントは奪えなかったものの判定勝利。元NKB、APKF王者・栄基も協会上位ランカーのロッキー壮大に完勝。協会と他団体選手対抗戦は7勝3敗と協会側選手が圧勝だったが、上位ランカーに勝利したTOMOYUKIと栄基の勝利が目立った。

■　新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS XVI」
日時：9月13日（土）開場16：45　開始17：00　
会場：東京・後楽園ホール
主催：新日本キックボクシング協会　伊原プロモーション＝℡03-3780-1338

＜メインイベント第14試合日泰国際戦バンタム級3分5Ｒ＞
○江幡　睦（伊原道場/元新日本フライ級王者、WKBA世界バンタム級王者）
　判定3-0（50-48、50-47、49-48）
●フォンペート・チュワッタナ（タイ/ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者）ムエタイ判定でないにせよペースを落とさず攻め続け、判定３－０で江幡勝利！

＜セミファイナル第13試合ヘビー級3分3Ｒ肘なし＞
○松本哉朗（藤本ジム/新日本ヘビー級王者、初代ＳＴＪ95㎏級王者）
　判定3-0 三者29-28
●天田ヒロミ（ドージョーチャクリキ/WPMF日本ヘビー級1位、HEATキックルールヘビー級王者、K-1 JAPAN GP 2004優勝）松本はリベンジ成功！

＜第12試合　ミドル級3分3Ｒ＞
○喜多村誠（伊原道場新潟支部/新日本ミドル級王者）
　判定3-0(30-26、30-28、29-28)
●イ・ジフン（韓国/Jung woo gym）

＜第11試合　フェザー級3分3Ｒ＞
○内田雅之（藤本ジム/新日本フェザー級王者）
　判定3-0
●森下翔陸（CRAZY WOLF/武士道キックフェザー級王者）

＜第10試合　バンタム級3分3Ｒ＞
○重森陽太（伊原稲城/新日本バンタム級王者）
　判定3-0(29-28、29-28、29-28)
●パク・キヒョン（韓国/star gym）

＜第9試合　ミドル級3分3Ｒ＞
○TOMOYUKI（センチャイムエタイジム/元NJKFスーパーウェルター級王者、WBC国際式ボクシングASIAスーパーウエルター級王者、チャクリキミドル級王者、元アクセルミドル級王者）
　判定2-0(30-28、30-29、29-29)
●斗吾（伊原道場/新日本ミドル級1位）TOMOYUKIはプレッシャーをかけ続け、決定打こそ奪えなかったものの勝利。

＜第8試合　ウェルター級3分3Ｒ＞
●ロッキー壮大（治政館/新日本ウェルター級2位）
　判定0-3(28－30、28－30、29－30)
○栄基（MTOONG/元NKBウェルター級、APKFウェルター級王者）栄基はポイントを奪われない戦いで完勝。

＜第7試合　ライト級3分3Ｒ＞
○勝次（藤本ジム/新日本ライト級2位）
　判定3-0 (30-26、30-27、30-27) 勝次は飛び膝でダウンを奪う
●夢・センチャイジム（センチャイムエタイジム/NJKFスーパーライト級5位）

＜第6試合ヘビー級3分3Ｒ＞
○嚴士鎔（げん・しよう/伊原道場/新日本ヘビー級2位）
　1RKO 2分25秒 ※パンチからロー 2度目のダウン
●怒火鞭（どかべん/エムトーンジム）

＜第5試合　ウェルター級3分3Ｒ＞
○木村旭洋（伊原道場/新日本ウェルター級4位）
　判定2-0(29-28、29-28、28-28)
●福田裕介（PLACE-K/REBELS-MUAYTHAIウェルター級7位）

＜第4試合　ウェルター級3分3Ｒ＞
○大槻翔太（伊原道場/新日本ウェルター級3位）
　1RKO 2分48秒 ※パンチによる3ダウン
●前田将貴（RIKIX）

＜第3試合　ライト級3分2Ｒ肘なし＞
○森本”狂犬”義久（BRING IT ONパラエストラ葛西）
　判定(20-19、20-19、20-18)
●長谷川　健（RKIX）

＜第2試合　バンタム級3分2Ｒ＞
●海彦（伊原道場）
　1RKO 1分31秒 ※パンチ
○KOTA（K-MAGUS）

＜第1試合　フェザー級3分2Ｒ肘なし＞
○本間博行（伊原新潟）
　判定 (三者20-18)
●海斗（西田道場）

詳細版はマット界舞台裏9月25日号UFC榊原ニールセン全日王道IceRibbon長瀬館長新日キックTOPKINGに掲載されました。