志朗が新王座戴冠、蘇我英樹KO勝利~8・25新日本キックNEW FETAL MOVEMENT~新たなる胎動~WINNERS 2013

 8月25日(日)ディファ有明で開催された新日本キックボクシング協会認定・治政館主催の『NEW FETAL MOVEMENT~新たなる胎動~WINNERS 2013』が開催された。
 メインは、治政館所属で日本とタイを股にかけて活躍する志朗が、タイの殿堂ラジャダムナンスタジアムとルンピニースタジアムに次いで長い歴史を誇るランシットスタジアム認定のインターナショナルバンタム級初代王座決定戦に出場した。対戦相手のパヤック・カムロンは元ランシットスタジアム認定のバンタム級チャンピオンで同級1位。この王座決定戦には公正を期す為、ランシットスタジアムの支配人・アムノエイ・ゲートバルムン氏と公認レフェリーも来日し、ゲートバルムン氏の挨拶とベルトの御披露目も行われ厳粛な雰囲気の中試合開始。
 序盤様子見でお互いの手の内を探り合う展開となったが、試合が動きだした中盤蹴り中心のカムロンに志朗がパンチを合わせてローキックで攻めたてる。首相撲の展開でも倒されずポイントロスをしない闘いで、お互い決定打はなかったが積極的に攻めた志朗が2-1ながら判定でラジャダムナン、ルンピニーに次ぐ第3のスタジアム認定ベルト奪取した。
 メインのトリは東洋スーパーフェザー級王者の蘇我英樹が韓国KMKライト級王者のキム・ミンスを開始早々パワー溢れる攻撃で攻めKO勝利。
 ダブルセミファイナルでは7月の「MAGNUM32」で新日本ウェルター級チャンピオン緑川創と対戦予定だった元NKB・APKFウェルター級チャンピオンの栄基が、新日本トップランカーの大塚隼人と対戦。ムエタイを上手く取り入れてる栄基が1Rパンチからの膝で大塚からダウンを奪い、蹴りや膝を随所で決めて判定で圧勝。5月の『BRAVE HEARTS 22』新日本ランカー大槻翔太をKOした実力を証明した。
 もうひとつのセミファイナルでは新日本ライト級上位ランカーの翔栄がタイの元ランカーのモンコンデートの首相撲とインサイドワークに苦しみ判定負け。
 その他、新日本ランキング戦に他団体交流戦も交えた大会結果は下記通り。
■ 新日本キック NEW FETAL MOVEMENT~新たなる胎動~WINNERS 2013
日時:8月25日 開場 16:15 開始 16:30
会場:東京・ディファ有明
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<ダブルメインイベント第16試合 日韓国際戦60kg契約 3分3R>
○蘇我英樹(市原/東洋スーパーフェザー級王者)
 1RKO 0分59秒 ※キムは左フックとフック連打で2度目のダウンでレフェリーストップ
●キム・ミンス(韓国/韓国KMKライト級王者)
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<ダブルメインイベント第15試合 ランシットスタジアム認定インターナショナル・バンタム級王座決定戦 3分5R>
●パヤック・カムロン(タイ/バンタム級1位/元ランシットスタジアム認定バンタム級王者)
 判定1-2
○志朗(治政館/バンタム級2位)
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<ダブルセミファイナル第14試合 日本ウェルター級 3分3R>
●大塚隼人(ビクトリー/日本ウェルター級1位)
 判定0-3 ※1R大塚はパンチから肘でダウン
○栄基(MTOONG/元NKBウェルター級王者)
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<ダブルセミファイナル第13試合 日タイ国際戦 3分3R>
●翔栄(治政館/日本ライト級3位)
 判定0-2(29-30、29-30、30-30)
○モンコンデート・シットウウボン(タイ/元タイ国ラジャダムナンスタジアム・フェザー級7位)
<第12試合 日本フェザー級ランキング戦 3分3R>
○ベニー・ユキヒデ(ホワイトタイガー/日本フェザー級4位)
 判定3-0(30-27、30-28、30-27) ※ベニー・ユキヒデは2Rバックブローでダウンを奪う
●石原將伍(ビクトリー/日本フェザー級7位)
<第11試合 日本ミドル級ランキング戦 3分3R>
○ショーケン(山田/日本ミドル級3位)
 1RKO 1分47秒 ※博通はパンチで3ダウン
●博通(治政館/日本ミドル級6位)
<第10試合 59kg契約交流戦 3分3R>
○TATSURO(ビクトリー/日本フェザー級5位)
 判定3-0(30-29、30-28、29-28)
●葵 拳士郎(マイウェイ/INNOVATIONスーパーフェザー級5位)
<第9試合 日本バンタム級ランキング戦 3分3R>
○古岡大八(藤本/日本バンタム級3位)
 判定3-0(30-29、30-28、30-29)
●阿部泰彦(JMN/日本バンタム級6位)
<第8試合 日本フェザー級 3分3R>
○大河原誠也(ビクトリー)
 2RTKO 2分33秒 ※清水はパンチで2度目でレフェリーストップ
●清水君高(MTOONG)
<第7試合 日本フライ級 3分3R>
○麗也(治政館)
 3RTKO 1分43秒 ※朝は2Rパンチ連打でダウン、3R2度目のダウンでレフェリーストップ
朝森永(直心会)
<第6試合 日本バンタム級 3分3R>
○瀧澤博人(ビクトリー)
 1RKO 1分52秒
●勇磨(マイウェイ)
<第5試合 日本ライト級 3分2R>
○高平大需(藤本)
 判定2-0(20-20、20-19、20-19)
●まさきラジャサクレック(ラジャサクレック)
<第4試合 日本フェザー級 3分2R>
●雷神浜田(野本塾)
 判定0-3(18-20、18-20、19-20)
○櫓木淳平(ビクトリー)
<第3試合 71.5kg契約 3分2R>
○山本大地(誠真)
 1RKO 0分40秒
●健人(MTOONG)
<第2試合 日本ライト級 3分2R>
△川崎みつや(山田)※デビュー戦
 引分1-0(20-19、19-19、19-19)
△翔hey(東京町田金子)
<第1試合 57㎏契約 3分2R>
●石川直樹(治政館)※デビュー戦
 判定0-3(16-20、16-20、17-20)
○末光雄亮(トーエル)※デビュー戦
大会の全容と詳細はマット界舞台裏9月5日号WWE夏ブライアン全日検証大田区Hレイス新日キックリアルJ+別枠に収録されました。お楽しみください。
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