対抗戦トリは引分も日泰対抗戦は2勝1敗1分と勝ち越し！11.16「Kick Insist 4」

　東日本大震災があった2011年から毎年11月、東日本大震災復興チャリティーイベントとして開催している『KICK Insist』シリーズの４回大会が東京・ディファ有明で開催された。
　メインは新日本キックボクシング協会がスローガンにしている『打倒ムエタイ』の通り、日泰国際戦4vs.4マッチ。対抗戦トリの蘇我英樹（WKBA世界スーパーフェザー級王者／市原）は元タイ国BBTVランカーのピングンと一進一退の攻防を繰り広げ5R引分。その他対抗戦は、協会フェザー級ランカーの拳士浪（3位／治政館）が元豪州ライト級チャンピオンのキヨソンセンに判定負けした以外は、石原將伍（4位／ビクトリー）、白木伸美（7位／トーエル）が判定勝ちで、対抗戦戦績2勝1敗1分と日本選手が勝ち越した。
　また交流戦としてのメイン（ダブルメイン第14試合）に『THAI FIGHT』契約選手として出場しながらタイと日本を股にかけ活躍するユウ・ウォーワンチャイ（大田原友亮／UKF世界スーパーバンタム級王者／B-familyneo）が協会バンタム級2位の古岡大八と対戦、ユウは今年17戦め、この試合後も年内中国、日本、香港で4試合予定しており、18歳ながらJr.からの戦績を入れると150戦は楽に越えてる選手、試合は古岡が前に出て攻め、ユウが受け流し攻撃を返す展開となり、3Rでは決定的な差が出ず引分。
　第９試合では新日本キックとNJKFランカーの団体交流戦、永澤サムエル聖光（ビクトリー/新日本ライト級3位）が凌太（OGUNI/NJKFライト級2位）に判定勝ち、第10試合、第6試合、第5試合、第4試合、第2試合にもフリージム選手が協会選手と交流戦を行った。

■　新日本キックボクシング協会
東日本大震災復興チャリティーイベント『ＫＩＣＫＩｎｓｉｓｔ４～日泰国際戦4 vs.4マッチ～』
日時　2014年11月16日（日）開場16：00 開始16：15
会場　東京・ディファ有明
主催新日本キックボクシング協会治政館ジム・ビクトリージム　　
認定新日本キックボクシング協会
後援東京スポーツ／東京中日スポーツ／ＧＯＮＫＡＫＵ／ＮＰＯ法人　国際キックボクシング文化振興協会

＜メインイベント第15試合日泰国際戦４vs４マッチ　60㎏契約　3分5Ｒ＞
△蘇我　英樹（市原/ＷＫＢＡ世界スーパーフェザー級王者）
　引分1-0
△ピングン・ソータワルン（タイ/元ＢＢＴＶフェザー級２位）蘇我とピングンの熱戦は5R引分

＜メインイベント第14試合　55㎏契約　3分3Ｒ＞
△ユウ・ウォーワンチャイ（B-familyneo/ＵＫＦ世界スーパーバンタム級王者）
　引分1-0
△古岡大八（藤本/新日本バンタム級2位）3Rでは短すぎたか？両選手決定打なくドロー

＜セミファイナル第13試合日泰国際戦４vs４マッチ 59.5㎏契約　3分3Ｒ＞
●拳士浪（治政館/新日本フェザー級3位）
　判定0-2
◯キヨソンセン・FLYSKY GYM（タイ/元豪州ライト級王者）フライスカイムエタイジムでトレーナー兼選手の在日ムエタイ選手キヨソンセンが試合巧者ぶりを発揮して判定勝ち

＜セミファイナル第12試合　日泰国際戦４vs４マッチ 58㎏契約　3分3Ｒ＞
◯石原　將伍（ビクトリー/新日本フェザー級4位）
　判定3-0 ※3R右ストレートで石原がダウンを奪う
●ダゥサゴン・ラジャサクレック（タイ）

＜セミファイナル第11試合日泰国際戦４vs４マッチ　59.5㎏契約　3分3Ｒ＞
◯白木伸美（トーエル/新日本フェザー級7位）
　判定3-0
●ジラ・サシプラパー（タイ/元泰国ルンピニースタジアム国際式バンタム級1位）

＜第10試合交流戦ヘビー級　3分3Ｒ＞
◯柴田　春樹（ビクトリー/新日本ヘビー級1位）
　2RKO ※ローキック2度めのダウンでレフェリーストップ、柴田は1Rにもローキックでダウンを1度奪う
●蛯澤　克治（大誠塾）

＜第9試合新日本キックvsＮＪＫＦ交流戦 63.5㎏契約 3分3Ｒ＞
◯永澤サムエル聖光（ビクトリー/新日本ライト級3位）
　判定3-0
●凌太（ＯＧＵＮＩ/ＮＪＫＦライト級２位）

＜第8試合ウェルター級 3分3Ｒ＞
◯木村旭洋（伊原/新日本ウェルター級4位）
　1RKO 1分41秒 ※パンチ
●山本大地（誠真）

＜第7試合 67.5㎏契約　3分3Ｒ＞
●ＨＩＲＯＫＡＺＵ（誠真/新日本ウェルター級6位）
　判定0-2
◯ＭＡＳＡＴＯ（治政館）

＜第6試合交流戦バンタム級　3分3Ｒ＞
●ＡＫＩＨＩＲＯ（ビクトリー/新日本バンタム級7位）
　判定0-3
◯佐野貴信（創心会）

＜第5試合交流戦フェザー級　3分3Ｒ＞
◯櫓木淳平（ビクトリー/新日本フェザー級9位）
3RTKO ※パンチ、ロー連打でレフェリーストップ 2度目のダウン
●成澤龍（SRC）

＜第4試合交流戦ライト級　3分3Ｒ＞
◯興之介（治政館）
　判定3-0
●高山裕喜（RICE GATE）

＜第3試合バンタム級 3分2Ｒ＞
◯石川直樹（治政館）
　判定3-0
●山野英慶（市原）

＜第2試合交流戦フライ級　3分2Ｒ＞
●細田昇吾（ビクトリー）
　判定0－3
○遠山翔太（モンスター）

＜第1試合フェザー級　3分2Ｒ＞
○金子大樹（ビクトリー）
　判定2－0
●深水康弘（トーエル）