世界最大のプロレス団体WWE真夏の祭典『サマースラム(SummerSlam)』が8月14日(現地時間 日本時間は15日)に開催されたが、大波瀾の幕引きだった。
メインでは、2人の王者であるジョン・シナとCMパンクの王座統一戦。ここ数カ月、話題をまき散らした一連のCMパンク騒動(詳しくは『マット界舞台裏』のバックナンバーにその詳細が掲載されています)の集大成ともいえる、この王座統一戦は、トリプルHがレフリーという豪華なものだった。
試合は、熱戦が続いたが、最後はCMパンクがGTS(ゴー・トゥ・スリープ)でフォール勝ち。シナの足がロープにかかっていたが、トリプルHは気付かずにスリーカウント入れてしまった為、CMパンクの勝利となった。抗議するシナだが、裁定は覆らず。トリプルHは正式な王者になったCMパンクに握手を求め、流石に信用出来ないと思ったCMパンクは躊躇するが、トリプルHはCMパンクの手をあげて勝利を称えた。
しかし、そこで事件が起こる。トリプルHが引き上げ、リング上で勝利の喜びに浸るCMパンクの背後から、2メートルの大男が迫ってきたのだ。それは、あの“ビッグセクシー”ケビン・ナッシュだ! いきなりCMパンクを捕まえると必殺のジャックナイフで叩きつける。慌てて戻ってきたトリプルHがナッシュに詰め寄るが、ナッシュは無言で客席に消えていく。
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そこに出てきたのは、MITB(いつでも王座に挑戦出来る権利)を持つアルベルト・デル・リオだ。今こそこ王座挑戦権を使用するとレフリーを引き連れてリングに上がり、ダウンしているCMパンクをフォール! なんとデル・リオが新王者になるという衝撃の結末だった。
(もっとも、週刊マット界舞台裏’11年7月28日号心配G1劇的WWE懸念DDT妖艶WWS~『MITB』徹底分析には、デル・リオがが権利行使で漁夫の利を得て新王者になる予定シナリオまで活字にしてある)
また、セミファイナルの世界ヘビー級王座戦では、王者クリスチャンが、親友のエッジを連れてくるもランディ・オートンに敗れ、オートンが王座返り咲きとなった。
■ 『サマースラム』
日時:2011年8月14日(現地時間)
場所:アメリカ カリフォルニア州LA
<WWE王座タイトルマッチ>
○アルベルト・デル・リオ(挑戦者)
(ピンフォール)
●CMパンク(王者)
※アルベルト・デル・リオが新王者に
<WWE王座統一戦>
○CMパンク
(ピンフォール)
●ジョン・シナ
<世界ヘビー級王座タイトルマッチ>
○ランディ・オートン
(ピンフォール)
●クリスチャン
※ランディ・オートンが新王者に
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