週刊マット界舞台裏’11年6月23日号K-1後続SHOWTIME日本タイファイト

 ブードゥ・マーダーズを処分して武藤敬司は社長を辞任、6・12後楽園でリング上から内田雅之新社長がファンに謝罪したことで、一応のケジメをつけた感はあるが、最悪、刑事事件として扱われる可能性も残っているTARUによるスーパー・ヘイトこと平井伸和への暴行。
 何と言っても内田社長や武藤のみならず張本人のTARUも謝罪会見を行っているが、具体的なケンカの原因、暴行の内容はいまだに明かされていない。
 そうなると平井の意識が回復するのを待つしかないが、井上記者はある関係者から公表されていない重要な情報を入手していた! 全日プロはまだ明らかにしていないことがある!

 
『週刊ファイト』在籍時、いろんな団体や選手たちから記事にクレームをつけられた経験を持つ井上譲二記者によると、マスコミ(報道)に最も寛容なのはアントニオ猪木と武藤敬司で取材にも協力的だったという。
 「全日本プロレスが武藤体制になってからはかなりスキャンダラスな記事も書きましたが、取材拒否どころか抗議されたことも1度もありません。彼は(マスコミとの間に)何があっても良好な関係を保っていこうとしていたのです。マット界では珍しいくらい感情を抑えられる紳士ですよ」(井上記者)
 ところが、すでに情報が広まっているように、そんな武藤が「5・29暴行事件」を派手に書き立てた東京スポーツに対して取材拒否を宣告した! 全日プロの社長を辞任した原因は、暴行事件だけではないことに迫った前号に続いて、井上記者が武藤の“心理状態”を分析した。誰よりもマスコミに寛容だった武藤が、ここまで東スポにブチ切れた理由は?

 最近、一部の選手から「ラクして金もうけしてるねェ」と言われているのが蝶野正洋。ゼロワン3・6両国国技館での橋本大地戦(ギャラは100万円以上!)もさることながら、エグゼクティブ・プロデューサーとしてIGFのリングに登場するだけでウン10万円ももらえることにジェラシーを感じる選手もいるようだ。
 それにしてもエグゼクティブ・プロデューサーとはどういう仕事をしているのか? どうやら調べてみると、実際IGFからは蝶野にとってわずらわしい役割も押し付けられているようで・・・

 2010年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2010』では、去る6月13日に三沢光晴さんの三回忌を迎えたが、1年前、三沢さんが作った団体であるプロレスリング・ノアは分裂の危機を迎えていた!
 最近でこそKENTAと仲田龍GMのガチなのか、アングルなのか分かならい抗争が話題を呼び、待望の小橋建太の復帰も決まったりと、ようやく明るい兆しが見えてきたノアだが、この頃はそれこそ「小橋派」と「仲田派」に別れてノアが分裂、新団体旗揚げがウワサされていたのだ。これはいま読んでも実に興味深い。なにせウワサになった火種はいまでも完全に鎮火したわけではないから・・・
 

 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、こちらでも別角度からスーパー・ヘイトこと平井伸和事件の真相に迫っている。あれから3週間になるのに未だ、意識が戻らないという最悪の状況。そんな中、WWEでは、スマック・ダウン、スペイン遠征中にシェイマス、クリスチャンと3WAT戦を行ったランディ・オートンが、試合中のアクシデントで脳震盪を起こした。その時のWWEでの対応と対比して、ヘイト事件の暗部に迫っている。これ以上は読んでもらいたい。

 遂に後楽園ホールに3度目の進出となったSMASH18後楽園ホールもレポート。もはやメジャー団体も無視出来ない存在になったが、今大会も元WWEスーパースター対決から、負けたらおっぱいポロリという話題性の高いカードまで見所満載だった。

 株式会社IT'S SHOWTIME JAPAN 設立発表記者会見、そして世界的なVIPを招いたThaiFight 記者会見を受けて、日本キック界の勢力図が大きく変わる事に着目したミルホンネットは、そちらもレポート。ポストK-1に向けていよいよ業界が動き出した。その裏側に密着する。

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼TARUによるS・ヘイト暴行事件で公表されていない重要な情報を入手!
▼誰よりもマスコミに寛容だった武藤が、東スポを取材拒否した本当の理由
▼蝶野がIGFから押し付けられているわずらわしい役割とは?

<アーカイブス2010>
▼分裂? 社長交代? ノアの気になる“あのウワサ”に迫る!

<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼最悪の事態を迎えたS ヘイト平井伸和とR・オートン脳震盪後の対応
・あれから3週間になろうかというのに意識は未だ戻っておらず
・対比したいのはWWE マットにおけるランディ・オートンの脳震盪事件
・兆候があるだけでも、本来は休ませるのが筋なのである

▼6・9 SMASH.18後楽園ホール ○大原はじめ×究極龍●
 Text & Photos by いっせい
・SMASHにとって3回目の後楽園ホール大会
・老舗の団体もSMASHを無視できなくなると思われる
・負けた方がおっぱいポロリ 華名×リン
・さすが、元WWEスーパースターの両者 TAJIRI×FUNAKI
・朱里も志田も女子プロレス界の希望の光
・天龍はその存在、一挙手一投足で観客を沸かせるのだから凄い
・この日のベストバウト。闘龍門師弟対決 大原はじめ×究極龍
・今回も大満足の素晴らしい大会であった

▼どう変わるキック界 株式会社IT'S SHOWTIME JAPAN 設立発表
・7・18 ディファ有明カウントダウン興行に日菜太らが出陣の弁
・ついに日本法人IT'S SHOWTIME JAPANを発足
・“キックボクシングの神様”藤原敏男が代表取締役
・ST 本体を年に1 回から2 回ペースで日本に招聘する予定
・ルッツ代表からのスペシャルプレゼントとして、ペトロシアン
・ニコラス・ペタスがSTJ ではその才能を発揮
・ポストK-1 をにらんだ業界再編の動き

▼ThaiFight 記者会見 日タイ友好124年 真の友人タイ王国に感謝!
・ThaiFightはタイ王国政府がバックアップしている世界的な大会
・格闘技マスコミよりも、国際マスコミが多く集まっている
・ブアカーオも記者会見前のパーティで挨拶回り
・格闘技の枠を飛び越えたVIP達が顔を揃えた
・日タイ修好124年の記念として「アユタヤのサムライヤマダ」が製作
・大会の売上から東日本大震災に義援金を送る事を発表
・山田長政役で主演 タイ在住日本人俳優の大関正義も来場

▼タブー満載企画「海外情報局.93」
【WWEストンコ UFCサントス王座取りへ TNA王座移動第2ブランド計画】
・UFC131ドス・サントス次回ヴェラスケス戦 小見川道大謎判定無念
・NBAスター強力援軍シャキール・オニールUFC客寄せパンダ志願
・UFCケーブル局買収騒動の実態 スパイクTV契約延長交渉裏側
・WWEストーン・コールド大暴れ J・シナx RトゥルースPPV決着へ
・TNAエリック・ビショフ悪知恵介入スティング陥落アンダーソン王者
・AWWオール・ホイール・レスリング発足 TNA第二ブランドなのか?

★合わせて読めばさらに楽しめる!
暴行事件だけではない武藤の社長辞任の原因
TARUのS・ヘイト暴行事件は予測出来たことだった!
仲田GMはKENTAとのケンカにこう決着をつけろ!
KENTAと仲田GMの場外バトルはガチか?パフォーマンスか?
容易に勝敗予想が出来てしまうビッグマッチのメーンに警鐘を鳴らす!

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8・27の興行戦争にも影響しそうな武藤の東スポ取材拒否の理由に迫る!

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週刊マット界舞台裏'11年6月23日号K-1後続SHOWTIME日本タイファイト

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