週刊マット界舞台裏’11年6月16日号 平井容体深刻に新事実タブー追及 2011-06-10 03:532017-02-21 10:57 井上譲二:週刊ファイト元編集長, 現在欠番中 ツイート 【40ページの格闘技別冊とカップリングで、お値段据え置きの豪華版】 6月7日の会見で、5・29神戸サンボーホールで起きた暴行事件の責任を取る形で、全日本プロレスの社長辞任を表明した武藤敬司。一般企業にはよくあるケジメのつけ方ではあるが、井上記者は「背景に全日本プロレスの経営不振がある」との見方を崩していない。 つまり武藤が社長を辞任した原因は暴行事件だけでなく、全日プロそのものが武藤にとってかなりの重荷になっていたというわけだ。ジャイアント馬場夫妻の意思を継いで全日プロの社長となり、プロレスLOVEを合言葉に全日プロ再建に燃えていた武藤だったが、なぜこんな事態になったのか・・・ なお、内田雅之取締役が新社長に就いたことも併せて発表された。 TARUがスーパー・ヘイト(平井伸和)に暴行を働いたときに同じ控室にいたという理由だけで、所属団体の全日本プロレスから「無期限出場停止」という重たい処分を宣告されたKONO、稔、MAZADA。それに伴い日本プロレス史に名を残すほど長年ヒールユニットとして活躍してきたブードゥ・マーダーズは解散。さらにKONOは世界タッグ王座を、稔は世界ジュニア王座をハク奪された。 ヘイトに暴行を働いたTARUの無期限出場停止処分は致し方ないとはいえ、「止めに入った」という情報もあるKONOら3人は言わば無罪なのだが、何とTARUと同じく無期限出場停止処分を言い渡されるとは・・・。もはや著しいイメージダウンは免れず、レスラー生命の危機に直面したと言っても過言ではない。 KONOらは潔白じゃないのか? 事情通に取材をした井上記者は「この処分でイメージを落としたのは全日プロのほうでファン離れに拍車を掛けるだろう」と全日プロの首脳陣を痛烈批判した! 武藤が東京スポーツを取材拒否したこともあって、全日本プロレス勢の参加が何だかスッキリしない8・27『ALL TOGETHER』だが、そんなマット界の情勢や会社の経営状態に関係なくメジャー3団体は慌ただしく興行を打ち続ける。 とくに6〜7月は東京と大阪でビッグマッチがメジロ押しだが、その中で新日本プロレスとノアの興行が久しぶりにリンクしそうだ。出来ればそこに全日プロ勢も加わっていけば、俄然『ALL TOGETHER』への期待が高まっていくのだが、ひとまず新日プロとノアのあいだで大きな動きがありそうだ! 2010年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2010』では、プロレス界に激震が走ったスーパー・ヘイトの昏睡・暴行事件でも表紙では「暴行問題の真相と波紋に迫る」と煽ったものの、実際は大したことが書かれていなかった唯一のプロレス専門週刊誌である『週刊プロレス』について書かれた記事を振り返る。 『週刊プロレス』がこうなる事を先に予測して記事にしていたのが、井上記者だ。ちょうど1年前、『週刊プロレス』編集長が佐久間一彦氏から佐藤正行氏に交代するという人事を受けて、その背景と今後の展開についてズバリ言い当てている! この記事を読めば、プロレス界の現状が分かるといっても過言ではないだろう。 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、まず、未だに収束する気配のない平井伸和事件の知られざる深淵に迫っている。これは表に一切出ない完全なタブー、裏ネタ情報の為、ここでこれ以上、説明は出来ない。読んだ者だけが真相が分かるという事になる。 そして、格闘技大特集!6月5日に開催された『パンクラス』と『シュート・ボクシング』の2大会を完全網羅。鮮明で迫力ある写真をふんだんに使用し、大会の臨場感を味わえると共に、既存のただ褒めるだけのマスコミと違うミルホンネットならではの辛口批評、現場にいたからこそ分かる観察情報も満載だ。 パンクラスは、防衛するも反省しきりのウェルター王者、佐藤豪則、3度目の対決となった砂辺光久x 清水清隆の結果とその意義、階級を落したパンクラス社長、川村亮の真実などを徹底的にレポートしている。 シュート・ボクシングは一般層にも注目されたRENAの試合を別枠でたっぷりと掲載。一般マスコミの論調と会場の雰囲気の違いから、RENAが高橋に打ち負かされていく、あまりにショッキングな様子、試合後の雰囲気も含めて、等身大、リアルなRENAの魅力に迫るレポートは他のマスコミの追従を許さないだろう。 また25年前の6月に行われた、名勝負(いや、予定調和にならなかった珍勝負)と誉れ高い藤波辰巳vs.前田日明戦に迫った渾身のレポートも、ご意見番、古吉進一郎から入稿された。あの時代の不穏な空気の中、壮絶な流血戦と化した試合の真実とは? さらに、同時期に発表された『噂の真相』による不正流血告発との対比にも言及されている。 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。 <今週の見出し> ▼武藤の社長辞任の原因は暴行事件だけじゃない! ▼全日プロ首脳陣は、なぜ「止めに入った」という情報もあるKONOらに重い処分を下したのか? ▼久しぶりに新日プロとノアのビッグマッチがリンクするのか!? <アーカイブス2010> ▼ビッグサプライズとなった『週刊プロレス』の編集長交代劇 <ファイト!ミルホンネット編集部> ▼平井伸和の意識が戻らない深刻 武藤敬司社長辞任タブー追求編 ▼6・5 PANCRASE 2011 IMPRESSIVE TOUR ディファ有明 ・2大タイトル戦、辛口批評&最強レポート ・佐藤豪則ウェルター級防衛も、内容反省するがベスト試合賞獲得 ・いまいちピンと来ないままの砂辺光久x 清水清隆3度目王座戦 ・川村亮は打たれ弱くなったのか? 一慶との10 分は課題あり過ぎ ・金原正徳ベストKO 賞 兄貴分・鹿又智成の王座挑戦をマイクアピール ・「坂本さん、来て下さい。大人の事情なんですか?」天然・金原爆笑<br> ・デカ耳になって一年後に戻ってきた「男」内山シゲオが勝利 ・窪田幸生が低迷脱出の激闘を繰り広げた鈴木槙吾とまたドロー!? ・“北の最小兵器”ナナチャンチン最弱街道☆山崎佳代子は美系 ▼6・5 SHOOT BOXING2011 act.3 -SB169- 後楽園ホール ・MMAのT・イマダ、SB戦士へ 次回Aサワー再戦か ・日本エースの宍戸大樹も打ち破った、トビー・イマダ ・スパッツ着用 シュート・ボクシング戦士に成りきる ・スタンド打撃で対応出来るからこそ、投げが生きてくる ・11月『SHOOT THE SHOOTO』への参戦を希望 ・ヘンリー・オプスタイルが、豪快に鈴木悟から KO 勝利 ・やっぱりキックは欧州勢が強い ・金井はスーパーウェルター級タイトルマッチに名乗り ・延長までもつれこむ大接戦だったが、最後は歌川が勝利 ▼高橋藍 vs. RENA レポート “リアル・ヒロイン”の座ままだ遠く Text & Photos by Katsunori Yamada ・田中“ケロちゃん”秀和氏の懐かしい口上からビックリ ・国内女子格闘界頂上決戦といっていい一戦の注目度 ・大声援は七分、あるいは八分が高橋へのものだった意外 ・試合前の温度差を感じた時点で力が抜けてしまった? ・リング上の二人を見上げるとはまるで大きさが違う ・見下ろす高橋のオーラがRENAを圧倒して見えた ・怒鳴られても、もはや返事する気力すらない、うつろな表情 ・厳しすぎる現実。もはや切なさすら漂い、悲壮感しかない ・RENAの肩をひったくるように抱き寄せリングを後にした ▼プロレス歳時記〜86年6月12日の藤波辰巳対前田日明 Text by 古吉進一郎 ・プロレスの幻想が過保護なまでに守られていた時代の風景 ▼タブー満載企画「海外情報局.92」 UFC剛腕対決/セクハラ災 WWEストンコ登場 バティスタ道場発足へ ・UFC131 豪腕対決!ジュニオール・ドス・サントス vs. Cカーウィン ・絶賛TUF13 Finale 痛恨A・ペティス敗北 トニー・ファーガソン優勝 ・"ランペイジ"ジャクソン記者セクハラ問題ジョー・ローガン舌渦事件 ・WWEストーン・コールド登場 ザ・ミズにスタナー強烈お仕置き事情 ・「WCWスティングGムタ」リバイバル? Mフォーリー台本不満解雇 ・休業バティスタ強力コラボ道場でグレイシー門下入り!天下統一へ ★合わせて読めばさらに楽しめる! ・TARUのS・ヘイト暴行事件は予測出来たことだった! ・仲田GMはKENTAとのケンカにこう決着をつけろ! ・KENTAと仲田GMの場外バトルはガチか?パフォーマンスか? ・容易に勝敗予想が出来てしまうビッグマッチのメーンに警鐘を鳴らす! ・『ALL TOGETHER』というタイトルとは裏腹にすべてが一緒にならないマット界 販売告知 暴行事件だけじゃない!武藤が全日プロ社長辞任に至るまでの原因に迫る! 電子書籍の無断転載は厳禁であり、引用可能なのはサイト宣伝文までが原則です。当書籍で知りえたいかなる記述をも転載・引用するのは堅くお断りいたします。宣伝文を超えてブログやtwitterなどで紹介したい場合は事前にご相談下さい。表紙画像等を送付させていただきます。 週刊マット界舞台裏'11年6月16日号 平井容体深刻に新事実タブー追及商品コード inouejojiz231価格 315 円在庫切れウィッシュリストに追加する » 投稿ナビゲーション 【第1弾参戦選手発表!】9・9開催@新木場『どきッ!女だらけのキャットファイト祭2011-わくわくお下品熱帯夜・秋の祭典スペシャル』7・18SHOWTIME JAPANカウントダウン興行「山本元気x板橋寛」発表