週刊マット界舞台裏’11年8月18日号猪木復帰怪長州余震ThaiF徹底特集

 東京スポーツ(8月11日発売)によると、アントニオ猪木がIGF8・27両国国技館でのワンマッチ限定復帰を決意したという。32年前の『夢のオールスター戦』のメーン(猪木&ジャイアント馬場vs.タイガー・ジェット・シン&アブドーラ・ザ・ブッチャー)を再現すべく、馬場をほうふつさせる大男とコンビを組んでシン&ブッチャーを迎撃するという。
 本当に実現するならビッグニュースだし、同日に日本武道館で開催されるメジャー3団体による夢のオールスター戦『ALL TOGETHER』にとっても脅威になると思うが、元『週刊ファイト』編集長として長年猪木を取材してきた井上譲二記者は「たとえエキシビション的な試合でも猪木はまともに闘えないはず」と猪木復活を信じていない。
 サービス精神旺盛な上、負けず嫌いの猪木だけに、話題になるのならエキシビション的な試合くらいやりそうな気もするが、井上記者は関係者から猪木の体調に関する衝撃的な話を入手した!

 長州力(59) 12歳年下の夫人が明かす「DV地獄の10年」。
 あの天下の長州力が、とうの昔に別居している英子夫人によって『週刊文春』へ家庭内暴力を告発され再び窮地に陥った。「すでにセミリタイアしている長州の今後のプロレス人生にあまり影響はない」と楽観視する関係者もいるようだが、「天下の『週刊文春』に大々的に報じられたダメージは大きい…」というプロレス記者もいる。最近の長州の“立ち位置”を考えながら、今回の『文春』の記事の影響を分析! レジェンド長州は大丈夫なのか!?

 新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノアのメジャー3団体による夢のオールスター戦、8・27日本武道館『ALL TOGETHER』の全カードを見て、「なんじゃ、これ!」と思ったファンは多いはず。
 メジャー3団体の80人もの選手を、全10試合の中に無理矢理詰め込んだ印象しかないためだ。本来、興行が終わる前にカード批評を行うのは“タブー”なのだが、今回だけは井上記者がファンを代表してハッキリ言わせてもらう! マスコミとしてそうなってしまった事情を配慮しながらも、井上記者は「これはオールスター戦のカードじゃない」とバッサリ斬り捨てた!

 2010年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2010』では、現在佳境を迎えている新日プロ『G1クライマックス』に関する記事を振り返っている。本年も熱戦が続いているものの、棚橋弘至、中邑真輔、そして後藤洋央紀と、いかにも新日フロントが決勝に残したい三銃士が上位にいる状況だ。では去年はどうかと言えば、外様というか出戻りの小島聡が優勝したのであるが、客入りは振るわなかったというのを覚えているだろうか?
 何故こうなってしまったのかを分析したのが1年前の井上記者だ。『G1』不振昨年の理由、そして今年の問題点を知るには、1年前の検証記事を読み返して分析するしかないだろう。


(上)現役復帰?アントニオ猪木の抱える苦悩と戦慄
(中)熱戦が続いたタイファイトの全容を徹底特集
(下)ハイステークの懸かるパンクラス有明大会も熱かった

 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、豪華格闘技大特集という事で、大会が行われたタイファイト、パンクラス、そして修斗の内紛の真相にも迫っている。

 まずは、空前絶後、史上最大のムエタイイベントとして、日本に上陸したタイファイト。8月7日に有明コロシアムで行われた『ThaiFight Extreme Japan』をあらゆる角度から大解剖している。
巻頭には格闘技ジャーナリスト、タダシ☆タナカより、表には出ない舞台裏の真相に迫る『ブアカーオがヒジで切り裂き勝利タイファイト世界発信の意義と背景を検証』が入稿された。今回、日本で行われた大会にどういう意味があるのか?その背景、これから、これらを細かく分析している。裏ネタになる為、これ以上、ここに記載は出来ないので、とにかく読んでみて欲しい。

 そして、他メディアでは、取り上げられていない、15時より開始された第一部、オープニングファイトも完全網羅。全試合、写真は勿論、詳細な試合レポートで迫っており、資料性は高い。この第一部はニコニコ動画でも配信されなかったので、その全容を知るには、今週号の『マット界舞台裏』を読む以外に方法はないだろう。ムエタイからの刺客、ファーサイ・ヨックタイから勝利を奪った奥泉宣昭などチーム・サムライは第二部だけではないのだ。

 勿論、メインとなる第二部もたっぷりと記事にしているのは言うまでもない。ブアカーオ・ポー・プラムックを初めとする世界中のムエタイトップ・ファイターを迎え撃った、日本勢ことチーム・サムライ。ムエタイ8冠王ヨーセングライ・フェアテックスに判定勝利し、大金星をあげた白須康仁こそ一矢報いたものの、ブアカーオは、これぞムエタイという肘一閃で牧野智昭を切り裂く会心の勝利と世界勢の活躍が目立った今大会。郷野聡寛も強豪、ヨハン・リヨンによりムエタイの高い壁を痛感させられた。この全試合を迫力満点の写真と、詳細なレポートで迫っている。

 更に、これだけでは終わらない。今大会は全試合でムエタイの真髄とも言えるワイクーが演じられたが、このワイクーの意義にも迫っている。こうした記事はただのニュースサイト、結果だけ報じるメディアでは読めない。ムエタイをより深く知る為にも必読である。

 『ThaiFight Extreme Japan』と同日、ディファ有明で行われたパンクラスも特集。熱戦が続いたライト級GPの準決勝2試合、芸人集団コブラ会手塚基伸x廣田瑞人がセコンドに付いた石渡伸太郎のイデオロギー対決はベストバウト。そして、もうすっかりお馴染みになったタイガーマスク・コスプレKEI山宮の活躍など豊富な写真で大きく取り上げている。これは単なる試合ではない、大きな賭けでもあったのだ。

 激震が続く修斗内紛を御意見番、古吉進一郎が斬る!この内紛騒動を時系列でまとめ、分かりやすく解説した上で、その問題点をずばりと指摘。何が元凶なのか?今後、修斗がどうなってしまうのか?全ての答えを出している。

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>

▼8・27IGF両国で猪木が限定復帰?「いまの猪木はまともに闘えない」
▼『週刊文春』に大々的に報じられた長州のダメージはかなり大きい!?
▼「これはオールスター戦のカードじゃない」8・27『ALL TOGETHER』を斬る!

<アーカイブス2010>
▼復調の兆しが見えてきた新日プロが、『G1』でまさかのブレーキ!?

<ファイト!ミルホンネット編集部>
〜8・7 ThaiFight Extreme Japan 有明コロシアム大特集〜
▼ブアカーオ切り裂き勝利タイファイト世界発信の意義と背景検証
 Text by タダシ☆タナカ

▼Thai Fight Extreme TOMONORIらオープニングファイト完全網羅
・服部一史、膝で主導権握り主催者枠浩・センチャイジムに判定勝ち
・TOMONORI豪快左フック葬 ラチャシー・ポーシリポンにKO勝ち
・コムペットレック・ルークプラバーツ右肘一閃で高橋誠治にTKO勝利
・激戦区Sフライ級宇都宮城、僅差の判定で獅・センチャイジムを下す
・ブアカーオ門下生の奥泉宣昭、ファーサイ・ヨックタイに金星!

▼8・7 Thai Fight Extreme Japan有明〜日章旗が一度はためく
・インターナショナル軍との対抗戦は白須康仁の大金星で全敗回避!
・郷野聡寛は最終ラウンドに痛恨のダウン!
・元副首相の開会宣言から タイ地上波に衛星生中継というメガイベント
・郷野聡寛無念3R痛恨ダウン仏蘭西ヨハン・リヨンのハイキックに散る
・ムエタイの強さ芸術技!牧野智昭を切り裂いたブアカーオ肘一閃
・スッサコーン・ソー・クリンミー翻弄 赤毛のTOMOYUKI下す
・白須康仁ムエタイ8冠王ヨーセングライ・フェアテックスに大金星
・的確なミドル連打ファビオ・ピンカが大和侑也にリベンジ成功
・熟練サイヨーク・プンパンモアン 高修満から判定勝ち

▼魅せたブアカーオのワイクー(ワイクルー)意義検証
・タイ王国では、小学校の教科書に載っている
・英雄ナイカノムトム 驚愕の10人抜き伝説の物語紹介
・舞踊として芸術的になってきている
・大相撲土俵入り、マオリ族ハカとの対比
・オープニングではムエタイの動きで華麗な演舞が行われた

▼8・7 パンクラス ディファ有明大会
・徳留一樹とISAOがライト級決勝へ 岡澤弘太無念
・優勝本命ISAOのローキック〜岩見谷智義は気力だけの3R
・ベストバウト石渡伸太郎x 手塚基伸〜入場曲途中切断敗因と断定
・山宮タイガーが金井一朗に勝利デビュー15 周年を飾る

▼修斗三権分立体制の崩壊と朝日革命の失敗、その後にくるもの
 Text by 古吉進一郎
・「三権分立」を建前としてきた修斗としてはまさに異例の事態
・時間軸をさかのぼりながらその真相に迫る
・若林太郎氏の経理不正問題を朝日昇氏が指摘
・普通の民間企業ではありえないほどの対処の遅さ
・朝日昇氏らは何を目指していたのか
・その改革の意志はマスコミに全く理解されていない
・日本修斗協会全理事全役員の罷免及び理事会の解散命令

▼タブー満載企画【海外情報局.101】
秋山成勲惨敗も残留 それぞれのクビ選手去就 悪役アングルTNA王者
・秋山1R無残『UFC 133: Evans vs. Ortiz』英雄ビクトーの打撃に散る
・秋山 ヒョードル アリスター ティト リリース危機選手達の去就は?
・WWE 真夏の祭典『サマースラム』へ火花!リストラ嵐も吹き荒れる
・Kアングル衝撃のヒール・ターンでTNA新王者 イモータル分裂裏
・2011年度 『PWI 500』1位は卑怯キャラでザ・ミズが栄冠に輝くも…
・ジョージ・クルーニー新恋人ステイシー・キーブラー「天国の気分」

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アーカイブ厳選集3
8月にビッグマッチを行う新日プロとIGFが抱える問題点
当たり前のことや、最低限やらなければならないことにも着手出来ていない全日プロ
前田日明氏はマット界では数少ない勝ち組
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文春の記事が長州に与えたダメージと、8・27隅田川決戦をズバリ斬る!

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週刊マット界舞台裏'11年8月18日号猪木復帰怪長州余震ThaiF徹底特集

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