WWEドラフト初日SD247.3万視聴者大量NXT予定通り ビンス関与?

■ WWE SmackDown
日時:4月28日(現地時間 日本YouTube日曜以降)
会場:米テキサス州コーパスクリスティ アメリカンバンクセンター

■ WWE RAW
日時:5月1日(現地時間 日本YouTube水曜以降)
会場:米テキサス州フォートワース ディッキーズアリーナ

 本誌で繰り返してきたように『レッスルマニア』が終わって、かといって次のPPV大会には間隔がありと、エアポケットに迷い込んだように特に紹介するほどのものがない消化内容の番組が続いていたが、奇しくも日本のGW期間にドラフト会議である。
 2日間にわけるのみならず、傍系番組での発表とかも追加があったのだが、初日のSmackDownこそ247.3万人視聴者と大きくジャンプしたものの、興味が持続しなかったのかRAWは数字がガクんと落ちるなど、イベント番組としては課題を残したのかも。

 NXTから大量の選手名が読み上げられとかは、まったく想定内のことなんだが、結局やっぱり黒人巨漢のオデッセイ・ジョーンズを取るのかと、予想してなかった名前もある。全部を見ている専門媒体目線では、やはりJDマクダナがイチバン嬉しいことになろう。また、女子タッグ戦線はSmackDownもRAWもまったくダメだったので、英国スコットランドの怪奇派アルバ・ファイア&アイラ・ドーンだけでなく、過小評価されてきたカタナ・チャンス&ケイデン・カーターも取ったのは、正しい判断だと本誌は活字に残しておく。

 半年以上続いたサミ・ゼイン&ケビン・オーエンズとウーソズの抗争を、SmackDownの番組トリに「もう1回」とやって、これを最後にBloodlineを2つにわけたのが特筆事項となろう。もっとも例によってロジックになってない選考もあり、ましてトリプルH政権の大枠に変更はないが、エンデバーへの身売りを成功させたビンス・マクマホンの影が見え隠れするのも懸念材料であろう。御大の好み、趣向というのは、長年のフォロワーにはわかるものなのだ。

 また、フリーエージェントなる新カテゴリーがあり、最もギャラが高いブロック・レスナーや、便利屋のドルフ・ジグラーの名前があるのは苦笑いなんだが、イマイチ意図がわからない選手も入っている。まぁ、作る側で「お前がやってみろ」となればシンドサもわかるから、とりあえずは様子を見るしかないだろう。
 日本から目線なら、中邑真輔が初めてRAWというのが注目点かも。ダメージ・コントロールの解体は、まだ先のようなのだった。


【RAW 男】
コディ・ローズ
インぺリアム(元ウォルターのIC王者グンサーがNXT UKのジニーと再婚 ルドヴッグ・カイザー、ジョバー二・ビンチ)
マット・リドル
ドリュー・マッキンタイア
ザ・ミズ
中邑真輔
バイキング・レイダース(レイモンド・ロウ&ハンソン) w/ヴァルハラ(クレイジー・マリー⇒サラ・ローガン)
デクスター・ルミス(インディ・ハートウェル夫人)
マキシマム・メイル・モデルズ(マセー&マンソワー)
アポロ・クルーズ(NXTから出戻りになるが・・・)


セス“フリーキン”ロリンズ
[統一タッグ王者]ケビン・オーエンズ&サミ・ゼイン)
The Judgement Day(フィン・ベイラー、ドミニク・ミステリオ、ダミアン・プリースト)
ザ・ニューデイ(コフィ・キングストン&ゼイビア・ウッズ)
凸凹組ブラウン・ストローマン&リコシェ
ブロンソン・リード
アルファ・アカデミー(オーティス&チャド・ゲイブル)
ジョニー・ガルガノ
エンジェル・ガザ&ウンベルト・カリージョ
戸沢陽
リデック・モス(マッドキャップ・モスから元に戻す)
インダス・シャー(ヴィア&シャンキー) w/ジンダー・マハル
オデッセイ・ジョーンズ(NXT)


【女子】
ベッキー・リンチ
インディ・ハートウェル(NXT デクスター・ルミス夫人)
キャンディス・レラエ(ジョニー・ガルガノ夫人)
ナタリア
チェルシー・グリーン&ソーニャ・デヴィル(かの家宅侵入事件ストーカーに15年の刑判決
ゾーイ・スターク(NXT)

[SmackDown女子王者]“The Eradicator”リア・リプリー(ベルト交換予定)
[WWE女子タッグ王者]リブ・モーガン&ラケル・ロドリゲス
“WWE Hall of Famer”トリッシュ・ストラタス(まだ名前が呼ばれるのか? 現役なのか)
ロンダ・ラウジー&シェイナ・ベイズラー
カタナ・チャンス&ケイデン・カーター(NXT)
ニッキー・クロス(歴史学で修士Master’s degree卒業へ)
デイナ・ブルック
パイパー・ニーブン
ザイア・リー
ティーガン・ノックス
エマ(リデック・モス夫人)

【SmackDown 男】
ローマン・レインズ&ソロ・シコア w/ポール・ヘイマン(Bloodlineと別れることに)
ストリート・プロフィッツ(モンデス・フォードだけの噂が出ていたが、アンジェロ・ドーキンスも一緒)
エッジ
ボビー・ラシュリー
The O.C. (AJスタイルズ、アンダーソン&ギャローズ、ミア・イム)
Hit Row(アシャンテ・ジー・アドニス、トップ・ドラ、B-Fab)

[USヘビー級王者]オースチン・セオリー
ウーソズ(ジェイ&ジミー兄弟)
Latino World Order=LWO(レイ・ミステリオJr.、サントス・エスコバ、クルス・デル・トロ、ホアキン・ワイルド)
キャリオン・クロス&スカーレット
LAナイト
リック・ブーグス
プリティ・デッドリー(NXT エルトン・プリンス&キット・ウィルソン)
キャメロン・グライムス(NXT)
グレイソン・ウォーラー(NXT)
JDマクダナ(NXT)
The Brawling Brutes(シェイマス&リッチ・ホランド&ブッチ)


※現地4月28日のSmackDown、ドラフト初日より

【女子】
[RAW女子王者]ビアンカ・べレア(ベルト交換予定、モンデス・フォード夫人)
ダメージ・コントロール(ベイリー、紫雷イオ、ダコタ・カイ)
アスカ
アルバ・ファイア&アイラ・ドーン(NXT)
レイシー・エバンス
シャーロット・フレアー
ゼリーナ・ベガ
“The Empress of Tomorrow”アスカ
ショッツィ・ブラックハート
ターミナ

 SmackDownのトリは、当面最後になるサミ・ゼイン&ケビン・オーエンズvs.ウーソズだった。

【フリーエージェント】
オモス w/MVP
ムスタファ・アリ
ドルフ・ジグラー(便利屋ですから)
ヴォン・ワグナー(NXT おや?)
バロン・コービン
シェルトン・ベンジャミン&セドリック・アレキサンダー(名前が残ってるだけでも凄い)
アライアス
ザイオン・クイン(NXT え?)
ブロック・レスナー

 残念ながら3時間番組RAWは、だんだん視聴者がチャンネルを変えだして最後は落ちてしまうパターンに陥っていた。ミズのWWE貢献度は非常に高いとは思うが、オーストラリア出身のグレイソン・ウォーラーが上がってきたのは「しゃべれて、ギーク役もやれる」だけに脅威だろう。
 あと、日本からの視聴者にはピンときてないのかもだが、アルバ・ファイア&アイラ・ドーンといい、外国出身の選手割合が増えていることも指摘しないといけないのだ。


Stand&Deliver同期CヘイズNXT戴冠Bブレイカー卒 JガルガノGウォーラー


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